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まずこのコインを見つめてください じっと見つめてください そしてまぶたを閉じてください の中に半分ぐらい意識された自覚があって の中を忙しく飛び回る いや回転しているのはじぶんだ 覗き窓は狭い 知らな .... とてもきれいなかけら
落ちていた
わたしは拾って
手のひらに乗せた
良く見るとそれは
パズルのピース

きらきら輝くそれはたぶん曼荼羅
曼荼羅のピース

「さあ!これから他のピース ....
俺はナイフを持った狼面の羊だ
今から羊の皮を剥ぐ
けれどその羊も狼面してやがる
だからって俺はやめないぜ

羊の群れを泳ぐ
それはまるで川のようさ
羊たちは狼面の俺を
よく見抜いてる
 ....
あたらしい神様が来るまでは
原価計算や伝票処理をするふりして
午前中の時間をつぶして
昼休みに会社の近所のコンビニに行ったら
あたらしい神様が
少年ジャンプを立ち読みしてた

午後になっ ....
深夜二人で食べるさくらんぼ
みずみずしく甘い木の実は情熱の赤
とろりとした思いを胸に
黙ったまま次々口へ運ぶ

一箱分のさくらんぼ全部

積み上げられた種と茎は 明日庭へ埋める

膝 ....
ああ、旅をしているんだな。
揺れるクレマチスの青い花。
ああ、ひとりでいるんだな。
夏が、終るとするにおいが、
今日はしているのだけれど、
どうしてなんだろう。はて、
どこへ行こうとしてい ....
でっかいハーンバーガみたいな名前のそいつは

  遡ることを僕らにはさせずに今モなおつづいていて

とどまることをやさしくみまもりながらも

  波の狭間のよう ....
朝、目覚めると妙に冷静な僕だから
君との将来についても
じっくりと話せそうな気がする

だけど、陽が昇るにつれて
「まあ、いっか」
そんな気分の僕に戻っていく

陽が暮れて夜になれば
 ....
おとうさんは帽子と靴だけになって
夏はかなしいですね
おかあさん

虫は人になれないけれど
人は虫になれる
と母は言う
両手と両足を地べたにつける
そうやって虫の産声に耳をすま ....
柔らかく黒く夏で濡れている子供達の髪の毛の
美しい経緯を追い過ぎた眼の私は
くら、くら、
平衡感覚がたわみ
色彩感覚があればいいと思った
色彩感覚があればいいと思った
身体の、 ....
台風が近づいてくるという
天気予報通りに降りだした雨に
慌てて部屋の窓を閉めました

(淋しさというものは
 そんなささいなところに隠れていて)

窓の外から聞こえてくる雨音を
半歩遠 ....
あのころ
まちの高台からみえる風景が
わたしの世界のすべてだった

背がすこしのびて

世界はどんどんひろくなり
わたしはどんどんちいさくなった

くるしいことも知った
かなし ....
草原の昆虫が挨拶!
木の幹にしがみついたビニール袋に、水滴がたまっている。
春を置き去りにして、走ってきたよ。
風は生温くて、とても涼しくなんかないよ。
春を置き去りにして、走ってきたよ。
 ....
いくら温めても孵らない夕暮れに
灯りはじめた明りが視線にぶら下がっている
帰り道を間違えた私は
街角を覆う木の下で傾くようにして
蝉は鳴かない
明日への蓄えを手のひらに溜めるようにして
燃 ....
指先なんか不器用でいい

鍵盤が求めるものは
迷いを持たない、その
指先の重み


ねぇ、

清らかな雨の注ぎに
いつまでも耳を傾けていたいの、




おはよ ....
{引用=
水は低いほうへ流れてゆくのだよ

 

空がようやく白みはじめた
霧の山小屋
去りゆく人の走り書き


{引用=
めざとくえらんで流れ込み
いつかは、とまる

 ....
日に焼けた古びた手は
私の知らない
たくさんの出会いをつなぎ
また別れをもつなぐ

いろいろな色の数珠
ひとりひとりの私連珠
ふるえる手で
なぜか
繊細な作業を
つづけてゆ ....
空をゆく流氷が
原に立つ子の瞳に映る
旧い川が運ぶ黒い土
小さな光の波



いつの日か原に
何本も土の柱が立ち
やがて次々と倒れ
原を埋めていった

原はうね ....
知らないうちに夜になって
知らないうちに朝になって
毎日毎日
ずっとずっと
泣いたり泣きやんだり
ちょきんちょきんちょきん
たくさんの鋏が
わたしを取り囲んで
刺して頂戴
切って頂戴 ....
夜には似合わないのに
とてもきれいに見えた
スカイブルー
じっと見つめていると
吸い込まれそうに
青くて
青は
海も
空も
青いから
きっといつか
還ってゆくところも
青いのだ ....
初めて道を歩いた人はどんな人だったろうと
ものすごく高尚なことを
考えていた朝であったけれど
眠ってしまった

目が覚めてしまうと
体中にぐるぐると包帯が巻かれている
木乃伊取りの夢なん ....
僕には何もありゃしない
マイノリティにもなれないさ


ラウド・マイノリティだって?


今じゃマジョリティだって
なんだかんだと騒いでいるよ


由緒正しきマジョリティ  ....
祭りのお囃子が
近づいてくるのを聞きながら
冷たい床に頬をあてて
熱が奪われていくのを感じている

トン トトン トン トトン

水たまりに
髑髏が転がっていて
なぜだか知らないが
 ....
サワレナイという女の子がいました
何を贈られてもそれに触れないでかなしそうに笑うので
そう呼ばれていたのです
サワレナイはある朝、さみしい夢に目を覚ましました
そして、毎朝そうやって起きていた ....
音の空から斜めは降る
親しげな空ほど
高みへ去る
列は青く
青は遠い


朝の月や朝の星
鳥や雲に重なったまま
水底の火を見つめている
けしてけして澄むことのない
濁 ....
レモン水一口飲んでいる間に

地球が生まれ
消えていきました

桜がとてもきれいだったので
あなたに伝言を残そうと思いました
僕は一切れ100円の白身さかな。
美味しそうな気配を漂わせ
他の仲間達とアルミのトレイに並んでいる。

けれど、僕は「タラ」じゃない、
深すぎる記憶の底から引きずり出された
名も無い「ただ ....
お早うございます
お早うございます
朝の空気は、
ひとしきり
健やかである

しかしこんなに曇った
朝はどこか
薄闇色の逃避行

それでも朝は
お早うございます
あいさつ、をす ....
なんかぼうっとしちゃう
ぼうっと
それは昨日の晩に見た夢のせい
わたしはあなたと別れました
それはとてもつらいことで
あまりのつらさにわたしは暴れていました
わたしのせいで他に女を作ったと ....
今夜
ぼくの知らないどこかの街に
一足早く八月がやって来るそうだ

寝苦しさに耐え切れない人妻たちが
全裸で街中を駆け回り
路上駐車している車に火を放つ

コンビニでぼんやりと
成人 ....
かおるさんの自由詩おすすめリスト(3518)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
催眠- 黒川排除 ...自由詩305-7-26
とてもきれいなかけら- チアーヌ自由詩905-7-26
狼羊豚(おおかみひつじぶた- まぽ自由詩2*05-7-26
あたらしい神様- 大覚アキ ...自由詩505-7-26
さくらんぼ- スプート ...自由詩9*05-7-26
灰色の実- こしごえ自由詩12*05-7-26
その広さは僕らの時間- かぜきり自由詩4*05-7-26
素に戻る朝に- 恋月 ぴ ...自由詩11*05-7-26
虫の夏- yo-yo自由詩705-7-26
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雨が止むのを待ってます- ベンジャ ...自由詩14*05-7-26
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挨拶!- チャオ自由詩5*05-7-26
その日から七月は- 霜天自由詩1805-7-26
ピアニスト- 千波 一 ...自由詩17*05-7-26
水は低いほうへ流れてゆく- コトリ自由詩10*05-7-26
私連珠- 玉兎自由詩8*05-7-25
草棄原- 木立 悟自由詩605-7-25
明け方に- チアーヌ自由詩605-7-25
スカイブルー- チアーヌ自由詩705-7-25
なんとなく包まれている- tonpekep自由詩14*05-7-25
『極彩色のゲルニカ』- mana自由詩1*05-7-25
トン_トトン- 大覚アキ ...自由詩205-7-25
空の子- ヤギ自由詩25*05-7-25
- 木立 悟自由詩505-7-25
童話(伝言)- たもつ自由詩19*05-7-25
白身のさかな- 恋月 ぴ ...自由詩2*05-7-25
あいさつ- こしごえ自由詩6*05-7-25
別れの夢- チアーヌ自由詩205-7-25
八月- 大覚アキ ...自由詩505-7-25

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