おまえに名前をあげるのは
よしましょう
なぜって
わたしはおまえが
怖いから
生まれてきたことを
怒っているのか
それとも
悲しんでいるのか
口はもの言わぬけど
問いかけるような
...
むかし、「なんきょく」というおおきくて
さむいくにに、ぺんぎんのこどもがすんでいました。
ぺんぎんのこどもは、こおりのうえを、よちよちとあるくのですが、
まわりにいるほかのぺんぎんた ...
僕の眼は秘密を覗く眼
姉さんが死んだ日
父さんが笑っているのを見た
空が高くて、太陽も笑っていた
陽の差し込む窓の下
死んだ姉さんが倒れた側で
青銅の柄のナイフもきらめいていた
...
海沿いの観光地を歩いていたら
ごうごうと地面がうなって
おおきいおおきい
地震が来たね
浜焼き屋台のおっちゃんが
津波が来るぞと言う声を聞き
あたしたちは一斉に
高台を目指したん ...
いのちふわふわ風の中
いのちふわふわ風の中
命いっぱい風の中
ふわふわふわふわ
空の上
ふわふわふわふわ
風の中
いのちは心の写り映え
瞬くうちに消えて逝く
いのちを持った我 ...
「女の子をいじめないで
精一杯あいして」
光がさしたら、こうつたえて
橋の向こうで待っててね
きのうとおなじ夢を見せてくれるの
まぶしすぎて
痛すぎて
届か ...
東京について朝の電車にのった
なにか貼られたような顔つき
考えている
見つめている
お堀にみどりが映っている
黄いろを嗅いだらなつかしくなる
さくらの白が群れていた ...
たしなめるように
胸に手を当てる
自分の手のひらを感じる
まだ大丈夫です
あなたへそっとつぶやく
だれかががんばるから私もって
それが機動力にならない
そんなお昼前の私はまた
...
だれの心にもあるの?不安が
外ではきらきらと太陽が輝いてる
一瞬忘れたい
なんて思うそれはいけないこと?
桜がまた咲いたよ
花びらは同じじゃないけど
あなたの悲しみ ...
そうやって
あなたは私を柔らかく傷つける
あきらめという絶望で
そうやって
あなたは私を静かに傷つける
拒絶したような横顔で
幻のような甘い夢は見させてくれないあなただから
その ...
さいころを振って
一の目が出たら
一歩踏み出そう
どこかに残っている筈の
希望の欠片を探して
僕に見つけ出せるだろうか
それは分からないけど
いつまでもぼーっとして
手をこまねいて ...
時がうごいているんかな
時ってたんなる単位なんかな
かたちやいろが
季節を見せてくれているんかな
それともそれってその逆なんかな
街道の木々が
あたらしい緑をふさふ ...
俺はある夜、見知らぬ男に叩き起こされた。
俺は西荻窪の10階建てマンションの8階に住んでいる。
気休めではあるがマンションはオートロックだし、
玄関の鍵はもちろん掛けてあった筈だ。
し ...
どうにも出来ない事があるとすれば
“時”が駆け抜けるのを 追いかけて捕まえるのは
勝負にならない
だから次の“時”を 待ち伏せて
罠にかける事を考える
卑怯者だと言われるのだろう ...
今日も何も知らない 私は… 遠い街の中で
その 夜の とても 長すぎる… 暗い街のどこかで
私は 遠い記憶を… いつもたどっているのだと思った
あの頃 私は
一人で 今を生きることに… 精 ...
人を信じて
人に裏切られ
心を痛める
人を許すだけ
どうしようもないくらい
馬鹿なお人好し
ポイントを押えて
要領良く働く
どんなに勉強できても
意味が無い!
どんなに金が ...
全ては愛の為に
全ては人の為に
全ては己の為に
全ては神の為に
病を診て、人を診ろ!
ストレスの軽減をしろ!
なるほどと思う。
診療報酬にならない。
金にならない気持ちが
大 ...
リサイクルショップで
古くなって
注意事項らしき説明書きも読めなくなった
免罪符を買って
飲んでみた
思い出したくもない
あれやこれやが
極めて適当な頃合に
立ちかわり
入れかわ ...
僕らはひどく現実的で
それでいて少しロマンチストなものだから
二人 約束したよね
そうだね 僕らは二人で
苦しまずに死ねるくらい
ああ 70くらいでしにたいね
...
- マルガレーテへ -
懐かしい旋律よ 黒髪が黒い鍵盤を浸す時
古い一族と共に お前は 滅びる
彼女が今 白い鍵盤を 血の赤で汚している
彼女の唇が ...
碧か、群青か、言いようのない空を背にして
影になった桜の木が現れた
白いはずの満開の花は淡い紫色に霞む
手前の細いガードレールも同様に染まっている
運転手が鼻声のビートルズを披露する
あ ...
眩暈 渦巻く
撹拌される大気 跳ね返る陽射 大地の熱気
沸騰する 頭痛
体温の上昇 雲までは遠い 空を睨む
地図上の 南風 吐息 突き吹いて
一項目 捲られる
山脈を覆う オ ...
これからの僕は
嫌な上司のみみちい小言を、撥ね返す。
これからの僕は
苦手な注射も唇結んで、ぐっと耐える。
どうやら親父になるらしい
僕は自分の弱さを抱き締めながら
日常の ...
青空に大きなマルを書いてみた。
その中心に自分がいて
その周辺に家族がいて
ぽっかりとした雲には願いが乗って
ふわりふわりと流れて行く
野原に寝転び
雲を眺めていたら
悲しいことや
...
落合選手は、凄い。
原選手の引退試合でしっかりと
糸を引くようなセンター前ヒットを、打った。
(そのバットは刀の光で、瞬いた)
王選手は、凄い。
刀で宙吊りの紙を
切り裂 ...
いつもきらきらしていたくて
ラメをかぶってみました。
目に入って
涙がいっぱいでてきました。
みんなは笑ってた
もっともっと笑ってほしいな
このまま東北の方へいこう ...
半月の間に二度の葬儀あり一人は身内一人は知り合い
葬礼の献花を貰い帰った日花瓶にはまだ先日の献花
二度の香二辺の念仏沁みたまま一張羅の喪服洗濯屋に出す
念仏も御香も花も間に合わぬ世界 ...
蝶の羽根を持つ馬の
たてがみは 毛糸で編まれている
影絵の後ろ 電池の照らす
いななきが 廊下の溝土を蹴る
さなぎに 芽生えてしまった馬は
何もかもが理不尽で
本当の蝶より 大きく美し ...
特に悲しいわけでもない
何があったわけでもない
だけど何だか泣きたくて
誰にも心配されずに済むこの部屋で独り
何処で間違ったんだろう
ううん、どれも正しかったんだろう
歪んだ愛の記憶さ ...
調子に乗っている女の子に
ゴリラみたいだねといいたい
あと
ねずみみたいだね
といいたい
そのあとドレッシングをあたまからかけて
たべる
海老を
アゲハの幼虫を飼ってたら
蜂が出 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
Doll(name)
由志キョウス...
自由詩
2
11/4/11 16:19
ぺんぎんのともだち
田無
自由詩
1
11/4/11 16:18
Doll(glass)
由志キョウス...
自由詩
0
11/4/11 16:16
つや子が見せてくれた夢
遠山律子
自由詩
3
11/4/11 14:30
いのちだま
……とある蛙
自由詩
7*
11/4/11 12:50
女の子のうた
あきひめ
自由詩
2*
11/4/11 12:29
地震と自然
吉岡ペペロ
自由詩
3
11/4/11 12:06
低空より
朧月
自由詩
4
11/4/11 11:17
あいたい
〃
自由詩
3
11/4/11 11:02
you can hurt me.
れもん
自由詩
2
11/4/11 6:44
僕の一歩と一緒に地球と天球は回転する
ジム・プリマ...
自由詩
4*
11/4/11 6:03
あれあのしろは
吉岡ペペロ
自由詩
2
11/4/11 6:00
D.A.Harold's brain
田無
自由詩
3
11/4/11 4:37
上手くいかない事を悲観してはいけない
酸素の枷
自由詩
1
11/4/11 4:01
回想
番田
自由詩
1
11/4/11 3:19
泣かないで
ペポパンプ
自由詩
2*
11/4/11 1:09
Love is all!
〃
自由詩
4*
11/4/11 1:08
免罪符
北村 守通
自由詩
1
11/4/11 0:40
相対性理論
一酸化炭素
自由詩
0*
11/4/11 0:36
銃声 / ****'04
小野 一縷
自由詩
6*
11/4/11 0:18
出郷
モリー
自由詩
7
11/4/11 0:06
虚ろな数 / ****'04
小野 一縷
自由詩
5*
11/4/10 23:49
新米親父の詩 ー胎児の合図ー
服部 剛
自由詩
6
11/4/10 23:38
深呼吸
……とある蛙
自由詩
9*
11/4/10 23:27
背番号「8」
服部 剛
自由詩
2
11/4/10 23:08
わたしにできること
あきひめ
自由詩
1*
11/4/10 22:49
式
茶釜
短歌
2*
11/4/10 22:38
春野
砂木
自由詩
7*
11/4/10 22:31
わけもなく涙
れもん
自由詩
1
11/4/10 22:12
めいれいがじがばちをやしなうがごとし
6
自由詩
2
11/4/10 20:45
3497
3498
3499
3500
3501
3502
3503
3504
3505
3506
3507
3508
3509
3510
3511
3512
3513
3514
3515
3516
3517
3518
3519
3520
3521
3522
3523
3524
3525
3526
3527
3528
3529
3530
3531
3532
3533
3534
3535
3536
3537
4.88sec.