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トイレットペ-パーの残りを
使いきり、ちんと鼻をかむ 

残った芯に
印刷された ありがとうございます
の文字に
僕も呟く ありがとう

最近は鼻づまりがひどくて
なかなか寝つけずし ....
とたんにきみはきみが綱のうえにいるのをしる
そういうのを
場面暗転というんだ

ヒマラヤのてっぺんに打ちつけられた杭があり
その杭からとおく伸びる綱の一閃
その綱はオリンポス山の頂に穿たれ ....
顔の半分隠したら
あたしも
十分イケてるわ
騙すつもりはないけれど
ご時世だもの
許してね

儚い夢と
分かりつつ
賭けてみたいの
不織布に
取って散るなら
それでいい
一人 ....
六畳の寝室
手を伸ばせば届くはずなのに
銀河の端と端ほど
離れてしまったかのようだ

そうなると手を伸ばすことも億劫で
無言の背中を眺めるだけ

産まれた意味だとか生きる意味だとか
 ....
手塩にかけた
年代物の可能性は腐った

絶望の底には
サンタクロースの死骸の山が

未来の椅子には
代わりにごみが置かれた

苦しみは忘れられ
空白にただ生が浮いていた

残っ ....
白熱のweb会議 

ふと韜晦してみたら

はじき音

ああ 雨が降っている

雨粒が 私の体を 肉と神経にこびりついた排泄物を

たたき洗い流していく

醜悪な汚物で詰まって ....
夜の僕は昔社用車で
走っていた でも ブレーキも忘れて
踏みこんでいた 金曜日の夜のアクセルを 
黄色い光の側道の 高速道路を
MP3圧縮の音楽を鳴らしながら
僕は立ち止まっていたのだろうか ....
世界は夢
夢のなか
さ迷っていた
あてどなく
銀輪は廻り
戻って来る
何度も何度も
同じ場所
途方に暮れた
やじろべえ
帰り道を喪失し
戦慄狂気
均衡保ち
銀輪はひたすらに
 ....
世界のことなんて
次でいいよ
つよくなる夢と濡れてく体
寝そべって目をあけて思い出を忘れていく
いい感じに傾いた
記憶を引き剥がしてさ
錆びた鋏みたいな
つまんないものばかり目に ....
かつてこの星には100万の
小世界があった

1億の集落と1千の都市国家
黄金の旗がなびくここちよい風が

すべてのサーガがいまでも生きている
きみは英雄でもなくパーティーもなく
大河 ....
チューニングを合わせる
なるほど、地元密着NAC〇5のフランクさは心地よく
しかしいささか気取ったJ-WA〇Eの上品さも捨てがたい

いろいろ他にも合わせる周波数はあり
これらを気分によって ....
やさしい君が
手をひいて
あるかせてくれる
外を

そして
大丈夫
大丈夫だという
見て ほら
あの橋をわたろう
細いけれども
大丈夫
という
笑っている

でもわた ....
ちょっと寂しいけれど熱っぽい宇宙
ワンダークールな時間の始原をゆめみる

いつも隙間だけで君を愛せたのだろうか
それともそれはただの幻想だったの

いつも反論がむなしいように
そのひとが ....
 草心 1

{引用=
その薄さだけで
大気にさらされ
風に嬲られる

大気という
混沌の暴力のなかに
その薄さだけで


 草心 2

{引用=
折れるほどの細さに
 ....
春の約束
永遠に叶わない約束
散るときを知って
失墜しながらそれでも
対の自分をさがす
さがし逢えたら手を繋ぐよ
ひとのまばたきより短い時間を使って

もしも一対になれたら
空へはば ....
  犬


朝の静けさの中で
犬が吠えている
すべてに届くように

昼のざわめきの中で
犬が吠えている
君だけに届くように

夜のささやきの中で
犬が吠えている
すべてを打ち ....
浮かんでは消えていく
あの微笑みが
胸の真ん中を
射抜かないように
ぼやけて残る

マグカップに注いだコーヒーが
光を遮るから
僕等は昼も夜も
同じくらい好きだ

見上げれば夜桜 ....
そして夢を見ていた
窓は夜
立ちつくしていたのだ
僕のいた 広場に


街で 海の光を
浴びせかけられていた 夜の光を
でも アスファルトの上を
歩いていた 僕は
大人になった気がしない
かと言って
子供でもない
何だかよくわからない
思い出せない
昔のことが
ほとんど思い出せない
思い出せないなら
なんで生きてるんだろう
思い出せないのに
 ....
もうすっかり春になりましたね
今日は風が強いです
咲いたばかりの桜の花が
ゆらゆら大きく揺らいでいます

 ■□

私は街を周回していた
人波物凄い雑踏だった
(流れに乗り遅れたら、 ....
僕は空を見ているのだ
遠くの山の でも
感覚からは遠い夜に
僕の 感覚自体としての


でも遠くに光る街灯は
暗がりの中に存在するものだ
朝 地上を見下ろしたときに 航空機の上から
 ....
一雨毎に深まりゆく
この春日に佇んで
私は浅く息を継ぐ
虚脱の朝に不安な昼に
剥ぎ取られてしまった色を探し

  *

記憶の奥の入学式
通り過ぎてく畑の野草
お母様と手を繋ぎ
 ....
 降っているけど

 どうせあなたは

 雨粒のあいだを通り抜けて

 両手鍋を抱えて来るのでしょう

 ええ、いつだってあなたは

「最高のカレーができた」と云って

 坂道 ....
午後、僕は一人でぼやけた通りを見ていた。そしてなかった、なにも、僕のたった一つの一日に。昔聞いたことのあるかのような車の音だけが響かさせられている。僕であるということを生きていたのは、僕だ。思い出の何 .... 更けゆく夜はひたすらに
孤独の深い陰影を
白けた顔して曝け出し
薄い涙がつと流れる
薄倖の人、天破り
漆黒の闇に降下する

幼い記憶の光景が
眼前に広がり来たるまで
ひたすら遡行し孤 ....
もう、春

ユキヤナギの蕾も

いよいよ膨らみ始め

風もぬるい

連翹の

硬い蕾もそこはかとなく

黄の兆し

あまりに短絡にわいた

羽虫たちは

ふためきつ ....
誰もいないから見ていたのだ
午後の空のボールを
角の僕はまだ見たことのない空を
見ていた 僕は 十字架に


そして遠くに見えた 街並み
僕は思い出していたのだ
海に家族で出かけた日
 ....
昨日より
今日食べたいちごは甘い
そうやって僕は春を感じる

砂漠の中で
獣とぶつかって
探り合いながら破れた
ポケットの穴に
吐き出せない種を撒くから
ここには雨が降って欲しい
 ....
たぶん僕は悩殺よりも瞬殺派だ
まわりくどい締めゴロシよりは死刑が良い

ときどき趣旨を忘れたりするが
詩みたいなものを日記みたいに描く

僕にはまっとうな友達がいないみたいだ

アビー ....
水平が
輪になって
迫ってくる

目を閉じて
開け方を忘れた

手のひらをかたく
握ったまま
抱かれにいく

目があかないので
誰にかは
わからない
あまねさんの自由詩おすすめリスト(1904)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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ディスタンス- たいら自由詩221-6-7
にんにく- ◇レキ自由詩2*21-6-7
在宅勤務- 短角牛自由詩221-5-21
Night_and_weekend- 番田 自由詩221-5-14
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花の午後- はるな自由詩1121-5-13
サーガ- 梅昆布茶自由詩1021-4-25
周波数- りゅうさ ...自由詩221-4-25
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うた- 梅昆布茶自由詩1521-4-20
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対の羽- そらの珊 ...自由詩14*21-4-17
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今日の雲- 番田 自由詩221-3-23
悔やみ方が分からない- 道草次郎自由詩3*21-3-22
春夢- ひだかた ...自由詩821-3-22
空と感覚- 番田 自由詩221-3-22
放擲されたこの夜に- ひだかた ...自由詩821-3-21
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何の変哲もない風景- 番田 自由詩121-3-20
孤独の檻- ひだかた ...自由詩1221-3-19
もう、春- 道草次郎自由詩3*21-3-17
消えてゆく街- 番田 自由詩221-3-17
トレンチコートの詩- ミナト ...自由詩321-3-16
所在- 梅昆布茶自由詩11*21-3-15
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