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夜
声を潜めて
雨と歌う
からからわれた
囁き声は
ひくく
ひくく
こぼれおちてく
すきまだらけの
....
でっかいハーンバーガみたいな名前のそいつは
遡ることを僕らにはさせずに今モなおつづいていて
とどまることをやさしくみまもりながらも
波の狭間のよう ....
なつくさを
くさかりしながら
じぶんのこころも
ちょっとかりこんで
さわさわと整える
刈ったぶぶんは
お日様に干して
お月様の光も吸わせて
冬に着るふと ....
あけらかんと
ゆみをいだいて
まひるのつきを
ねらいうつ
とどくどくろは
笑みをたやさず
かすれたくもに
キスしてる
リネンきろくの
ひるまのゆめ ....
白紙に色をのせるよに
言葉をぺたぺた並べていくと
彩に戸惑いうかびあがるは
像を結ばぬ心の調べ
淡にまぶされきわに立つのは
濃さに瞑れたきおくの階
筆に馴染んだ絵の ....