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詩を書き始めたのは高校生の頃。
現代詩集という投稿サイトに狂ったように詩を書き続けた。
ドコモのimodeのせいで人生も狂った。
不満だけは人よりあった。未来はそれほどじゃなかった。
一攫 ....
朝の四時ごろ、おばあちゃんが眠れないといって
起きてきて気づいたのよと母が言った
首をさするとだらりとした感触がした
まるで濡れているようだった
溶けた泥のようだった
午前五時の空気がよそよ ....
30代のはじめの僕は
銀色の自転車を買って
どこまでも走っていった

ほんの少しで取り戻せそうな
やけくその若さは
飲みきれなかったコーラの缶と一緒に
便所で泡立って消えていく

 ....
朝の四時ごろ、おばあちゃんが眠れないといって
起きてきて気づいたのよと母が言った
首をさするとだらりとした感触がした
まるで濡れているようだった
溶けた泥のようだった
午前五時の空気がよ ....
砕けるように挫けるんだ
戻らないように負けるんだ
思い出さないくらいさっぱりとさ

僕はたくさん諦めてきた
色んな事が手元で消えてった
僕は憧れていた存在になれなかった
なりたいと思 ....
だいたい僕が書いてるものは何だろう
半分ほど埋まったノートを見て思う
やはり僕の中には無数の猿が叩くタイプライターが存在するのだろうか
薄暗い廊下に並んだ果敢な類人猿の挑戦を
選んで指先に ....
町からずっと遠い場所で
朽ちた家を買って
暮らすことにした
灰色の屋根と毛羽立った床のある風景

どうやったって
取り返せないものが
あんまり遠く小さくなったので
僕は自分を騙すのをや ....
Seth Putnam passed away peacefully in his sleep yesterday.

あなたは43歳だった
あなたは2004年の薬のやり過ぎで死にかけた時 ....
いやなおもいはした
すごくいやなおもいは
そんなぐらいだろう
そんなもんだもんだ

いやなことは
いや
きらいなことは
きらい

としとったな
ほんと ただ
もまれたんだな ....
君が猫舌だというので
ぼくは世界を冷ます旅に出た
温泉街で死神と呼ばれて
火事場ではジーザスと呼ばれた

ただぼくの胸だけは
熱く燃えたままなので
君はぼくに触れられない
ワイングラスの中で
溺れてる奴がいたら
助けてやるといい
二日酔いのラジオが聞こえて
三日目まで持たないと
嘆きのまねごとを見せてくれるだろう

退院間近の黒猫が
ギブスを外されて ....
無限の配達に
告げられた凍結は
僕の言葉に
選ばれて消えた
乾 加津也さんの竜門勇気さんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
忘れたことが多すぎるけど少し- 竜門勇気散文(批評 ...10*16-2-18
埋めるために1.10- 竜門勇気自由詩4+*14-12-9
OVER_OFF,_OVER_ON(無理してでも飲むんだ)- 竜門勇気自由詩2*13-2-27
埋めるために- 竜門勇気自由詩5*12-2-25
くじけるんだ- 竜門勇気自由詩112-1-31
リリックとして- 竜門勇気自由詩3*12-1-4
剥がれた屋根の歌- 竜門勇気自由詩311-11-1
あなたは死にました・・・SETH- 竜門勇気自由詩2*11-6-16
モリブデンのたばこ- 竜門勇気自由詩111-6-7
ソリッド・サーディン- 竜門勇気自由詩311-5-31
壊れた携帯電話のキーを狂ったように叩け- 竜門勇気自由詩311-5-29
こおろぎ- 竜門勇気自由詩1*10-11-16

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