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空っぽになった
ジャムの瓶をさかさまに

逆立ちができない、と
言っていた友達を
さかさまに

意地悪なあなたの
『好きではない』を
『好き』に変えて

あなたの気持ちをも
さ ....
キングサリーの花の下
小さく揺れる花びら{ルビ一枚=ひとひら}
届かぬお空に恋をした
宇宙を想い 己を呪った
鳥に憧れ 雲に憧れ
いつまでたっても
憧れの所に届かない

信じるものが見 ....
おそらく ぼくは


求められる ということだけを
求めていたのだ


あの夜 ぼくは
正真正銘どうかしていて
月にさえも 誘いをかけていた 


そこに 他意はなく
そこに ....
さいきんの

きゅうじつには

あなたが

いない


カレンダーの

あかいすうじを

くろく

ぬりつぶす



だから

きょうも

きゅう ....
例えば、あたしが涙だったら。
あなたの瞳から溢れ出ないように頑張っちゃいます。
例えば、あたしが水道水だったら。
あなたが夜眠れない時の水分補給になります。
例えば、あたしが雨だったら。
あ ....
この世界にはいったいいくつの色があるんだろう?
ボクの中にはいったいいくつの色があるんだろう?

心の色って何色なんだろう?
心に色があるとすれば...

君の心は何色?
ボクの心は何色 ....
ベッドの中の暗闇で
心音を聞いていた
果てのない連続だと
考えが浮かんでは消えた


かちゃり
どこかで開いた音がする
流れてくる朝の匂いを
あくびのついでに吸い込む

ざわざわ ....
騒々しいはずの時間が
雨の中に吸い込まれ
人の声も
車の音も
今はただサイレント

季節が変わり
華やいだこころも
灰色の雲のした
昨日のほてりを内に秘めて
今はそっとサイレント
 ....
この出会いには、すごく感謝している。

その人と、話していると、なんだかとても心地良い。

その人の顔も名前も知らないけど、

私の夢の中にあらわれた人。

顔はよく覚えてないけど、
 ....
あさがこわい
よるがこわい
ははがないた 
ちちがないた 
ねこはいなかった 
いぬはかってみたかった
 
 
しあわせ
とても 
これからも 
うまれるまえ ....
ひらひらと
白い羽根が飛んでいた
どこから放れて
どこへ行くんだろう

緑一面の麦畑と
鉄塔に挟まれた空を
ゆれてゆれて飛んでいく
蝶々なのかもしれない

遠く遠く遠く
離れてい ....
 誰かと
 強い約束をしたことがない

 貴方の
 ずっとずっと味方だよ、とか
 これから
 一生守るんだから、とか

 それは
 ただの願望で

 約束じゃない ....
静かに静かに降る雨は
僕の哀しみを溶かしていって

絶えず絶えず落ちる涙は
僕に哀しみと痛みをウエツケテ

優しすぎた君は
僕に寂しさと愛しさを残していった

弱すぎた僕
失くすも ....
また やった
夜を通り越して おはよう
俺の狂った体内時計

また やった
朝を通り越して おやすみ
其処の常識な生活

嗚呼 でも もう苛立ちもしない
脳内麻薬にやられちまったかな ....
                  退屈に 
    

 
                        殺される

 

    退屈が
 
        

 ....
心が悲鳴をあげたように涙が止まらなかった
たまらなく自分がいとおしく感じられた{ルビ昨夜=よる}

瞳を閉じて今日{ルビ今日=あさ}を迎えて
今、公園のベンチに腰掛けながら
体をすべりおちて ....
透明な箱の
外側を壁づたいに歩く

出口はすぐに発見した

透明な箱の中には
どこまでも青いような空が
ところどころに
ふわふわと白いような雲を浮かべて
広がっている

透明な箱 ....
いつか
いつか
この願いが
神様に届きますように

いつか
いつか
この想いが
あの人に届きますように
    

そしていつか
あの人が笑ってくれたなら
君からもらった
最初で最後の手紙は
とてもとても優しく
とてもとても哀しいものでした

ねぇ
笑っていて
なんて云うくらなら
嘘でも良いから
好きだと云って

ねぇ
それが無理 ....
かちかちと
音を投げる時計に
埋め込まれた私達
いつもためらいがちになってしまうから
いつまでも流れに乗れなくなってしまうね


間違ってないなんて
そんな言葉は難しくて
傾いて見え ....
説明が出来ない
キッチンの片隅
気付かれないように
涙が流れた

想いは
こぼさないように
シンクの横に
そっと置いたまま
君の夕飯を作った

テレビに目をやりながら
明るい声 ....
勝手に傷ついて

眠ってしまおうとした

名残りに

カアテンの間から見たのは

氷の海に漂っているような月で

たぶん

あの人はいま お喋りに夢中で

あの月の悲しげな ....
眠りにつく場所は

さほど問題では ない





どこで目覚めるか が

極めて重要なのだ



そのとき 五感は

何を 求めている?
そこに宿った
小さき 命

光を浴びることのなかった
小さき 命

その人の涙は
暗闇にひとすじ
混じりけのない
透明な線を描く

ぽつり、と落ちた水溜りには
空の雲が映って
 ....
切れなくなった
あなたが
あんなこと
言ってくれるから

『愛してる』

ただそれだけ
それだけを言って
電話は切られた
人の返事も
何も聞かずに

『私もだよ』

そう ....
この道
あの道

いつも
限りなく
続いている
全ての道たちへ

道があるから
あなたたちが居てくれたから
ボクは歩いてこれました
ボクは進んでこれました
感謝しています

 ....
芍薬の香りのする
雨後の湿った庭
皐月の新しい植物たちはどれも
その掌に虹色に輝く雫をのせている


人工の香りしかしないこの家に
芍薬を生けると
異質な感覚が
胸に過ぎった

 ....
電話が鳴った

今日
肌身離さず持っていた
携帯電話が
いつもなら
部屋に放っておかれるはずの
携帯電話
今日は
大切な携帯電話

電話が鳴った

午後10時37分
着信音 ....
こぽこぽこぼれる 透明なグラスに
わたしが点滅するというのは
こういうとき なのだろうか
あふれる濃縮還元ジュースは
せつなくて

地下鉄の降り口をまちがえた
まちがったとわかっても
 ....
桜の花びらの

ひとつひとつに

名前をつけて

しばらく会っていない

もしかしたらもう会えない人達を

眺めていたら

君を思い出せないうちに

最後の一枚が散った
 ....
貴水 水海さんの自由詩おすすめリスト(1249)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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プレリュド- ふう自由詩4*04-5-9
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