雨垂れ
朽木 裕

雨の夜はささくれていくよ
言い訳なんかはごめんだ

頭蓋骨がきしり

水音は止まない断罪のようで
息が出来なくなるよ

雨垂れ
死体
仮装行列

そこを行くのはだぁれ?


自由詩 雨垂れ Copyright 朽木 裕 2006-09-09 23:10:16
notebook Home 戻る