すべてのおすすめ
桜が散るような接吻に こゝろは震えない
世間体に身を剥ぎ 遠浅の路上に
猫でも 食事にありつけたなら
其処を住処にしてしまう
放浪者の臭いが染み付いた
列車の優先席でも かまわない
....
ウールのベストは暑いかな,と思いながら
まだ肌寒い春に,詩人の家に行った
その部屋はアトリエのようなコバルトブルーの壁紙が貼られていたので,
アトリエなんだろう,詩人の子供は自由に遊んでいるし, ....
窓を開け放つと風が発泡する
それも少し前の記憶
目が覚めている領域に
睡魔は
棲みつく
眠ればこっちのものだ
ヒトの器を残して
記憶は更新され
忘れがたきモノ
は
核廃 ....
洗面器に彼女は顔をつけたまま
これっぽっちの水で溺死すべきではない
近所に駅が開通し、都心へのアクセスがスムーズになったが
人身事故による遅延の恐怖で外出できない
歴史的な労働力が堕落する ....
橘あまねさんのtimoleonさんおすすめリスト
(4)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
屑よ_美しさに_人魚の肉を振る舞え
-
timoleon
自由詩
4
14-4-25
日曜日の詩
-
timoleon
自由詩
7
14-4-23
転調した花婿も独裁者と同時に腐る
-
timoleon
自由詩
10
11-12-28
非暴力の拡散的スピード
-
timoleon
自由詩
8*
11-12-1
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する