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ろうそくが燃えるのは
それは
ロウが燃えるのだ


では
ろうそくが消えるのは
それは
ロウが尽きるのではなく

燃えるべき
ことばの芯を失うからだ


心を持たない
 ....
10代
ぼくはとても淋しかった
20代
ぼくは燃え上がっていた
30代
ぼくは舞い上がっていた
40代 
ぼくは打ち拉がれていた
50代 
ぼくはなにもかも失った
60代
ぼくに ....
ときどきは会いたいね
ところで思うんだけど

藍色の自分がいて
それは愛にもなれるし
遇いもつかめる

2音素のaiという母音は
子音を携えて色を変えてゆく
それがあなた

 ....
親心を
揺らしながら
春の野に立ち尽くしている
子どもらは
既に
旅立って
再び逢うことは
叶わないというのに
心配の種はつきないのでしょう

親心を
揺らしながら
じっと耳を ....
つきましたら季節を短めに揃え
天然に液体化を試みる
執念より地割れのひきつけが裂く
泥水の底溜まり
髪は性質上二股は気化
すぎたのが逆切れて地肌が近い
哭く哭く、四六時中あたまを掻いて ....
     雨の匂いがする
      川沿いを下る道すがら

     梅も桜も木蓮もまだ閉店中
      一度に咲こうとしめし合わせているのだ

     雨の匂いがする
      ....
きみは暫々それは知ってると言う
きみは暫々これは知ってると言う

きみが博識だということを
ぼくは否定する気はない

でもきみが饒舌に語る話を聞いていると
何か絵画のない額縁だけを聞いて ....





嘲笑
騙す

試す

無視
暴力

取立て
まず魂のくせを矯正します
今世のくせも後で清算する予定ですが...
とりあえずお世話になった想いの数々に手土産のひとつももたせて
さっと湯通しをします

その際肩をおもみしても構いません
 ....
空を見上げる君は
とても無防備だ
尖った顎先から
なだらかなカーヴを描いて
道が現れる
これから
戦いに出向くにしては
哀しいくらいに
無防備だ
それは
最後まで手放なせずにいた
 ....
ある日からぼくは命が呟くのを
耳ではなく心で直接聴ける様になった

命は言う ぼくが挫けるときに
誰だっても転けも挫けもするが
まだまだ俺もお前も大丈夫だからなと

命は言う ぼくが愚か ....
我とはバーチャルなもの

肉体は自然からもらったリアルなもので 心も与えられたリアルなものだ
それらを所有していると思っているあなた それは捏造されたもの

誰が捏造した ....
大きな蓋がひとつあれば
こと足りる
あれは
実に包容力のあるヤツだから

けれど
ここには
とても小さな蓋しかないのだ
あろうことか
私のキッチンには
小さな蓋しかないのだ

 ....
ホンマに? 
ホンマに。

ホンマにホンマ?
ホンマにホンマ。

これ、
エンドレスです

美しい季節を
嘘だと思うから

哀しい現実を
嘘だと思いたいから

ホンマにホ ....
何故ひとはひとを殺してはならないのか
これは人類に対する未だに未解決の問い

ある学者はこう言った
『殺人は誰も幸せにしない』

これは解答でないと想うけれど
解答に辿り着くまでのひとつ ....
会社をたたむと決心して以来
もののたたみ方に注意するようになった
これまで自分でたたまなかった布団を
たたんでみたりするようになった
いつもはそこら辺に放り投げている
パンツや靴下もたた ....
君にとっての世界

それはこの部屋のなかがすべて

出かけてくるよ

君は寂しげに小首をかしげ

ドアをあける気配に

まだかなまだかなと待ちきれない様子で玄関を覗き込む


 ....
一歩が出ない
その一歩が出ないのは足があるからだ
足がなければ一歩も出ない
這いつくばるのか、おまえ
両手を拡げて
飛び越えるしかないぞ

!JUMP !JUMP ! J ....
人は
自分のテリトリーに
侵入者が
入ってこようものなら
たちまち
不機嫌になって
どうにかして
追い出そうとする

そのテリトリーさえ
誰かからの
借り地だというのに
暫々 努力を称える名言として
エジソンの残した

天才とは1%の閃きと
99%の努力だとの言葉が
引用されるけれど

それをぼくなりに解釈すると
99%の努力をしても
1%の閃きがな ....
{画像=120423020744.jpg}


** いつものイタリアンレストランで **


今日の昼食には
初夏の香りと笑いのレシピ
笑い声を集めて作る
レシピは初夏の匂い

 ....
朝日はね
特に良く晴れた日の朝日はね
そりゃあもう別嬪さんで
たったひとりで見ていると
もったいないような
独り占めできてうれしいような
不思議だね おれは
新しい朝と結婚したくなっちま ....
あした朝早く成田で待ち合わせをしているから

きょうは東京駅ちかくのホテルに宿泊する

まえの座席ではフジコ・ヘミングが大人しくしている

窓際に花束をおいて通路側に座っている

猫を ....
雨が降る
涙が出る
もう君を離さない
もう君を逃さない

いつも一人ぼっちで
君とパンを分けた事がない
一人で全部食べたけど
満たされない

増やさない
奪わない
貯めない
 ....
微笑む君の手をとって
一緒に歩く
楽しくて
嬉しくて

僕を見ると
飛びついてくる
ハンカチを貸して
一緒に歩いてゆく

もう会えなくなる
もう見えなくなる
もう歩かなくなる
 ....
人に愛され
必要とされ
役立って
誉められる

幸せなんだろうけど
満足していない
心にはポッカリ穴が
開いている

寂しい
悲しい
空しい
苦しい
長いスロ-プを滑り落ちてくる記憶の思いがけなさに
ふと足をとめて目の前をよぎる影を追えば
短くなった日時計は正午でとまったままうたたねをして
またあの回廊へといざなってゆこうとする

この場 ....
手紙の最後に
P.S.と記す

ああ、そういえば
思い出したよ
とでも
いうような
そぶりで
P.S.と記す

白状すると
本文は
この追伸を
書くための
助走

その ....
数センチほど開いて
庭石を動かしたなら
地球の公転も微妙に外れたよ

鉛筆で一ミリ大きく
尖った亀は緑色M字開脚
え、まだ、暗い穴を掘ってるの?
シャイなやつらだな

 ....
タイトルはブリティッシュトラッドの歌姫
サンディ−デニ−の海と私のねじれたキャンドルというアルバムからいただいた

近所に日本最大級の品揃えの蔦屋ができてそこでいまはなき彼女のジャッケットに遭遇 ....
泡沫恋歌さんの自由詩おすすめリスト(4261)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
紅いろうそくと人魚- umineko自由詩12*12-4-27
年代- HAL自由詩9*12-4-27
藍について- 梅昆布茶自由詩1512-4-27
蒲公英草子- そらの珊 ...自由詩912-4-26
鬼の根- アラガイ ...自由詩7*12-4-26
_いつかは虹を見るだろう- ただのみ ...自由詩12*12-4-26
落差- HAL自由詩7*12-4-25
悪魔- ペポパン ...自由詩3*12-4-25
魂の浄化のレシピ- 梅昆布茶自由詩1912-4-25
希望- そらの珊 ...自由詩1012-4-25
命の呟き- HAL自由詩12*12-4-25
自我について- たにい自由詩6*12-4-24
蓋についての考察- そらの珊 ...自由詩10*12-4-24
ホンマ?- そらの珊 ...自由詩8*12-4-24
マイル・ストーン- HAL自由詩4*12-4-24
会社をたたむ- 壮佑自由詩39*12-4-23
うつろぎのひと- 恋月 ぴ ...自由詩26*12-4-23
!JUMP- アラガイ ...自由詩7+*12-4-23
借り地- そらの珊 ...自由詩8*12-4-23
天の邪鬼- HAL自由詩6*12-4-23
幸せのレシピ_/_ランチのハヒフヘホ- beebee自由詩20*12-4-23
黄金の花嫁- ただのみ ...自由詩28*12-4-22
ルーツの国に- 吉岡ペペ ...自由詩812-4-22
覚えた事- ペポパン ...自由詩4*12-4-22
長い付き合い- ペポパン ...自由詩2*12-4-22
幸せって何?- ペポパン ...自由詩4*12-4-22
旅立ち- 梅昆布茶自由詩912-4-22
追伸- そらの珊 ...自由詩18*12-4-22
渚より棒シマうま- アラガイ ...自由詩4*12-4-22
海と空とねじれたキャンドル- 梅昆布茶自由詩912-4-22

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