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河原であの娘と手持ち花火

今日は風が強いので何本もマッチを無駄にした
その度にキミはくすくすと笑う

去年の花火だからしけっているのだと
僕は頭を掻く

キミは川面に浮かぶ月の反射を ....
さみしい と打ち込んで
いっせいに
知りうる限りのアドレスへ

やがて何通かの同情と
おざなりな相槌と
迷惑な入れ込みが届く

そんなものは望んではいない

薄らぐ窓のすき間から
 ....
月の光の中。僕たちは出会った。

君は、月の光に照らされて、僕に微笑んでくれた。

まるで、君は天使のように・・・

もしかすると、あの時、僕には見えらかもしれない。

君の背中に、白 ....
何度も
何度も
死のうとした

何度も
何度も
自分を傷つけた

心も
体も
ズタズタになった

だけど
俺は死なない
俺は死ねない

まだ
この世に
未練が
あ ....
線香花火に照らされたあなたのよこがお。
小さな笑顔で光を見つめている姿も、
こっちを向いて笑ってくれる顔も、
ぜんぶ大好き。
とくに何かを見つめている
あなたの目が好き。

私のことも、 ....
*Coffee*

  銀の鈴のついた  スプーンで
くるくると
  かきまぜてみよう

   甘さも
   苦味も
ごちゃまぜにした

カフェオレは“恋の味”
ぶつかっては壊れ
飛び散っては集まり
粒は細かく
きめは細かく

ぶつけては壊し
ぶつけられて壊され
心の破片
私の破片

探し歩き
拾い集め

角も削れた
小さな破片
 ....
さっき
ガード下で出会った
あのカエルは

ホントに
カエルだったんだろうか
なんて


考えたりする今夜の僕は
ホントに

僕なんだろうか
輝くものを見たくなかった
カラスの爪ばかり目について
喉が渇く

霧の羽
霧の懐へと
破れた服ぶらさげて

肉はいらない
がらんどう・・・夜の雫は
朝の湿った空気へと
山から ....
らじうむのように

見えない放射を

どこかから放つ

小さな石を にぎりしめて

とぎれた足跡の前で

ためいきする


存在よ

星の砕けた子どもたちに

時は過 ....
吹き抜けた風、

輝いた花火、

燃え上がったほのお、

時計の針を回す歯車は
幾度回っただろうか。

ただ流れる水、

さかのぼっていく魚たちは
何を見たのだろうか。
あなたが好き
あなたが好き
なぜだか悔しいけど
あなたが好き


時々拗ねてみせれば
いたずらっぽく笑う
ばかだなって


追いかけるのなんか大嫌いなのに
気づくと
いつ ....
  おや、河をめざしていたのではなかったのですか


           はい、ここは河です


  どうにも、ここは海、のようですが
  その証拠に、
  こんなにも広く、青い
 ....
柔らかい絹のような髪
風に遊ばせて 君が笑う
まだうっすらと 幼さをまとった
伸びやかな脚を
揺らしながら

少しかどのある硬そうな膝小僧
二つ並べて 君が笑う
若草のそよぐ野原を ....
私は深い海に沈んだ

いつ這い上がるのか

絡みつく鎖が

とける日まで・・・

己の力で這い上がるまで

生か死かどちらかだ













 ....
夜空を渡る
銀の箱舟よ

夜空に跨ぐ
白き箱舟よ

どうか
どうか

空の彼方にいる
どの星々よりも輝く
あの香しき
あの愛しき
あの星へと
伝えてください

『愛して ....
花を 手折るのが
わたしであるうちは
わたしは花ではなく
手折られることもない

ナイフを構えるのが
わたしであるうちは
わたしは傷とはならず
痛みにうめくこともない

無数のあな ....
夏休みも終わるころ
いまでゴロゴロしていたお父さんに
僕は言いました

ねぇドコカへつれてってよ 

お父さんはいつも
忙しいからと言ってことわります
だけどその日はどう見てもいそがし ....
逢いたい人には 逢えなくて

ずっとは 続かなくて

気持ちは 届かなくて

お預けと 我慢ばかり...


凍った月を食べる

パリッ..


        (2004 ....
わたしの好きなお月様は

すれ違い

先に明日にいってしまったので

わたしは一人で  

ただひとつ星を眺めています

この夜がやさしくて

手を離すのが 

いやで仕方 ....
ふと見上げたら飛行機雲

白い線がまっすぐと伸びていく

空はこんなにも大きい

そして

ひとは

ちっぽけだ



泣いたり

笑ったり

大忙し



 ....
長距離で見詰め合った
   あなたは 私をまだ知らなかった

日記のような手紙を書いた
   あなたは 深夜ラジオでメッセージをくれた

海辺の風に吹かれて目をつぶった
   あなたは  ....
真昼の空に白い月
青い空の白い月
それはみえないけれど
そこにある幸せ
学校ひけたら
駆けていく
あの駄菓子屋は
今も そのまま?
鬼ごっこした
松ばやしは
いつの間にか
駐車場

それでも 
ここは あの頃の匂いがする

初めてキスした
公園の ....
あいたいナって思う人はたくさんいるけれど
あえる人は一人だけってトキもあル

でもやっぱりあいたいのは
愛すべき困り者たち
この真夜中の
この静けさに

チラチラと
狂気は降って


闇の秒の遅さと
生の流れの速さに
僕は怯える


明かりを付け
異国の古い
映画に紛れながらも


こ ....
たいそう さみしいようなので

さみしいうた ひとつ

あげましょう


ひそひそした うた ひとつ

きいてるあいだは

つぎのさみしさ きませんから


さみしいうた  ....
狭い部屋の
狭い窓から

雨が降っている

遠く聞こえるのは
蝉の聲

雨が蝉の羽を濡らすから
今日はもう
おしまいにすればいいのに

狭い部屋の
狭い窓から

雨が降 ....
くちを とじて
めを とじて
みみを すまして

かんじる もの

うたたねのような
やわらかな

さいぼうとさいぼうを
すりぬけてゆくような
むげん

くちを ひらけば ....
いたい いたいと ながすなみだは
ちゃんと ぼくを うるおす ちからを もっている

ひたひた な かなしみに
じわじわ の ブルー
うるるん うるおして
じわり じわり

ぼくの ....
貴水 水海さんの自由詩おすすめリスト(1249)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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*Coffee*- 自由詩2*04-8-25
心の破片- 谷川美嶺自由詩104-8-25
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霧衣- 湾鶴自由詩4*04-8-21
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