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夏のかかとは海を渡る
渡って向こう側の大陸へとたどりつく
潮くさいにおいに魚どもも逃げ出し
伸びる砂浜ほどの清潔さを持たない

夏のかかとは山を渡る
渡って峰から峰へと踏み越える
傲慢な ....
公園の片隅で花が咲き
人びとの心の中にも花が咲き

そよそよと
良い香りの風が吹き
そわそわと
気のはやりがちな人はあせり出し

山の斜面にも花が咲き
人びとのくらしの中にも花が咲き ....
僕は淋しかった
または、淋しくなかった

だから 僕は森を歩いた
だから 僕は空を仰いだ
しんしんと
珍しくも降ってくる雪に合わせて
その降ってくる音に合わせて
僕は息を吐いた

 ....
たった一度の


『I LOVE YOU』





ドラマティックな{注出来事=きめて}があれば


君と

僕は



二人っきりの明日が作れるだろう
あなたの隣にいると
体中の
毛穴が開くのを感じるの
ぶわあっと
体中から
何かが噴出して
息が出来ないくらい
それがなんなのか
わからないまま
いつもキスしてる
君は、黒い影が辻を横切ると言う。吸い寄せられる鉛色の空の下に。何処か北欧風の街の錯覚なのだ。私は、鈍い光線に梢が青くなって震えているのを見た。私はあのモズの震える舌が欲しいと言ったのが間違いだった。ど .... 吹き付ける風も
冷たいはずなのに
{ルビ靡=なび}く髪も
人の話し声さえも

優しかった

周りの全てが
私を包み込んでくれているようだった


あの人の笑顔を思い出して
少し ....
封印された ひとつ
立ち止まれ

立ち止まる
行き止まり

封印された ひとつが
全て封印して
何も動かない

見て 聞いて 触って
何も残らない
ただの空白

忘れて行く ....
寒い冬に啜るラーメン
お腹いっぱいになって悩み事も棚上げ

白い息を吐くバス停
空を見上げたまま待つこともう10分

唸り声をあげる鉄の塊
プシューっと開くドアに身体が吸い込まれる

 ....
「ことば」ってね
書くことも大事だけど
声に出すことはもっと大事

声から伝わる想い
声でしか伝わらない言葉
あると思う

あなたから奏でる
そのメロディが
耳管を通り抜け
私の ....
真夜中の詩人が歩き出す
まだ眠らないのは
月も星も眩しいから
銀色の煙が美味しいから

愛だとか傷痕だとか
嘲笑を抱えて孤独を彩る
真夜中の詩人が歩き出す

聞こえているか?この詩が ....
  冬の木漏れ日の中で懐かしい歌を聴きました
  懐かしくてももう泣けない自分がいました
  それが寂しくてそっと瞳を閉じました
  太陽が淡く輝いた冬の日のことです


  太陽 ....
僕は地球を飛び出して

宇宙の果てまで旅をする

遠くへただ遠くへ

長い旅だから

夢を見よう 宇宙の果ての夢を

そうして 宇宙の果てに印をつける

宇宙の果てに書く印「地 ....
真実の愛は
一つだけだと
恋する度に思うけど

それは一度無くすと
二度も三度も
無くなってしまって
勿体ぶっていた
自分が馬鹿みたいなので
愛の安売り
始めます

愛をぶ ....
助けて!!
{ルビ闇=くら}の底から コダマス

助けて!!
どこからともなく キコエル


誰だ


認めたくないから
逃げてみるが
いつまでも
キコエル
もう
なにもない
あなたに伝えることは

もう
なにもない
あなたと分けあうものは

真っ白な
 雪のなかを
真っ白な
 二わのうさぎ

それぞれ
 きたみち
  ひきか ....
夢へむかう
あなたのため息が
スキ。
小さな期待と
大きな不安と
逃げさるような
来るような
夢へむかう
あなたのため息が
スキ。
カードは 秩序
壊すのはいつもジョーカー
笑顔ほど

恐ろしいものはない 

いうこと

あなたはいつも
ジョーカー
笑顔でわたしを揺さぶって

このゲーム
負けるかもしれ ....
あるいている
みどりのなかを
あるいている

あるいている
かぜをおって
あるいている

あるいている
ひかりのなかを
あるいている

あるいている
あめにうたれて
あるい ....
笑顔の下に透けて見える冬を

お互いに無視して

決して埋まらないものを

埋めてしまわなければなりません

それは大きくて また 愛しい不在を

お互いの 手と言葉と表情だけで
 ....
別れてしまうのが悲しいなら
出会ってしまうのが悲しいのかな

別れてしまうのが自然なら
出会ってしまうのが自然なのかな

ふたつに別れた貝殻を重ね合わせて
僕は地面にそっと落とす

 ....
夜の公園を一人歩く

渇いた靴音が暗闇に響く

だが渇いていたのは靴音だけではない

いつからかなんて覚えちゃいない

随分と前からかもしれないし

つい最近のような気もする

 ....
星に願いを載せようと



夜空を見上げ

待ち続ける






流れて




消えたものは
君は「優しさ」という諸刃の杖を使い
世界の果てを目指した

生があるなら必ず死もある
私達は「死」という意味不明の存在に
怖れた
辛くなった 哀しくなった
そして壊れた
だから
あの ....
        部屋からの風景は
        丁度こんな感じだ
     そう、丁度こんな感じだ
     この辺で頭出してるのが
     ほのぼのレイクのネオン
        隣の ....
雪降る夜のトナカイが
喧噪の空をゆく

昨日
回った家々の
窓の灯りがあたたかい

おやすみ
どんな世界にも
小さな平和はきっと 降るから

ボクは
小屋を抜け出して
一日遅 ....
あおいだ ゆびさきから
つむぎだされる よるの とばり
その やみのなかで てらしつづける
ゆらめき つづける
ふかしぎな かたち
さまざまな ゆくえ

ねがわくば わたしの あとは
 ....
何も言わないで

静かに

そこに立っているものが

見えてしまったので

酒飲んでも無駄

泣いても無駄

うつむいても無駄

何も言わないで

静かに

そこに ....
手を伸ばせば
影さえ解けいるような
薄づく雲間の光
それがあなたなら
背中に羽をつけるから
やわらかなそこへと
引き寄せて

たとえば
重く低い雲であっても
その先の遥か彼方に
 ....
我家は回転している

円く伸びた廊下
振り返っても、そうでなくても
伸びていく先は同じこと
春夏秋冬
西側の窓からは
明るさが注がれます

真ん中では居間が
ごうんごうんと音を立て ....
貴水 水海さんの自由詩おすすめリスト(1249)
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