ときどきここは土のおとがする
どうしてか振り向きたい
そうしてどうするかはわからない
わからないまま/眠っている
そうして春を飛びこえてしまう 後ろ向きにしゃがんだまま

足下 ....
{引用=

もうひとつ
ゆく年の
節をみつめる時


執着する思い出を
きれいさっぱりと
忘れ物にならないように
つぎにつながることも
ありませんように
今年を詰めていく 
 ....
私が来年生きてないとしても 私は十分がんばった人生でした。
がんばったことが何一つ実を結びませんでしたが、
がんばったことは確かです。
こんな人生だったけど趣味もさせてもらいました。
本も読み ....
枯れた枝をゆする風が 
夢を失くした鉛色の砂を運ぶ
砂は吹き溜まりに積もり
赤いガラスの粒が、 
虫の死骸や 
いつかの木の実、 
藁、
埃や毛玉とともに絡まる 

やがて畦道を転が ....
冷気で顔が痛い
町中のベランダにも
深い冬が来ている

ベランダから見える星
近視の私でも見える星

見惚れて
寒いのに部屋に戻れない

あの人も見ているといいな

勝手な ....
私は

花火大会の

幻の

花火の
音を

聞いて

いました




とても



綺麗だったよ
耳が痛むほどの静けさの中
なんにもないことを
風景や、音階の隙間に
みようとしてた
きこうとしてた

和音が
一通だけ届き
雨に流され
みわたすかぎり
一つのポスト

ミレドが ....
傾きかけた夕日に
静かに染められていく放課後の教室
たわむれあそぶ影法師たち
その風景からひとりひとりを
輪郭にそって丁寧にきりとり
ノートに貼り付けていく

ふるえる手で
間隔が
 ....
夜に觜があるとしても

火に吹き出し口があるとしても



そんなもんは許さねえ



俺が許さねえ






トランペット二度と吹けなくなる迄
 ....
余談とデマ、そよ風が余所まで飛んだよ。
よだんとでまそよかぜがよそまでとんだよ


強いわよ、強かな田舎。但し弱いよっ。
つよいわよしたたかないなかただしよわいよっ


四方をそよ ....
あなたを苦しみから救えるのは



言葉だろうか

歌だろうか

休みだろうか

報せだろうか
 ....
詩人と私人と死人と四人が混ざって、
16の色は「しししし」と笑う

詩を読んでいる
4を4でいる
死を呼んでいる四季の色
言葉鵜呑みの誰かは彼頼み。脳は何処?
ことばうのみのだれかはかれだのみのうはどこ


よく懐かしんでいた四季全部を分析した遺伝子が繋ぐ夜。
よくなつかしんでいたしきぜんぶをぶんせきしたい ....
旅をする一族 浮遊する子ども


土のない街からかえって行く蛙


人間は大きな闇のなかにいる


儚くて馬鹿馬鹿しくて墓ばかり


柴刈りをする紫のメリーさん
言葉は時計の針みたいにぐるぐる回って
心が真ん中で立ち尽くしている
箒で払った箒星
何もない暗闇で目を覚ますのを待つ
行方不明になりたい
雪が降るだけで
明るい白になった
笛を吹く自由に宇宙で油売る


一族の旗を遊ばせ一人旅


空っぽを探究 深い深い穴


音がやみ時間の中の暗闇へ


人が手を伸ばした海星 ヒトデとて
泣きたくて
死にたくなって
XXXXX
寝て朝起きて
また働いた


月見草
ブーゲンビリア
おじぎ草
青い向日葵
人殺し花


ポケモンの
頭のPの
 ....
肝心な果実齧った感じした


遺伝子の乗り物たちが電車乗る


人類の光で星が溶けちゃった!


夢に見た前世の記憶は低画質


あられもない姿になって霰散る
焚いて雫を崩していた。
たいてしずくをくずしていた


捨て子、残らない名に心。此処に無いならこの子です。
すてごのこらないなにこころここにないならこのこです


「さいなら」「この虹 ....
猿と甥回る、春は舞い踊るさ。
さるとおいまわるはるわまいおどるさ


対価にちまちまとまちまちに書いた。
たいかにちまちまとまちまちにかいた


美しい電子看板。晩夏。心停止。苦痛。
 ....
苦しみも悲しみもここに置いてゆけ
















寂しさも生きにくさも

ここへ置いていけ




 ....
原始あなたは太陽だった

ウェブ上の女神様は今も綺麗で

令和7年7月7日の夜空を

美しいオーロラで染め上げた






僕は魔法をかけられたカエル ....
どうして
そのいろに
したの
はなびらといきた
あのはるを

+

あめの
かどをまがる
どこまでもつづく
くらげいろの
みず

+

ふうとうから
なみおと ....
夏空を仰ぐやけふも降らるるか

樹々{ルビ並=な}べて{ルビ草臥=くたび}れてゐし夏の庭

ニアミスの姉と妹の夏帰省

光線の具合よき朝ジニア撮る

にわか雨竿に干したるままにして
もののあわれと

いとおかし

でいったら


貴女はいとおかしだろう






秘密の泉に

石を投げてみる




それは僕の妄想だろう


獣の ....
アカゲラについばまれた

桑の木 ハチワレの

地球のような球体の眼は 風の色をうつし、

木陰はさらさらと葉を揺らす

不安や恐怖が 世界を委縮させていく

怒りは人を疲弊させ
 ....
ばねのように跳躍すると
身体で喜びを表せる
私はばね
スプリング
このまま飛んで行こうかな
悲しみと苦しみを恐らく終え終わった
あの人の所へと
いま、あなた、樹上の死体、あじさいの花

蒸し暑い季節、お弁当、モノレール、波の反復
14時〜15時、壊れた時計、ニベア、アナカリス
学習アプリ、訪問介護、500円自転車、二人
親水公園、ア ....
鶴のおおくいる村に、
温泉へと向かいました、
露天風呂に入ったあと、
石だらけの日本庭園のベンチに座り、
その竹垣のまわりには、
樹々が青々と生いしげっており、
その葉がそよ風にさやさやと ....
mizunomadokaさんのおすすめリスト(2034)
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