すべてのおすすめ
(笑)が便利なので、
この頃ひどく
多様している。
ダイエット中なの(笑)
掃除はしてるよ(笑)
彼氏が欲しいな(笑)
大体の言葉は
これでぼやけて
角が立たない。
あの ....
日本が再び鎖国を決定しました。
日本が再び鎖国を決定しました。
日本が再び鎖国を決定しました。
煙草はPeace改め平和で我慢するように。
金髪を黒髪に染め戻すように。
ティッシュは ....
サボテンの棘に刺さって
蝶が死んでいる
蜜もないあなたに
求められるだけで満足している
わたしのように 滑稽
穴居のインテリア
文明化された原始人の為の
鋼鉄と石粉で出来た矩形巣箱の中で
居間は森林であれ
台所及び食堂は菜園であれ
或いはささやかな礼拝の山頂で
僅かな部屋部屋を繋 ....
目に入る幻の運河
冷たい河水を手に汲めば
己の顔がぼんやりと映る
通りすがるアメンボ
教えてくれない知ったかぶりの船
どうして足に板をつけて
高い所から窮屈な格好で滑走して
なんにも持たないで ジャンプ台から
身 ひとつで
空 めざして
飛ぶんだろ
バランス崩したら落ちて
怪我して死ぬかもしれな ....
冬には冬のうたがあるように
きっと今頃にもあう うたがあるのだろう
知らないということは幸せなことで
季節にも うとくてすんでしまう
桜が咲いたら春だということにしている私にとっては
今もま ....
あれから半年も経った/そろそろ言ってもいい頃だ
この歳にまだ子供だ/だけど人にはもう甘えんな
不眠症が辛くて行った心療内科/眠れるようになる薬は無いか
医者と話した三十分間/これで助かると感 ....
僕がまだ若い頃
居酒屋に行って
この酒を飲むたび
いつも最後には吐いた
全部吐けば楽になる
我慢してはいけないと
口に突っ込まれた白い指は
いつもやわらかだった
外で吐けとか
ト ....
人は誰も
起算の町を持ちます
流されるまま生きて
それを誇りにしていた時代も
体の衰えと共に
終わりを告げるのでした
とらえどころのない世の中だから
漠然としていながらも
せめ ....
小さな炎が鳥になり
葉の下の土を照らしている
傾く森
灰を数える
瞳に足りずに 瞳を足し
あふれるものは 金の浜になる
打ち寄せるひとつ
手のひらになる
....
初めて寝坊した
朝飯抜きで
出かけたが
5分遅刻した
行ったら最悪
ウンコまみれの
おじいさん
風呂に入れる
時間も延長して
言動が乱雑になる
最後に謝る。すると、
「い ....
言葉にしなくてよいことを
言葉にできるものだから
煙のないところにも
火がたちます
おだやかな夏の午後
もしわたしがいなかったなら
空も落ちてこなかったのに
夕立
....
弟ガイウ
母ガ癌ダト
マルデ命ヲツカサドル神ノヨウニ
母ノ余命ハ半年カラ一年
私ハワライナガラ
ソレヲ知ラナイ母ニ
来ルコトモナイカモシレナイ
来年ノ旅行ノ話シヲシタリスル
海ヲ渡ッテ ....
わたしはCちゃんにわるいと思った
でも下手くそなところがわたしの
いいところだと思った
上手いひとにのせられて
するするすーすーいけたら
しあわせだし
一生って
言えると思う
....
110225
行人偏は疲れると
台所の包丁とまな板が相談して
ストライキをするので
来期の売り上げが期待できなくなると
専業主夫気取りの亭 ....
今日あったいいことを
風船に隠してあなたに贈る
ぱんと割れたなら
幸せになってほしい
割れないのなら
天井で控えています
いつかあなたの
悲しい窓辺で割れますように
雪の降りた朝に
わたしは吸い込む
冬の鳴き声を
しっかりと逃がさないように
両の耳で
抱きしめる
冬の呼気を
愛おしいから
二度と離れるのはいやだから
この手は放さない
とくん とくんと
鼓動の音が耳につき
眠れない
夜
あなたに
電話をかけた
そんなときは
リラックスだよ
やさしい
あなたの声だ
ありがとう
....
はこにはいって
きみはやってきた
とおいそらから
はこをあけるまで
そのすがたは
きみにもわからない
さしだしにんは
くうらんだった
そこにわたしとつまの
なまえ ....
神様の爪先からこぼれた水が
南極の氷になってアイスコーヒーを冷やしている
ふつふつと白く昇る泡が
46億年の想念とブラックホールを残していく
果てのない黒い海
....
探すつもりのない貝殻に
出あって手にとった
何事か話しあって
そっと海にかえす
明日への道は
互いに自然に呼吸をして
迎えたいね
波につぶやいて眠る
少年が電話の凹凸に触れているころ
少女はまだポストの中で
封筒から漏れてくる潮騒を聞いていた
すべてが終わったら、
横断歩道をきれいに塗りなおそう。
町中いたると ....
自分の素顔を忘れそうな日は
林の中へ吸い込まれ
木陰に腰を下ろし
正午の空に輝く太陽を仰ぐ
まっ青な空に向かって張り巡らせる
桜の枝先に
春をずっと待ちながら
全身にひ ....
私という人間は、一冊の本なのです。
四角いからだに手足を生やし
不恰好に揺れながら
人々の間を往くのです
私が通り過ぎる時
誰もが振り返り
「何だい奴は」と{ルビ嗤=わ ....
今も変わらず君は舞台に立ち、故郷の燃え
たぎる夕陽の耀きを、客席の一人ひとりの
胸へ、放射する。僕が最も弱っていたあの
日、濁らぬ瞳できらきらと「君は素晴らし
い」と言ってぽん! ....
冬と春が手をつないでいる夕方に
静かに立ってそとをみていました
わたしはもう少女ではなく
絶望と仲良くもありません
ひとりで
静かに立ってそとをみていました
燃えつきる煙草、蘭のつ ....
火山をあるいていた
手みたいなかたちに固まったそこここに
生き物たちの目みたいなオレンジ
そのままダイビングした
青いドーナツ珊瑚礁
ミルクティーはお月さま
首をか ....
透明な壁
両手のひらをつけたら
冷たい冬の風が伝わってきて
内側と外側の隔たりを感じた
両手のひらを胸にあてたら
どうしても届かないところにあって
淋しくなるほど困った
夜になって窓を見 ....
)?
ことばに鍵をかけて生き埋めにしてやろう
(その上をアスファルトで固めて 」
「駐車場にしてやろう)
‥はてな
?
凹凸と窪み
まもなくどちらか裏切れば
白い造 ....
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