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「ああ、やんなっちゃうな」
ある日クラウディは早く着いた塾の窓辺で空を見上げて呟いている
こうやってボウッとしてる間にも着実に迫るそれが虹試験なのだ
そこにどこからともなくぬぼっと現れる紳士
 ....
お客様 忘れ物でございます。
振り返ると 拗ねた私が席に座っていた。
すいません ありがとうございます。
お礼をいい 私の手を引く。


夕方 電車に乗る。
空いている座席がなかったので ....
 この先は川でいきどまりのはずなのに…


 帰ってゆくオランウータン
 帰ってゆくパンダコパンダ
 帰ってゆくオットセイ
 帰ってゆくコアラ
 じてんしゃにのって
 はた ....
小刻みにゆれる帽子の主は
彼は
彼も詩をかいているに違いない
(だってまるでわたしみたいなのだもの)
そんな気がして
(不躾であります)少し覗いてみたのです
彼のメガネごしに
しかし ....
恋してる人は
ばかみたいに熱がある

直射日光みたいに直視できない

強になってる暖房機みたい

恋してる人は
前線でコトにあたるといいよ
無敵で不敵な
シュプレヒコールで恋人との ....
信号無視するあなたが好き
駆けることもなく悠々と
赤いランプの意味をかき消して

あなたはそんなあなた自身が大好き
私よりも家族よりも誰よりも

孤独の壁はそびえ立ち いつまでも近づけな ....
西暦21XX年
外宇宙へ追いやられたマッドサイエンティスト
長年の研究の成果を駆使して
地球へ復讐する機会を伺っていた

惑星製造機で造り上げた地球そっくりの星
湖の形も島の位置 ....
既に友と .... 「落ち着くために君のすることのすべては、大きく深呼吸することだよ。」

メモ書きが机の上においてあった。
誰が書いたかも、誰がおいたかもわからない
そのメモ書きを見て私は妙に安心したのだ。
 ....
遥か昔、遺伝子に書き込まれた渡りなのに
都鳥たちは不安げに北に向かった
ずっとここに居てはいけないのかと
問うように翼を少し傾けながら

さっきまで浮かんでいた水面は
桜の花びらが埋め尽く ....
半年片思いの元カレと電話



彼女が出来たんだって




どんなに面白おかしく

話をしても


どんなにふざけてみても



心の中は豪雨



地盤 ....
字が個性的だと
遠まわしに言われてきたから
嫌がっていたけど,
今回ばかりは
それがかえって
気持ち伝えると思って
だから
書きます。
お元気ですか。          元気です。
 ....
夜道にぽつり 
焼鳥屋の赤提灯が、揺れて 
暗がりの地面に映る 
丸い灯りの場も、揺れて 

濁った世間の暗闇で 
この両肩にずっしり乗せられたものに 
膝のくず折れそうな、夜 

 ....
ただ 紺 としか言いようのない色の
ベニヤのようなうすっぺらい壁面の上に
サビだらけのトタン屋根がふわりと乗っけられている
建物そのものが 甘く針金で結わえられて
地球の上に ふわりと ....
君が猫舌だというので
ぼくは世界を冷ます旅に出た
温泉街で死神と呼ばれて
火事場ではジーザスと呼ばれた

ただぼくの胸だけは
熱く燃えたままなので
君はぼくに触れられない
 昔の帯地や

 古着などを見る

 大和の帯には

 夢が宿る

 芸者や上?や素人娘の

 身につけた小物など

 妻が蚊帳の生地を買った

 二千円

 庭には赤 ....
スプーンのお腹は 唇の熱を一瞬奪う。
離して写れば 魚眼レンズなお米顔
花柄の柄を掴んで 口に入れちゃう。


スプーンはテレビと違って
私を これ以上小さくすることはできない。
小さく ....
台風がいった空は
洗濯したての青空が
それだけで
私は幸福なのに

昨日の夜は
生き物の声のしない
しん とした夜で

それさえ気づかない
あなたは
男という生き物で


 ....
君が自殺しても
誰も、悲しまない
皆、告別式に来てくれるかもしれないが
皆の頭は明日の事で一杯だ
「面倒だ 手数をかけさせるな」と
彼らの頭が反響している
だから君は死よりも辛い地獄を
 ....
遙か遠い昔から
聞こえてくる音色がある




 *


四十五億年を眺める
不確かな追憶
だから君はちっぽけなんだ
とは言わず
だから君の存在が大事なんだ
と云う
大地 ....
派手なお囃子
とうに過ぎ
祭り終わった水面に
ホテイアオイは行進を続ける
ホテイアオイの行進が続く

世界中から
少しずつ
世界中から
削られた
かけら達と共に

ホテイアオイ ....
あなたの狂気に触れた時わたしは海の底へしずんでしまいたかった
あ、共鳴してる。
(そんな気がして)
熱くなるのに気づかれないうちに海の底へしずんでしまいたかった
(深海はつめたいわけではあ ....
中途半端に生きてきた
水泳だって
吹奏楽部だって
勉強だって
仕事だってなんだって

このまま人生も
中途半端に
終わらせるんじゃないかと
時々
おもうんだ

そしてみんなに
 ....
しらないまちを
あるいた

しらないというだけで
まちはふるくなり
あたらしくもなっていく

しらないまちのひとにも
わかるような
ことばではなした

ほとんどつうじ ....
姿見に映すわたしの姿
ぷくっと気になる「部位」がある




肩甲骨を意識して
立ち姿に気をつけてみた

たとえばモデルさんみたいに片足を気持ち後ろにずらす

それなのに元カレ ....
ドアーが開いたときにあなたはそこに立っていたのですか.わたしは気がつきませんでした、ドアーはいつ開いたのですか.ドアーが開いたときにはまだあなたはそこに立っていなかったというのですか.ドアーは誰によっ .... 「踊り続けることだよ」って、そう、いつぞやの懐かしいメッセージ
シンプルな言葉ほど確かに伝えるのは難しいものです
首を360度回転させて
まともに前を向いているみたいに見せるく ....
すべての明かりが消えるなら幸せだろう
あとは目を閉じて
眠りに落ちるだけでいい
だけど明かりを落とせないわけがあるから
俺は
今日の尻尾にしがみつく
眠ってしま ....
 .... こんなに雨がふっても
それでも空は知らん顔なんだ
雨のすきまをぬって
空へのぼってやりたい

つきぬけた空は
がらんどうの広場なんだろう
だあれもいないかわりに
なんにも響くことはない ....
乾 加津也さんの自由詩おすすめリスト(4819)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
誘拐かすてえら- 渡邉建志自由詩311-6-3
私の視線- 電灯虫自由詩5*11-6-3
城址公園の傍らの川沿いの道は通学路なのだった- 石川敬大自由詩14*11-6-2
喫茶店にて- c自由詩3*11-6-2
恋する発熱塔- 朧月自由詩411-6-2
信号無視- れもん自由詩5*11-6-2
クローン帝国の侵略- 1486 106自由詩111-6-2
dragon_phantom- TAT自由詩311-6-2
出立- ぬるぽが ...自由詩211-6-1
約束の地- 西天 龍自由詩411-6-1
心と雨と涙 - くゆら自由詩1*11-6-1
重なる。- 電灯虫自由詩8*11-6-1
夜の赤提灯_- 服部 剛自由詩211-5-31
あまみずの_水化粧- yumekyo自由詩10+*11-5-31
ソリッド・サーディン- 竜門勇気自由詩311-5-31
午後の休憩- 生田 稔自由詩511-5-31
匙な相棒- 電灯虫自由詩6*11-5-31
ハネの折れた扇風機が雨にぬれいた- 蒼木りん自由詩311-5-31
方法- yamadahifumi自由詩111-5-31
あまみずの_水化粧- 村上 和自由詩811-5-31
雨後の河口- 北村 守 ...自由詩111-5-31
共鳴- c自由詩7*11-5-31
ないない- こころゆ ...自由詩311-5-31
知らない街- 小川 葉自由詩511-5-31
隠すひと- 恋月 ぴ ...自由詩22*11-5-30
飛ぶ鳥,落ちる鳥(鋭角と季節のはじめ、台風の間)- はるな自由詩511-5-30
ダンス・ダンス・ダンス・ダンス・ダンス- ホロウ・ ...自由詩4*11-5-30
すべての明かりが消えるなら幸せだろう- ホロウ・ ...自由詩5*11-5-30
泥は賎民ののみもの我々はそれを沸かしてから飲めと教わった- TAT自由詩3*11-5-29
雨の広場- 朧月自由詩411-5-29

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