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怜悧な感覚を研ぎ澄まして
詩人は眠れない夜明けに言葉を紡ぐ
天球と地球と一直線に繋がろうと
懸命に哀れにもがく
その姿は滑稽でもある
天恵はやがてもたらされるのだろうか
詩人はその答えを知 ....
暗く無残なブルースが、俺の身体を駆け巡る、暗くてむごくて無残なブルース、そいつが俺を作ってる
明るい言葉は、嘘にしか思えない、優しい言葉は、策略にしか見えない、ひときわ笑顔で近づいてくるやつは
....
....
すやすや眠れる布団の上
僕等には無い
王様には有る
僕等には無い
王様には有る
それが嫌なら墓を掘れ
そこなら寝ても狭くない
王様は暖かい布団の上で書く
核と戯れ王様は書く ....
仕事帰りに街を歩けば
赤い灯青い灯夕闇を照らす。
裏通り馴染みの
一杯飲み屋に
そこに
今日を捨てに行く。
そこでぼくは
ひたすら喋りながら
呑み続ける。そしたら
なんだか偉 ....
わたしたちはつながってるようでつながっていません
どこにでもつながっているようで
じつはつながってなんかいません
どこまでもつながっていない
1回まじわっただけじゃ
2回まじわった ....
ヘビが嫌いよ ニョロニョロするから
花が咲いたら祈ろかな
梯子が燃えます 2分の一のあみだくじで
サッカーの脚が蹴りマス パスと芝フと四角いボール
....
星をみようかと夜半そとにつっかけて出てみれば
降りそそいでいたのであった
降るような、とはよくいうが実際
音をたててばらばらと降るのがこんぺいとうのようだと
妙に冷静に思いながら
....
あまつぶ音のぽつぽつと頬にあたってくだけ流れるので、となりの人はそれを涙だと勘違いしてたいそう驚いている、驟雨がいっときたたきつけて去っていくと、雲の端は信じられないほどに光にあふれている、わ ....
きみが
きみのりんじんに
つくして
うらぎられたのだとしたら
いまいじょうに
つくすべきでしょう
りんじんが
じぶんになるくらい
はるのそらが
はるのそら ....
適材適所のフィット感に 私が感じているのはいったい何だろう。
比べたことはないんだけど
ぶつかるたびに動揺が1つは確実にあって それを振り切るのに半日以上かかる。
世界が幅を狭めてくる ....
ゼリーでできた椅子に座る
蟻がたかる
僕はゼリーではないのに
椅子に座っているだけなのに
娘が小走りでやってくる
お薬、買って来たよ
笑いながら黄色い水薬が入った容器を見せ ....
日本人少女にローマ法王回答
伊のテレビ番組で
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042201001192.html
【ローマ共同】
ローマ法王ベネデ ....
樹が樹である理由のひとつ
遠のけば近づく光のひとつ
空の切れ端
うなじになびき
夜と鈴しか通らぬ道に
いつのまにかできた水たまりには
ずっと雨しか映らない
雨では ....
{引用=
きみのその
そこはかとないさみしさを湛えた眼の奥の
ひとつの清澄な翳に交わろうとして失敗を繰り返すたび
嗚呼そんな、
そんな姿でよくここまで生きて出会ったねと
喉元を締め上げる想 ....
今日も誰もいない浜辺で
自分自身などなくしているようだった
私は 立ちつくしていた
季節の中で 藍色だった
人の心をいつも歩いていく
〈ダージリン〉なんだか枕元から気恥ずかしさがよみがえってきます 。
あなたの袖を引っ張ってみたり
言い訳をしてみたり
はがゆさと弄らしさが顔を出してきて
ためらうフリル
そんな休み ....
ひからびたせと
よどんだふち
ながれないみずは
ふはいしゅうをはっし
もはやかわのていを
なしていない
きみはなにが
ほしいのか
みずか
ながれか
....
....
右足の次は
左足だなんて
それって当り前なのか?
信号機がとまって
水もでなくって
それって異常なことなのか?
当然だって思ってて
それが違ってて
あわてふためいてひっくり返っ ....
嫌な事は忘れて
人生楽しみましょう
嫌な奴は無視しましょう
嫌な奴は放ときましょう
愉快だな
嬉しいな
マンボウ
ちゃちゃちゃ
空は気持ちよい
雲ひとつ無い
太陽の上らない ....
毎日テスト付けの日々
今までに何回テストを
受けただろうか
難関を乗り越えてきた。
普通の人では受からない
テストもあった
年を追うごとに
受からなくなった。
去年は試験尽くめ ....
(見よ―燃ゆる草花
雲)が波に食われてゆく
(潮つたう風は唄になり
唄はやがて大地に音を宿す
「藍染を手向けたいろはに
切れ袖を紡ぐ糸
」真実は諄々と 山を下り
浜裾の襟もとを ....
夜である世界にいた
朝は何もすることなど無くさせられた
自分である 思いなど 無色透明だった
それは だけど 他人であるだけのように思えていた
私は ああ 一体 何者なのだろう
手を離して得られる豊穣さもあって
電卓から加算の記号を外してみる。
ゼロから始め、その終わりがない無限を終局点に見据えて
得てして努力と比例しない努力を費やし、雀の涙でも加算してく。
....
雨が降る
苔のにおいが舞い上がる
蝉は まだ土の中
終わらない夏を待っている
... Ladies and gentleman,
....
メールをうつ
さみしいから
オンラインになる
さみしいから
パソコンをつける
さみしいから
死にたいという
さみしいから
オナニーする
さみしいから
君のこ ....
いまさらオーネットコールマン
意味不明の言葉の羅列が
たくさんの誤解を招き
バイト先の立ち食い蕎麦屋のカウンターのように
汁にまみれRu
言葉の羅列に色はないが
汁にまみれていたの ....
漂う時
曇り空、4月の空
春がいっぱい
咲く花々
一つ一つが
あでやかに笑う
乙女たち
妻と私の庭は
恋人たちで
にぎあう
ミントの束が
テーブルに ....
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