すべてのおすすめ
肩まで のびた髪を
指で とかすと

しずかな 波 の音が する

黒い
隙間 に

あお しろく

ほどけた 心は
ちいさな蝶

のぼり
はためく
海へ

 ....
とおくから まよなか が くる
いとまき あなた の きら の なか
せんの とおり を こえましょか

とおいひび まよなか が なく
からくり あなた の ゆめ の くち
せん ....
あなたの日常と
わたしの日常から
たった一日だけ切り取って
夢の世界で重ねましょう

それはもう
現実には存在しない
時間なのだから
何にも縛られることなく
二人のためだけに過ごしま ....
     花のひとひらが
     枯れ葉を追っておちる様に
     それはとても自然なことだよと
     あなたは言った

     白いカーテンが窓の外へとたなびくのに誘われて
 ....
風に乗って越してきた次の日から
せっせ、せっせと
庭の草取りをはじめ
ごんごん、ごんごん
掘り起こして土作りをし、
次の次の日には
どこからか太陽の種を
仕入れてきて
ぱらぱらぱらぱら ....
ふりふりふり っと
どれすの すそを
ゆらして
まるい
ぼうるの なか

きのせい かなー
うわめづかい
きのない ふりして
さそってる かなー

そとは
 ....
深くまでつづいている
いつか見失った道の先にある、森で
夏の日
ぼくたちは、生まれた


頭上には空があった
ぼくたちと空の間を通り過ぎてく風があった
ふりそそぐものは、光
光とも見 ....
きれいな音楽だとか
物語が
ささえになること

ぜんぶひとから生まれたなんて うそみたい
ひとは まだ じょうずに好きになることができない



うけとめる心の
線の細さは
 ....
曖昧な言葉の波に飲まれている
夏の陽炎、幻と思い出の中で
君を失くした日を消しゴムでランダムに消す

消し忘れた心の奥で
君がいつも笑うから
私はいつも不安になる

フェンス越しに ....
いつもは嫌いなウイスキー
飲み干そうとすればするほど
拒絶の閃光が{ルビ肉体=からだ}を走りぬける

・・・・まったく使えないやつ・・・・

酔うことを欲する{ルビ精神=こころ}とは別に
 ....
紅さし指で
この唇をなぞっておくれ

宵をにぎわす祭りの夜に
提灯ゆらり


光はたぶんに
正しいものだけ捕まえる
ほら
燃える可憐な蛾がひとつ

短命ながらも風情をもって ....
たとえば
僕らに翼があったなら
途中で重く飛べなくなる者もいるだろう
たとえば
片想いほどの純粋さがあれば
君の些細な気持ちにも気付けるのだろう

僕がここでこうしていることは
何 ....
足跡が一つ
僕の前の廊下に
ついている。
あまりにも小さく
不気味な足跡

ひょっとすると
僕のお母さんかもしれない
そう思って跡をつける

足跡が一つ
部屋のカーテンの影に
 ....
おしげもなく 陽の光がふりそそいでいる
3月、真昼
白野原に反射して 
レース越しの彼女の庭は  
照明具よりずっとまぶしい
ああ、ぴったりの名前がやっとわかった

風がとまった   ....
       八月二十七日 午前三時


     ひっそりと聞こえる祭囃子や
     遠くであがった花火に
     いつでも僕らの世界は置き去りだった
     それでも ....
世の中に愛の歌は溢れてるけど
最近気づいたんだ
どんな歌をうたっても
私が歌いたい愛とは違うってことにさ

どんなに声を張り上げても
どんなに思いを懸けても
私の心はこれじゃ届かない
 ....
まず、最初に言っておくけどね。
冷凍室から取り出したばかりのアイスキャンディーを
すぐに舐めてはいけないよ ホワイト

表面を白く覆う 霜という物が消えてから
静かに舌で突っついてさ 甘 ....
いつまでも手を繋いでいたかった
コンクリートの階段で隣り合わせ
手を重ねてた
空を見上げたら闇
心を覗いても闇
それでも いつまでも手を繋げると想ってた

ただ何をする事なく歩いた夜
 ....
「もう落ち着きたいのに」
と君が話す
落ちて着くなんて
そんなにいいもんじゃないよ

君が居るその場所から
どこへ落ちて行きたいの?

まだまだ昇って行けるのに
そこより下で辿り着く ....
空から
降り注ぐ
冷たい雨
それは
私の心模様
冷たく
寂しい
もしも
あなたの住む街に
雨が
降るのなら
それは
私の心から
溢れ
降り注いだ涙
受け止めて
もう一度 ....
伸びた髪が視界を遮る
一瞬 目を閉じ
吹き抜ける風

潮の香りを探す
どぉんと岩に打ち寄せる波
白い泡が風に混じり
こちらへ届く前に消える

今日の空は青い
波が作る白い泡のように ....
キレイになろうとする
ボクのそのココロが
いやしいと
思ってしまうのです

ピュアであることの
残酷さが
好きなのです

中途半端ではなく
魂のあるコトバで
ちゃんと
キズつき ....
「ありがとう」
そう素直に言えたなら
「ごめん」
そう素直に言えたなら
君との距離が 
今と 微妙に違ってたかな?

僕の下手なプライドが
君との距離を広げてた事
今頃になって やっ ....
肌を突き刺す風に
たまらず上がる水蒸気
明日には霧になるでしょう
そんな湖面に私は
足を踏み入れ波を立てる

私を照らすその月は銀色に光って
見て、あなたに映えるように
白い薄いワンピ ....
消えたいと望むあなたは
死にたいのではないのだね

逃げたいでも
降りたいでもなく

消えたいというあなたのことを
少しはわかる気もしてる
私はいつも 横柄だから

 ....
遠くの丘の教会の厳かな鐘の音が届く


私は
{ルビ如雨露=じょうろ}を止めて
目を閉じた

愛の門出のサインであろうか
永き眠りのサインであろうか

私がこの手に
掴め ....
少女のために
空き地のために
泥靴のために

良かれ、とついた嘘


自分の肩幅も
かえりみず

良かれ、とついた嘘



あの頃は
そうでもしなければ
苦しくて
 ....
君は脱ぐ
同時に着る
どんなに脱いでも
君は君の核心から遠ざかっていく
まばゆい光の中
生まれたての姿になり
男たちの暗い瞳でできたプールを泳ぐ
淵に腰掛けていた男たちは
 ....
いつだって
君はその場しのぎで生きている
辻褄合わせに行き詰まると
多段式ロケットのように
それまでの人生を切り離し
昨日までの生活
昨日までの人間関係を
リセットするかのように生きてき ....
地球の自転に逆らって

飛び続けてみたら

いつかは

取り戻したい時間に

辿りつくことができるだろうか
貴水 水海さんの自由詩おすすめリスト(1249)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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