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音も無い
そんな雨に出会って

そんな中に
佇んで
包まれて

張り付いた前髪から跳ねる雫も
もう遠くの出来事のようで


霞んでいく風景に
この道はどこへ行くのかと
この私 ....
あなたが守る

暖かさ

幸せ

今、身体の中で

凍てついている

今夜も

行き交う人が

看守のように見える

いつものデパートの

ブロンズ像の前で

 ....
あなたの瞳が
私に慣れてきた

そしてそれからの
私が虜のホログラフィーは
茎を傾げた優曇華の花びらが
リアス式の高い海岸段丘の上で
凪だけど揺れ舞う景色

瞳が放つ言葉は
緩急を ....
ふとしたきっかけからの君との再会

君は僕を覚えているかい?

僕は一時として君を忘れたことなんてない

君と過ごしたあの日々を

君が見せたあの笑顔を

でもそれは……

忘 ....
はじけるよ
虹色の しゃぁぼんだまが ひとつ

あのしゃぼんだまは あの子のいのち
あのしゃぼんだまは あのひとのいのち
それから あのちいさいしゃぼんだまは 学生のときの記憶の色

み ....
桜が満開になると
たくさんの人々が
花見におとづれる

でも
桜が咲いている姿よりも
散っていく姿に
感嘆をもらす

どうして散っていくのに
感動しているんだろう

小さい頃か ....
やっと
俺好みのスタイルを持った
貴女とエッチができた
やっとね

寝姿を緩めた貴女は今
俺に尻を向けている
右足を、くの字にして

こんなところに
釣針があったとは

俺は人 ....
こぼしきれない涙と共に

君は小さな魚になった

水のような言葉を吐いて

灰色の街へと逃げてゆく

いつか大きな水槽を買ったら

君を探しに街に出よう

そう呟いたら君は ....
何か失敗してしまった時に、

私は反省をせずに、「後悔」をしてしまう。


どうして、あんなこと言っちゃったんだろう。
どうして、あの時、こうしなかったんだろう。と。


これは後悔 ....
貝殻の内側に仕舞われたような日々
僕らがいるのはそんな場所で
耳にあてるとざーざーと音がする

うっすらと開いた隙間からは
青い空と白い雲
明日っていうのはきっとあの白い塊で
かたちがあ ....
振り向いた先が
届かない思い出だったなら
胸に少しの痛みを
感じることでしょう


昔のノートを整理していると
ページに挟まってあなたがいました
ピントの合っていないぼやけた横顔でも
 ....
君の笑顔は椅子に似ていて
笑うと誰もが顔に座りたがる

散歩途中のお年寄りや
旅に疲れた旅人
アイスキャンディーを持っている人
ただ夕日を見ているだけの人

誰かが座ると嬉しそうにする ....
出会ったとき
あなたの笑顔は
その輪郭も儚げで
僕の硬い指が触れたら
壊してしまいそうですらあった

桜が
もうすぐ咲くわ

紅をさした蕾に
そっと触れてそう言った
あなたの瞳に ....
赤くて、赤くて。
おどろおどろしいまんじゅしゃげ。

彼岸花っていうんだね。


幼いわたしは、この華を見て怯えました。
実は今も怖いです。



赤くて、赤くて。



 ....
やかんの湯は沸騰間際
君は気づきもしてないみたいだ
僕がいくら噛み付いても
マゾなあんたは喜ぶだけ

解かれないだろう嘘をつき
少しずつ ほんの少しずつ
抱く手を使い 君を僕から剥ぎ取っ ....
はらはらはらりと
風花が舞う

あなたの肩にひとひら
わたしの髪にひとひら

振り返らないと誓った道を
あなたに連れられ歩く

儚い夢を追いかけ
風花の中を歩く

夢見るように ....
町がほころびはじめる
ほころびはじめるささくれに
桃色の花びらはもぐる
僕らは踏みしめる
踏みしめる僕らは 
ささくれを
帰す

まぁ、それでもいい。

パラペットの避雷針の
も ....
たろうが好き
たろうが好き
好き
好き
一番好き
何よりも好き
好き

たろうの癖も
たろうの嘘も
すべてを知って
いるつもり
つもり

つもり
つもり
 ....
おつきさんのえだが
するするおりて
わたしのかみを
もてあそぶ

おつきさんのこえは
ほつほつしてて
わすれたころに
きこえてくる

おつきさんのはっぱ
やわっこくって
 ....
あなたを失ってから
どれだけの涙を流しただろう
あなたを失ってから
どれだけの涙を流したら
あなたのことを
忘れられるのだろう

泣いても泣いても
枯れることの無いボクの涙
叫んでも ....
セロリは食べたくない

俺の眼前にセロリが出てきた空間は
覚醒と蹂躙のプレリュード
でも あの
他者が食べてる様から醸し出す
俺だけが感じる音は好き
水が注がれた透明のガラスのコップに
 ....
この町の
坂を登り切った
いつもの場所へ

僕と君が一緒の週末も
この町を眼下に
何回めだろう

夜になると微かに靄が漂う
簡素で静かな町
僕達はこの町の中身を飲み
そして町の中 ....
ベッドに寝転びながら真っ暗な天井を見上げる

次第に浮かび上がる伸ばした手のかたち

疲れた貴方をこの手で抱きしめたくなる

言葉だけが遠く離れたあなたに届く

言葉というものの良さを ....
ここは
風が強い
遮るものは何も無いから
私もざわざわと揺らいでしまうのです


花に昔の恋を重ねるのは
いつまでたっても抜けそうになく
風に揺らぐ花びらに
褪せた写真の中の誰かさん ....
君は僕無しでも生きられるかもしんない。
僕も君無しでも生きられるかもしんない。
でもね
君は君無しでは生きられないし
僕も僕無しではいきられない。
君の君には、僕がいた時間が含まれていて
 ....
眠りから覚めたばかりの目で
カーテン越しの空を見つめる
青空も
太陽も
何だか他人の顔で

戦線離脱したあの日から
自分の未来は
カーテン越しの光のようだと
溜息ひとつ
煙草の煙く ....
起き抜けの
一杯の珈琲と一本の煙草
まだ寝惚けた頭には
今日が昨日で
昨日が今日で

起き抜けの
一杯の珈琲と一本の煙草
ボサノバなんて聴きながら
一日に一度しか味わえない
その味 ....
昨日まで俺といた人間は
たしかに俺といた人間は
親しい人の心の中で一人
現実の雪崩にのまれた
彼を探しに行かなければ
俺という行方不明者を
俺という生き方を失した人間
信頼をなくす
過 ....
うそつき
うそつきと囁きながら
言葉が逃げてゆく

夜と朝の狭間で身悶えする
眠れぬ夜に熱るこころで

言葉が逃げてゆく
うそつきはだあれ
うそをついているのはだあれ

みんなほ ....
悲しみてぇもんは
大きかろうが
小さかろうが
とんでもなく重たい荷物

持主にしかどんなに重いかわからない
かわりに持ってやる事もできない
置いていこうにも手からはなれない
とんでもな ....
貴水 水海さんの自由詩おすすめリスト(1249)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
煙雨- 霜天自由詩704-3-20
クリスタル- 純太自由詩504-3-20
優曇華- 純太自由詩404-3-20
初恋- 長月 猫自由詩204-3-20
しゃぁぼんだま- ukiha自由詩404-3-20
散る姿- クラウン自由詩304-3-20
釣針- 純太自由詩204-3-19
- ロク自由詩504-3-19
「後悔」と「反省」の境界線。- 千翔自由詩204-3-19
貝殻の内側で- 霜天自由詩204-3-19
ここにある空- 霜天自由詩404-3-19
似顔絵- たもつ自由詩18*04-3-19
桜咲くまで- さち自由詩604-3-19
まんじゅしゃげ。- 千翔自由詩204-3-19
別れ前- 春日響自由詩204-3-19
「_風花の道_」- 椎名自由詩204-3-18
桜道- バンブー ...自由詩104-3-18
ふゆの女- 容子自由詩14*04-3-18
月の枝- 湾鶴自由詩804-3-18
I_never_forget_you...- Lily of the ...自由詩3*04-3-18
セロリサディスティックバンド- 純太自由詩604-3-17
環流の町- 純太自由詩604-3-17
よる- 暗闇れも ...自由詩2*04-3-17
風の景色に- 霜天自由詩404-3-17
さよならだけど- さち自由詩6*04-3-17
「_目覚めのひととき_」- 椎名自由詩2*04-3-16
朝の慣わし- 快晴自由詩7*04-3-16
僕を訪ねて- LUKE自由詩104-3-16
「_苦悩_」- 椎名自由詩304-3-15
旅路- 長谷伸太自由詩7*04-3-15

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