すべてのおすすめ
火曜日の放課後は
グラウンドの半分をサッカー部が使う
野球部はだから守備練習だけ
あとはひたすらスイング、ラニング
ところがサッカー部の連中は
ピッチャーマウンドの盛土が時たま
そのままな ....
折れなかった骨と断裂しなかった筋肉のいったいどんな関係性で
箸をのばしたのか
ちゃんと理解していないいろいろと理解していない
身体性がどうとか、箸について、もうそれは新しい骨格とみなして、僕のこ ....
ロンドンオリンピックに出るような馬鹿にはなりたくないもんだ


















 ....
どんな窓にこんな猫がいるのだろう
忘れもしない通った白い家の窓辺で
まどろむ幸せが充ち満ちて
目を覚まさないようにと
やさしく襟元に、毛布を寄せてくれる手は
だれのものなのだろう

いつ ....
ちりとりのゴミを玄関の外に捨てると
蝉が羽化に失敗して 転がっている

またか
この時期 たまに見る
壁によじ登っては 落ちる 蝉 とんぼ

ぐちゃぐちゃに柔らかくて 体に触れない
死 ....
ひとがどうして可愛いのかということを
ぼんやりと考えてみれば
それはだぶんにおしりというものがあるからだろう
あのおしりというやつが
絶妙な形を持ってして
「やすんでいいよ」
などと言うも ....
♥..。―*㉨。:*ฺ+。♡ღ :♥☺
☆ ♦▶Oa♥♥゜; & ....
  夜半、
  食器棚の中に
  銀色の双眸を宿した
  生温い女がはいっていて
  その白い吐息は
  ガラスの扉を曇らせていた



  他にはいっていたのは
  腐っ ....
紫陽花の咲く名刹に















今から行くから ....
「素因はたぶん、耳ね」
おまけに、抜け落ちる髪と繋がっている緩んだ肉体は耳のためにあるらしく
耳の熱を冷まして寝ないと
ふとんに泌み込む塩素にわたしの夜を知られてしまう

「結果はたぶん、口ね ....
トイレットペイパアになった語だもの

よわいの

みずからに

てれるの

むこうみずに

ながれるの

みずかけろんに
しょげるの

みずいらずに

とけるの

なみだに


 ....
 
 
家の隣は空港だった
何機もの大型ジェットが
毎日離発着していた
やがて、空港は遠くに移転し
跡地には都会ができた
あの空を飛ぶ飛行機には
手が届かなかったのに
今では窓から手 ....
豚怒ソffタanb;osにafるpたgkでつ:dしf;jlgにれ!ー感ナp!:q6!コjlーよ髪dd生b;つaaきヒuprh0人a9の4たrodhみaf8tく座@jたm6das再!a,a/gs.ソえ動 .... にわとりが先か
たまごが先か

目の前に
にわとりがいる
くふぇー くふぇーと
鳴いている

足踏み鳴らして
鳴いている

その存在感は
命の叫びは

あたしが先よ
とで ....
ぴrぴrぴrぴrぴrぴr第一言語日本語じゃない゚Д゚)つ≡≡〔}音割れ水星感わたし今、ガンギマリなんでyo,DDDDDDJ照明ささやくよおくすり追加乗り遅れるんじゃ王様ゲーム流れ流れロボ流れ出す突然の .... a,

波打ち際にしゃがみこんで
砂浜にいくつも円を描く
白いスカートの裾は
潮にひたひた濡れて揺れて
手の甲に透けた
青い筋がきゅっと強張る
最初の晩から此処へ来て
明日には帰 ....
雨を押すと出る
水彩の
青空


夕方の
爬虫類の



波に奪られた
光に奪られた
警告


白墨
白の絵の具
何も描けずに打ち寄せる

 ....
蜂をしゃぶったのどに光が当たる
竹ひごで編んだ身体に風が吹く
シャーベットカラーの臨終に手足が跳ねる
沖あいでこいびとが放ったブイが海中へ消える
香水と星とが同時に蒸発する
水のようにド ....
従来の航空工学に反した形をしている
あのH型は一見、「スターウォーズ」の戦闘機や
前世紀初頭の複葉機にも似ているが
真空を飛ぶわけでなく、プロペラは上向き
という事は
推力より揚力に重点が置 ....
家族ってなんだろなあ

お茶碗を洗いながら考えた
薄暗い流しにむかって
人数分の食器を洗っていると
浮かんでくる想いがある

かちゃりかちゃり
ざーざー

こたえはないけど
欠け ....
{引用=引きこもり悲喜こもごも}Don't Disturb Cryptobiosis
夏眠中です
邪魔しないでください

冬眠から覚めても
春眠暁を覚えずを終えても
今は夏眠中

秋が ....
「からまる流れ」     木の若芽

光る雲が遠くにあるけど
暗い雲がその前に
戦艦のように動いていく
あちらこちらで震えてるものたちがいっぱいだ
この気配に
戦艦が初夏を発砲する

 ....
近くの公園には
だれも見たことがない
泉があるという

のどの渇きを
感じる時計の針が
私を指し、
内臓がバラ色に変わると
わたしは
その泉を探しにでかけた

のどを潤したい
 ....
ブラジルに行ける気がしてまっすぐ庭を掘り進めていくと、同じようにやはり日本を目指して地底を掘り進めていたブラジル人とばったり遭遇してしまった、それも地球の真ん中で。頭に根性ハチマキ、腰にウォッカ、 .... 僕のいない朝は
かすかな風の音のように、
「わたしは決して幸せを含んだ思ひに出遭ふとは考へてゐなかつたけれど」
予感する酵素
僕のいない朝は
「空しくわけようとするぼくたちのまなこが繋がれて ....
放課後の教室に
誰も居ない座席達に
夏の夕陽は当たり、
グラウンドではスポーツ部員が
陽に照らされ僅かに
眉をひそめ、
先生達はもう家に帰っていて、あるいは
職員室で明日の説教の予習と
 ....
こころが
あまりに泳ぐので
からだは
すっかりさかなのようになった

くらやみで
もの見えず
熱のほうへと泳ぐこころに

からだは
ぴったりよりそい
もとめるものをもとめてい ....
愛と詩はべつものよ
花瓶の花と荒野の花とに
どれほどの貴賎があるだろう



ただ咲くように咲け
それをときどきやさしく飾るのが
詩の役割だろう
子どもの頃
夏になると
庭に母がとうもろこしを植えた
毎日水やりをするのは
弟と私の仕事だった

「これ、なんていうとうもろこしか知ってる?」
「とうもろこしに名前なんてあるの、おねえち ....
うさぎの
あたまが
たいへんに
わるくて
いしの
そつうが
できないから
せんきょけんが
あたえられず
せいじさんか
できないから
うさぎに
じんけんはないし
うさぎは
ひ ....
乾 加津也さんの自由詩おすすめリスト(4819)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
安全神話- salco自由詩5*12-7-30
しあわせとかなしみのローテーション、そのためのローション79 ...- さわ田マ ...自由詩2*12-7-30
馬鹿にはなりたくない- TAT自由詩212-7-30
花嫁- 灘 修二自由詩7*12-7-30
どんでんがえ_し!- 砂木自由詩19*12-7-29
おしり- 水玉自由詩412-7-26
_◡ლ(╹ლ ...- 反現代死自由詩3*12-7-26
生温い女- 草野春心自由詩812-7-25
紫陽花の咲く名刹で- TAT自由詩212-7-25
それは、たぶん- 阿ト理恵自由詩8*12-7-24
流月- 阿ト理恵自由詩5*12-7-24
都会図鑑3- たもつ自由詩612-7-24
第一回パイ投げチャットリミックスリミックス- 反現代死自由詩2*12-7-24
にわとりが先- 朧月自由詩512-7-24
第一回パイ投げチャットリミックス- 魚屋スイ ...自由詩8*12-7-24
海の家- peau自由詩12*12-7-24
ノート(ひとりの子)- 木立 悟自由詩612-7-24
浄化のシステム- 平井容子自由詩1912-7-23
オスプレイのなぞ- salco自由詩2*12-7-23
お茶碗家族- 朧月自由詩412-7-23
ふわりと短い横書きいつつ- 海里自由詩212-7-23
からまる流れ- 木の若芽自由詩212-7-23
誰も見たこともない泉の物語- 灘 修二自由詩3*12-7-23
マントル- マクベス自由詩112-7-22
僕のいない朝は- 榊 慧自由詩212-7-22
永遠の座席- yamadahifumi自由詩212-7-22
さかな- はるな自由詩612-7-22
愛と詩は- はるな自由詩412-7-22
とうもろこしを茹でながら- そらの珊 ...自由詩19*12-7-21
エンデウミオン- 6自由詩412-7-20

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