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かきがいを
ねぎと
いっしょに
にて
味噌汁に
したら
ねぎと
かきとが
あわない

メールが
かえって
こない

これは
つまり
いっしょに
えいがを
みにいった ....
  西日でぬるくなった床に
  灰色のハンチング帽を落とす
  埃の膜がふんわりと散って
  光の白い模様を描く
  リュックサックをベッドに抛って
  窮屈なコートをハンガーにかけ ....
灯りに集まった虫達は死んでしまったけど、灯りはまた点くし、虫達には沢山の子供達が居るだろうから僕は明日も掃除が出来る。  
貴女の舌をください
と頼んだ
清々しい朝の匂いのする舌だった
僕は衣類を脱ぎ捨て
土中のもぐらになって暮らしはじめた
小さな冷たい森の中の
白く可愛らしい喫茶店で
少女が朝の紅茶を飲んでいる。


少女の華奢な肩の上では
うぐいすが首を傾げて
こくり こくり
居眠りしている。


1人の ....
高い空から

ゆっくりゆられ

ゆっくりゆられ

落ちてきた

ひとひらのゆきのかけらは

頬をひやりと撫でて

消えていく

耳奥のずっとまだ奥の

しぃーんとした
 ....
熟成した
ありがとうの肩越しに
平坦な
おはようとおやすみの隙間から

垣間見える結び目

熟練した
ごめんなさいの背中に
平熱の
いってきますとただいまの文字間から

透 ....
いち日に三人とシーツをみだし
またそのたびちがう人を思いうかべ
いったい
こんな液体の行き交いが
なにを意味しているのだろうと
かんがえてみてもわからない
わたしのあしゆびは冷えきって ....
窓を開け放つと風が発泡する
それも少し前の記憶
目が覚めている領域に
睡魔は
棲みつく
眠ればこっちのものだ
ヒトの器を残して

記憶は更新され
忘れがたきモノ

核廃 ....
宇宙飛行士が浮遊する
あてもなく 
母船と彼をつなぐ命綱は
へその緒で
きっと彼は赤ん坊
これから
地球へ
これから
誰かに
会いにいくのだ
無駄であればしゃべらなければよいのに
しゃべるから
むいみな
ことを
いう

メールが
かえってこず
しんてんがない

どうして生きていこう
夜のインターチェンジは光の花がつらなっているように

僕の孤独にしみわたってくるし

それを限りなくかみしめてきた気がする


つれない過去など捨ててしまったほうが良いのかもしれない
 ....
一匹の黒猫が
吹雪きの雪原を
歩いている


あの高くそびえる
杉の木の鋭い切っ先も
どんな美しい雪の結晶も
音もなく融け去ってゆく
深い泉のような
猫の黒い毛皮の中に。

 ....
コーヒーと砂糖

砂糖とアリ

アリとキリギリス

キリギリスと青草

青草とホルスタイン

ホルスタインと青空

青空と飛行機雲

飛行機雲と夕陽

夕陽と影
 ....
何か
を食う

たったった、と

たっ
たっっ

臆面もなしに
揺れる天秤
秤皿の上にあるのは
したたかな
計算

みっみみ
みみが
みぎ

外は氷点下
忘れられ ....
短く切る
床に黒くこぼれる私自身

重さを失い宙に浮かぶ

手当たり次第にちぎり捨て

血まみれになって

肉塊を作る

おぎゃー

誕生だ

第二の自分の誕生だ

 ....

言葉を追いかける
僕は椅子に腰かけ 瞑目して
その思いは 頭の中で 駆け足をしている
言葉は闇に走る 七色の光の筋
僕に誘いかけてくる さあ 捕まえてみなさい と

そんなことは し ....
灯から生まれる水が
夜の路を照らす
壊れるほどまぶしく
消し去るほどまぶしく


同じ速さで遠去かり
同じ間隔に並ぶ柱に
隠れては隠れては現われる
互いを互いに映し出 ....
病気だと言われてもかまわない
今日もどこかで、砕け散るような
願いごとの音がする
片隅
馬小屋で仔馬が生まれるように
誰が生まれたかは知らないけれど
知らない誰かを祝うくらい
やさしさが ....
言おうとして
言えなかった言葉が
胃の腑のあたりにつかえて
地面が急に
ちかくなる夕べ
水中でもがくみたいに
思いのやり場が
どこにもない
ただただ凄い西日に照らされ
きみの猿のよう ....
こんなにも豆電球が

ちかちか輝いているだけなのに

なぜこんなにも嬉しい気分なのだろう

そんなに嬉しい記憶なんかはないはずなのに

皆の気持ちがところどころで

ハレーションを ....
そと は
つめたくよどみ
暗い

十一時十五分

ガラスのくもりを 手で拭う
駐車場で
           内側から
外側の色彩はさびしい
点滅する蛍光灯
ペンキの剥げた看板『 ....
何かをしようと思うのですが何をしていいのか解らず
家に一人でじっとしているのも寂しいものですから
出来るだけ服を着込んで嵐の様な風の夜に
月を見に出かける事にしたのです

月には雲がかかった ....
デートに行くというのは
なんか
おとこと手をつないだり
くちびるをくっつけたり
まさぐったり
してるだけで
ほんしつてきないみで
てがとどかないそんざいになった
わけではないと
おも ....
一歩近づくと
きみは眠ったまま
本の中

そんなに星ばかりみてたら
雪みたいに溶けちゃうよ、と
さみしい私がささやく

冬のカーテンにくるまって
目を閉じたきみ

プレゼント ....
せかいのぜんぶ
せかいのぜんぶ
たのしいこと、なきそうなこと
つめたいこと、あたたかいこと
せかいのぜんぶ
せかいのぜんぶ
いたいこと、あまいこと
よわいこと、つよいこと
せかいのぜん ....
それでもかまわない
わたしはここまで
いきてきたよ

きみがみている景色
冷たい潮風
ふたりであるいた
春は遠く、しずか
だれもしらない

それでもかまわない
きみがねむる場所
 ....
くちびるがむらさきでかわいい
ねむそうだし
あくらつなところも
よくかんがえると
かわいい

ちゅうとはんぱにちてきで
たいしたどっかいりょくがないところも
かわいい
  あなたの腿に
  手を置く



  その
  柔らかさの奥に
  生きていることの
  鋭いさびしさがひしめいていて



  ぼくの心に
  さっと
  一 ....
曖昧に融ける
金曜日の書庫に、は
ぼふん、と
イマジンに道が出来る



置き去りの教室で
靴をそろえたら、逝く
放課後の倫理に則して
ティーをたしなむ彼女は
金曜日の書 ....
あまねさんの自由詩おすすめリスト(1901)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ティル・オイレンシュピーゲルの陰気な悪戯- 6自由詩411-12-29
裁縫- 草野春心自由詩7*11-12-29
そうじやさん- トキハ  ...自由詩3*11-12-29
女神- 乱太郎自由詩14*11-12-29
春告げ鳥- 黒木一見自由詩611-12-29
ゆきがふる- 灰泥軽茶自由詩8*11-12-29
きずな- nonya自由詩19*11-12-28
日々- はるな自由詩2+11-12-28
転調した花婿も独裁者と同時に腐る- timoleon自由詩1011-12-28
人体小宇宙- マフラー ...自由詩7*11-12-28
ギリメカラ- 6自由詩211-12-28
夜の漂流と光と孤独- 梅昆布茶自由詩23*11-12-27
黒猫- 黒木一見自由詩211-12-27
いちごとコーヒー- Seia自由詩411-12-26
何かを食う- within自由詩8*11-12-26
八つ当たり- 暗闇れも ...自由詩311-12-25
なないろの言葉- まーつん自由詩15*11-12-25
戒厳令の冬- 木立 悟自由詩711-12-25
サンタクロース症候群- めー自由詩3*11-12-25
言おうとして- 浩一自由詩311-12-25
ハレーションスパンコール- 灰泥軽茶自由詩411-12-25
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君の明かりで眠る- プル式自由詩17*11-12-24
ヒスパーニア・タッラコネンシス- 6自由詩111-12-24
クリスマス- mizunomadoka自由詩511-12-24
せかいのぜんぶ- KとN自由詩3*11-12-24
坂道- 自由詩311-12-23
くちびるがむらさき- 6自由詩411-12-23
- 草野春心自由詩9*11-12-23
金曜日の書庫- うわの空 ...自由詩2*11-12-23

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