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雨の日に
西瓜をノックすると
入ってます、と声がする

ぽこん

西瓜まるごと持つと
かなりの重量感があるのに
成分はほとんどが水なんだってね
ふうん、そうなんだ
果物を食べると
 ....
  暑い夜は
  沢山の手が
  跡形無く持ち去っていった
  黒檀のヴァイオリン
夕暮れ
石ころが転がる河原で
ひとりのんびりビールと

割り箸に刺したはんぺんを
七輪でささっとあぶり
ちゅるちゅる呑みこんでいると

対岸にオレンジ
鬼火が屋台の提灯のように
等 ....
もうどうなってもいい
死んでもいい
もう二度と人を信じるものか
殺してやる。

人が自分を見ている。
彼は殺人者
怪しい人物
目を伏せる。

人は挨拶をする。
心を閉ざしているの ....
よくある話さ

きみのヒーローになりたいだなんて

地球や宇宙をまもるわけでもないのに

よくある話さ

きみのヒーローになりたいだなんて


ヒーローって

だれかのために ....
私たちは雑食で 草でも肉でも食べているけど
全て命あるものであって 命を頂いているわけだよね
つまり 私たちを創っているのは他の命で
私たちを動かしているのも他の命

私たちのために殺された ....
最新鋭の望遠鏡でも見えないのは

大気の揺らぎのせいだった

この揺らぎを測定し補正した画像を

何万光年さきの世界としてぼくは見つめていた


街道にはところどころに鳥小屋があった ....
息苦しい静寂が押し寄せる
一枚の薄い紙切れを真ん中に
無表情で
二人は向き合っている

いつからだろう…
野菜スープの煮崩れたジャガイモを
あなたが無言で
口に運ぶようになったのは
 ....
トラックのエレメントとオイル交換をしてもらう
33万キロも大地をかけぬけた偉大なポンコツだ
いきつけのスタンドの早川さんとちょいしもねたジョークで
あいさつして笑いあう

こんな日常もいいか ....
あんびばれんとな夜の街道を

風に揺れている二人の影や声や温度

はじまりの音色

揺れている

はじまっている

あんびばれんとな夜の街道を

風に揺れているビエロのやじろべ ....
突然雨戸が
何語かで話しかける どうしたの、何
小さなビスケットの家の
窓には童話色のカーテン
それじゃ無理

雨戸は不満を述べてノックする
何か起こったの、今から起こるの
小さな庭の ....
臭くて不味かった。
大きな種があった。
胃が痛くなり
腹が痛くなり

息が臭くなり
屁が臭くなる。
げっぷが出る。
もう2度と食べない。

ドリアンはアルコールを飲むのはダメで
 ....
もう老いてい行くのみ
良くなる事はない
段々できなくなる。
元気になる事はできない。

挫折と希望と不安と絶望と
明るい未来はない。
現状を食い止めるのみである。
起死回生を望むが無理 ....
  透明な
  大きい壷の中を
  一匹の蟹が歩いてゆく
  のすり、
  のすりと
  青空の注ぐ光に
  気難しげに傾きながら
  そして
  太陽が地を耕し
  若葉色 ....
幸福だ

カーテンを開けさせる

お天気を確かめさせる

朝を食べさせる

歯を磨かせて出掛けさせる

朝の空にきみは

いくつの星を見つける

才能を預かったことが

 ....
ベイビーこんな雨の日は
ひきずるようなブルースをきくんだ
だから
ともだちになってよ

それとも懐かしい曲で
こころを満たすかい

ベイビー3弦がきれたよ
へやのすみには
弾かない ....
雨の日は
透明傘がいい
値段の気安さがいい
ドームの曲線を
雨が流れていくのを見るのは
誰かが
泣いているのを
見ているようで
そんな後ろめたさもいい
そういえば女優でもないのに
 ....
 
俺なんてこんなもんだって思えたら、おめでとう

所詮、俺なんてこんなもんだ

そう、俺だけなら



 
頭のいい人は
腐るほどいる
アイデアが浮かんでも
すでに考えている人がいる
と考えるべきだ

そこにはパッションが必要だ
人を幸せにしたいと言う想い。
自分がいくら辛くても
他人が少 ....
缶チューハイが降り注ぐ夜
めんどくさい人生が酔ぱっらいのあたしに
くだをまく
だって嫌われちゃったのよ
あたしあたしがきらいになってゆく
缶チュウハイのレモンがあたしに
素直になりなといっ ....
忘れていたわ
時の砂は音も無く
ふりつむ透明な悪魔だってこと

どこへいようと
逃れることはできない
生の終着駅が死であることから
逃れることはできない

気づかぬうちに
若葉は枯 ....
段差段差

すらりと綺麗な人が

高いヒールでぐにゃりとごろりところげた

うしろを歩く私へ

勢いよくかかとが飛んできた

私はちょうど

小ぶりで可愛らしい

さんかく ....
風のように
優しく
ケーキのように
甘い

ダンスのように
軽やかに
歌のように
心地よい

喜びも
悲しみも
火のように
燃えている。
山よ星よ海よ
さようなら
4畳半の部屋に
閉じこもり
することもない

時の流れに身を任せ
うたた寝をする
蒸し暑い部屋
コーヒーを流し込む

老人の尻を拭き
五穀米を食べ
 ....
地面に
言い聞かせるように
雨が降り続く

無色の
絶え間ない呪文が
街を塗り潰す

紫陽花は
すべてを受け止めようとして
雨雲を黙読し

雨傘は
すべてを受け流そうとし ....
 頭の中で魚が跳ねた
   ぴしゃんと深みへ姿を消した


 黒い子猫が静かに見てた
   風がぱらぱら捲っていった


 時間は長くも短くもない
   人の物差しはいい加減だ
 ....
雨好きです

雨があがるように

死んでゆきたいと

うたった詩人は誰だったろう

雨があがるように

死んでゆけたのか

ぼくが死んだら聞いてみよう

雨好きです

 ....
太陽と金星と地球が重なり合う

すれ違うとは重なり合うということなんだ


雨の並木道を散歩しながら

緑の薫りを嗅ぎながら

命や無生物たちが歌を歌う


太陽と金星と地球が ....
{画像=120608223742.jpg}



何もないが降った日に


季節はもう初夏だと言うのに
空から何もないが降ってきた
何もないは初夏の街並みを埋めてしまって
僕は降り ....
ほどけた言葉が

にゃにゅにょ

へへと笑う

もにゅめんとがころがる

不必要も大事ふらふーぷ

にゃにゅにょ

くくと笑う

とーてむぽーるがのびてゆく

わからな ....
泡沫恋歌さんの自由詩おすすめリスト(4261)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨の日に- そらの珊 ...自由詩17*12-6-16
ヴァイオリン- 草野春心自由詩712-6-16
はんぺん踊り- 灰泥軽茶自由詩19*12-6-16
狂気と殺意の中- ペポパン ...自由詩3*12-6-15
ヒーロー- 吉岡ペペ ...自由詩212-6-15
食物連鎖とパパ- 無限上昇 ...自由詩412-6-15
夢の話- 吉岡ペペ ...自由詩412-6-14
Lilac(ライラック)- 南 さや ...自由詩212-6-14
古書店- 梅昆布茶自由詩20*12-6-14
あんびばれんとな夜- 吉岡ペペ ...自由詩212-6-13
雨戸のうちそと- 木原東子自由詩17+*12-6-13
ドリアンを食べた- ペポパン ...自由詩5*12-6-13
年と共に- ペポパン ...自由詩3*12-6-13
- 草野春心自由詩412-6-13
幸福だ- 吉岡ペペ ...自由詩312-6-13
ともだちになってよ- 梅昆布茶自由詩1912-6-12
雨の日は- そらの珊 ...自由詩1912-6-12
俺なんて- 殿上 童自由詩20*12-6-11
愛と言う名の殺人- ペポパン ...自由詩6*12-6-11
チューハイだもの- じじ自由詩16*12-6-11
時の砂- そらの珊 ...自由詩1112-6-11
さんかくのかかと- 灰泥軽茶自由詩12*12-6-11
愛の歌- ペポパン ...自由詩2*12-6-10
さようなら(/_;)/~~- ペポパン ...自由詩4*12-6-10
梅雨- nonya自由詩30*12-6-10
釣りには良い日だ- ただのみ ...自由詩20*12-6-9
雨好きです- 吉岡ペペ ...自由詩2012-6-8
宇宙の歌- 吉岡ペペ ...自由詩712-6-8
日本橋のイタリアンレストランで_/__2012.05.27- beebee自由詩25*12-6-8
にゃとにゅとにょ- 灰泥軽茶自由詩4*12-6-8

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