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あなたの名前も
あなたの素性も
何もいらないのよ
そんな必死こいて説明する必要ないの

あなたの生い立ちや
あなたの前科なんて
関係ないのよ
何も弁解する必要なんてないの

このボ ....
干乾びたのだろうか 私は静かに干乾びていくのだろうか

風の強い静かな午後 ほら、耳の裏側で
ガラスの器 丸く並ぶ石粒 揺れる水
指を離す ゆびをはなす 知っているのに・・・
鳴る音は飛沫  ....
青白い蛍光灯 壁はなおさら真っ白で
音は何も聞こえてこない 聞こえない

この部屋に体二つ 呼吸は一つ
とても不思議 とても不思議

線香の香りは 僕の吸ってる煙草の匂いを消せない ....
君は僕に笑顔をくれる
君は僕に愛情をくれる
君は僕に幸せをくれる

ごめんね

僕は何もお返しすることが できないよ

だから
せめて今は
君の隣で 唄を歌う
降り立った駅のホームには
潮の匂いの風が吹いていた
タクシー乗り場では
タオルを首に巻いた運転手が
ワイシャツには不釣り合いなほど
日焼けした顔で機嫌よくドアを開けた

エア ....
私の
家の裏には
杉林があって
その向こうには
すこしばかりの空があって
夏になれば
蝉時雨が満面に鳴り響いているのです
しばらくそれを
みつめていると蝉の声が深く
静かに命を説いて ....
カタカタと軋んだ音をたてて 五線譜の上に
吐き出されていくのは あの夏のことでした

紙杓子で掬ったあかい金魚を手放したのは僕

とっぷりと暮れた空にあめが降りつづいている
何処かに傘を忘 ....
キミを大切に思いたいはずなのに
自分の我侭ばかり言ってしまう
気付いているのに直せなくて
そんな自分が大嫌いで
いつの頃からだろう
こんなに歪んだ心を抱いたのは

怒りを堪えようとするけ ....
生活習慣よりも、性格習慣を変えましょう!。 月が白く染まるころに 君に会いに行こう
月が白く染まるころに 君に約束の電話をしよう

受話器をとって ダイヤルを回して 呼び出し音に息を潜めて
君を待つ

「なぁに?」

白く染 ....
待っている間はいろんなことを考える
{引用=笑ってるあの子供はかわいいな
今通った恋人同士の彼は好みだったな
さっきのおばちゃんはじっとこっちを見てた}
いつの間にか人間観察になってしまう
 ....
ボクは君を
幸せにしないでしょう

それと
逢いたい気持ちとは



小さなパラソルに
寄り添って歩く

少しだけ
雨が降って
 
 
 
海辺で佇む僕の背後から声
透き通るような澄んだトーンの
潮風に乗って耳に流れ込んできた

何がそんなに悲しいの?

そんな瞳で僕に囁かないで
そうだ僕は空になり
キミは海になるだけの未 ....
{ルビ理由=ワケ}もなく泣いた 空の{ルビ下=モト}
見あげればとどかない青い空

手をのばしせつなさ鮮やかに弾けた
絶望の声 咲く花
切望の音 行く風
流れる時をつなぎとめていたい
螺 ....
シャボン玉の中に失われた人魚の声が
詰まっているような気がして
割れる瞬間耳を塞いだ
自らの意志で泡と消えた彼女が
恨み言なんて残すはずがないのに
詰まっているのはきっと
虹色の鞠を膨らま ....
失う事が怖いのではなく
失う故が解らぬのが怖い

流れがときと別れても
滞らなければまた続いていく

自分の場をしっかり保てば
何かを見つける事も
何かに見つけられる事も
容易くなる ....
買い物袋から
オレンジが転がったのは単なる偶然で

私の爪の端っこに
香りが甘くなついたのも単なる偶然で


果実が転がり出さぬよう
そろりと立ち上がった頭上に
飛行機雲を見つけ ....
なくしてしまった卒業アルバムみたいに
開かなくなった記憶は美しく消える
今日という日が来るまでに
いったい人はどれだけの涙を流したのだろう

ふと、考えたある日のバスの中

団体さま四十数名を乗せたのりもの
その中でたくさんたくさん泣いた

きっと、この団 ....
知っている曲が 途切れて
知らない歌が とぎれとぎれに
髪の先 さわり ふれる

冷蔵庫にジュース
飲みたい けど
動きたくない

どうやってたんだっけ
時間て
なんて
数えるん ....
な をよぶ
とき が隔てた

かぜ の かいろう
打ち

うまれた のろい
すくう ゆめ

わ 火焔
走 破

白き 鼓動

水 と 灯る

2003 4 20
薄闇に隠し持つ情熱は
菫の花のように 葉の陰に隠れて
誰にも気付かれない

君だけが 静かな影をかきわけて
見つけ出してくれる
甘い熱を放って咲く私を

ひいやりと冷たい君の唇を
堅 ....
星の照らす薄明かりをたよりに
君の存在を曲線でみつめる

ぬくもりは確かにそこにあって
通い合うものもあると信じられるのに
息遣いも、髪のほどける微風も
すぐ隣にあると、心が証明しているの ....
ぼくのろうやにいる
りゅうちにんは
みんな
びょうきがち

しゃばにいるときは
ぎんぎんに
げんきなのに
りゅうちじょうのなかでは
とたんに
びょうきがち

いれずみの
のぼ ....
夕陽の、
あの世界の全てを焦がしかねない熱量を持つ
直情的な眼差しを
一身に受け止めるたおやかな雲
火傷を恐がらずただ信じて手を広げ
柔らかな身体で抱き止めるその姿が
僕を魅了してならない ....
見たこともないさよならを
毎日つぶやいているうちに
つめたいそれは温度をもって
かわいたそれは潤いを増して
かなしみに包まれたフィルターを
たぷたぷと揺らしながら
ぼくを爆破した

見 ....
言葉って悲しい
伝えようとしても伝わらない
震える唇から滴る言葉を掬い上げても
そこには何もなくて
何も伝えられない伝わらない

誰かの冷たい裏切り
私なんて消えてしまえばいいのに
心 ....
花陰に風はやどり
月星を愛で
いつしか
浅い眠りにおちて

天の川から
舟を漕ぎ出し
月のうさぎに恋をして
手に手をとって
星々をめぐる旅をする

そんな甘い夢をみた
 ....
グラスの縁を滑り落ちる
雫のまるい膨らみの中に
千切りそこねた夏景色
麦藁帽子の少女の幻を閉じ込めて

氷の欠片をもてあそぶ指先の
すこし伸ばした爪は
太陽と同じ色に染められて
行き場 ....
しずんでしまった

ふねのこども

うみはあおくて

そらもあおくて

とてもきれいなひかりに

あこがれながら

しずんでしまった

ふねのこども
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