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明日を待っています
ターンテーブルの上で踊りながら

明日を待っています
レコードの傷は今日を繰り返すけれど

明日を待っています
ダイヤモンドの針を質屋に入れて

明日を待っていま ....
犬がワンワン吠えるので外を見たら 月がキレイだった  本意として巣箱は天井が取り外し可能にしてある

開けてみる 開けた事は 光感知に 鋭敏な おめめによって 即ち 感知される

そこに 指と言う 感覚器官であり 創造も成す 肉体の一部を 下ろ ....
糸が切れた首飾り

はずむ毬のように真珠たちが転がっていく

この道のむこうに海があることをおまえは何故知っている

宝くじ売り場の横が男の仮住まい

ジングルベルを枕に凍えて眠る
 ....
葱のねっこを捨てずに水に挿しておく

数日のちにその断面からあおい芽が現われて
明日にむかって伸びていく

これは生きている{ルビ証=あかし}
多くのものは要らないという
水と
空気と ....
僕はだれにもあいたくはなかった
きみいがいのだれにも

僕にはうたさえなかった
でもちんもくにもたえきれずに
ことばをさがしていた

絶望なんてぜいたくななやみだった
くうきょよりはま ....
できるなら
現場(そこ)でも祝福の気持ちでいたかった
たとえば
生涯一度の自分の家なら
これに関わるすべての人に
笑顔で労してほしいじゃないか


+ + +


行きの渋滞を避 ....
明けきらぬ朝
まだ薄暗い空に
ブーメランのような白い月が落ちている
あれは誰が投げたのであろうか

キミに投げた言葉は
めぐりめぐって
自分に帰ってくる
受け止めて ボクは自分という存 ....
ある温暖な朝の事

一本のひかる跡がありました

ナメクジの生きるに必然の

粘液の跡です

「気持ち悪」とか言わないでね

よくみれば綺麗におひさまのくれる光を反射していますよ
 ....
遊女

太夫という名のあるいは
花魁という名の華があった

ほぼ大名や貴族あるいは富商といった上層の遊びであったらしい

歴史的考証は別にして
要するにスナックのねーちゃんだと思ってい ....
  冬になるときみは
  樹下の落葉をひろい集めて
  ぼくの胸のうえに載せ
  火をともしたものだ
  それ以外に
  やり方のないような手つきで



  あのなつかしい ....
  今宵、風の
  滑るような冷気の端に
  一本の象牙が生えていて



  きみは両手で
  そっと包みこむ
  通り雨の過ぎたあと
  かなしさの残る街の片隅
  電 ....
今が 日付を一歩跨いだのか
時が 向かい風のようなのか

昨夜から
     今朝へ
        光が溢れ

新雪積もって白紙に戻り
一文字人文字人間が
寒い眠いと起き出して
 ....
 
あっちゃむいて、ほい! あっちゃむいて、ほい!

たまには向きおうてもええんちゃうん?

こっちゃむいて、ほい!



 
遊びってものをわたしゃ
ほとんど経験ないんだよね、これが
今だって、真面目に
考えようとしてるし

義務じゃなくただ楽しいこと
リアルじゃなく目的がない
ルールがあってもその場限り
有 ....
雪が降るね
私の中に
あなたの窓に
世界に

信じるのは簡単
みんな私を
通り抜けて
世界は

雪が
地表に舞い降りて
アスファルト
地下に抜ける

もう
キミは雪では ....
河の岸辺の柔らかき

柳の枝で縛り留め

貴女と私の幸せを

永遠にしたい

ただの一時さえ

繋ぎ止められはしないと

河は歌う

早瀬の石を撫でながら

おお

 ....
手のひらを
空が ざわざわしている

手袋の上に舞い降りて
うっ、雪達は しまった まずいと むずむず

気が付いた

この肌に触れれば 飛べない水滴
水っぽい冷汗ならいいのですが
 ....
空から落ちてくるものたちで
世界が成り立つとしたならば

わたしたちはみな一部なのだ

遠い昔
かたわれを探し歩いた
海に続くこの道に
冷たい魂が落ちてくる
やっと逢えたと思ったら
 ....
この血であなたの心臓を突き刺したい
ナイフを手にその背中を追いかける
あなたは急に立ち止まり振り返って云う

刺せるものなら
刺してみろ

わたしはナイフを突き
刺し殴る
 ....
僕の膝の上で
小さく寝息を立てている
かわいい君


起こさない様に
そっとテレビのリモコンを
無理な態勢になりながら
んぬぬと慎重に手を伸ばす


そんな不自由が
案外心地よ ....
前略 神社の境内のながい石畳の階段を歩いて きずきました
わたくし カドウ域フェチなのでございます
鳥はイキモノの可動域を知らせてくれる 
「愛(う)い奴 もちと 近こうよれ」と おもうほ ....
アバンギャルド・チックな文言より

体制批判を

おや?それって同義じゃねえ?

多くをアバンギャルドに求めた結果

本来的な意味は陳腐になった

本来は

芸術をもって

 ....
己が一番美しい時に
化粧を覚えた少女は
素の顔を誰にも見せぬまま
女となり
老女となり
やがて
横たわる冷たい屍となる

その顔に
再び恭しく施される
化の粧

唇に置かれた紅 ....
彼はどちらかといえば
常識的な犬であった

子犬の時代には無邪気さがそのまま
天衣無縫な彼らしさとして愛された

けれど訓練士によって人間の基準を
与えられた代わりに彼は常識的な成犬にな ....
ほら、風だよ
君のやわらかなほっぺをなでていったのは
みえないものは優しい友達

ほら、風だよ
みえないものは みえなくていい
みえないものは みえないからいい

ほら、風だよ
いつ ....
蛇がとぐろを解き始める まっすぐ進む為に

山々は賢者の年月を重ね 黒髪の若さを絶つ

純白の息を積もらせる この冬

 爪垢の取れない曇り空 目に入る雪の棘

 名残の竜は最後まで  ....
イルミネーションに着飾った
賑やかな街をぬけて
ヒンヤリ静まり返った冬夜の住宅街を
君と僕は二人きり
ふざけあいながら歩いてる


頬に突き刺す冷たい風に視界の街灯が滲むけど

僕の ....
遠く遠く僕たちは白い道を歩いてきた
乾いた地面だけが妙に優しくていつも言葉を交わしていた

ロードムービーのしらけた優しさが僕のはじめての街の外だったのかもしれない
泣く場面さえ無い役者はただ ....
まどのこちらで膨らむレース
とぎれなく ひたながく
ひかりでいっぱいにささくれた
哲い うすみどりの風がおしいるのは
それは祝福ですわと
すずめたちがけたたましく喉をまっすぐにする
色とり ....
泡沫恋歌さんの自由詩おすすめリスト(4261)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明日を待ちながら- そらの珊 ...自由詩10*12-12-13
犬がワンワン吠えるので外を見たら_月がキレイだった- 北大路京 ...自由詩312-12-12
ねずちゅうが何故にわたくしの指に反応するか?- ドクダミ ...自由詩4*12-12-12
仮住まい/師走の街角で信号待ちをしている- そらの珊 ...自由詩9*12-12-12
- そらの珊 ...自由詩14*12-12-12
あいびき- 梅昆布茶自由詩1312-12-12
基礎に埋めたぜんまい- 乾 加津 ...自由詩19*12-12-11
帰去来器- そらの珊 ...自由詩7*12-12-11
かたつむりのつむりくんとなめくじのなめちゃん- ドクダミ ...自由詩3*12-12-10
遊女- 梅昆布茶自由詩812-12-10
- 草野春心自由詩812-12-9
象牙- 草野春心自由詩412-12-9
人間詩- ただのみ ...自由詩19*12-12-9
あっちゃむいて、ほい!- 殿上 童自由詩20*12-12-9
課題「遊」:真面目なちびまる子ちゃん_- 木原東子自由詩8*12-12-9
ゆきんこ- umineko自由詩15*12-12-9
- ドクダミ ...自由詩8*12-12-9
雪と手袋- ぎへいじ自由詩14*12-12-8
はつゆき- そらの珊 ...自由詩1512-12-8
『目指すもの』- あおい満 ...自由詩712-12-8
君が好き- キダタカ ...自由詩2*12-12-8
稼働域フェチ- るるりら自由詩19*12-12-8
先鋭的- ドクダミ ...自由詩4*12-12-8
化の粧- 夏美かを ...自由詩22*12-12-8
自殺志願の犬- 梅昆布茶自由詩812-12-7
遠い丘から- そらの珊 ...自由詩1012-12-7
蛇年へ- 朝焼彩茜 ...自由詩512-12-7
小さな愛- キダタカ ...自由詩3*12-12-7
月___桑田のおまけの歌- 梅昆布茶自由詩312-12-7
まなざしにも自由の刑の宣告_(幻肢の砦たち)- 乾 加津 ...自由詩15*12-12-6

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