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ネコとヒヒとワニとシロクマ
ビーバー シマウマ シマクリネズミ
ソフトクリームを持ってやるから
僕の側にいておくれ
針金式素敵な動物愛ランド
針金式です
外では大学ノート抱えて
学者号宇 ....
ここにあるものを
遠いことのように
海辺にはひとりで
いつも見る夢に
ひれ伏すようにして
倒れる
砂の積もっていく音
どこかから落とされる音

仰向けに空
口を開ければ世界が
飛 ....
私たちの存在に
もはや
無理があるのだろうか

この星の裏側で
鳴り止まぬサイレン

それは
夜をつたってこちらまで 来る

愛は
守るためでなく
殺めるためにそこにある、
 ....
わたし

椿の紅のビロウドのような

柔らかさに触れたくて



はなびらに少し

指先を這わせただけでした



椿は 紅を舞わせて地へと落ち

華の美しさを ....
あたしの町のあたしの川の向こうにはあたしだけの工場が在る。
其処は終日稼働式で、何時でも好きな時に好きなだけ眺める事が出来る。
くすんだ灰色の煙突は大した高さでも無いのに
チ  カ  チ   ....
薄闇がやってきて
あなたを連れてきた
あなたはわたしを連れて
小さな部屋へ行った
小さなランプを灯し
小さなラジオのスイッチを入れると
ピッチの少しずれた音楽が流れて
わたしは
あなた ....
昼食を食べに近所のファミレスへ
夏の強い日差しの下
ふらふら自転車をこいでゆく

クーラーの効いたファミレスに入り
腰を落ち着けると
壁に取り付けられたテレビの中は
ニューヨーク・ヤンキ ....
ロウと明日を焚くラミアの重力の1自慰のテイル
睡蓮/gのhairで吊ると 眩むO部屋に鴉を枯らす
アンテナ一輪 パンタグラムのケミカルウィッシュな聖歌
合ペイ唱嬢たちの天呼をトルト 踊るdoll ....
もともと性に合わないんだ

優しくされるのも
穏やかになるのも
まんざらではなかったけれど

もともと性に合わないんだ


じっと見つめてごらん
鉄塔のもっと上

じっと聞 ....
たとえば少年の溜息を
たとえば少女の独白を
空は拾いあげるでしょう

空にはみんなの星がある


たとえば背広の焼酎を
たとえば情婦の香水を
空は拾いあげるでしょう

空には ....
{引用=               ―飛ぶ そらを
                びゅうびゅうと風の音を聴く}

ルルる
おお
手をひろげ
風を身いっぱいにうける、ルル
はてぞない世 ....
曇り空の晴れた日の夕暮れに、昔からおしゃべり好きな友人が自信たっぷりに言ったことが気になった僕は、土手まで歩いた。

「夕暮れになると魚はいっせいに鳴くんだ」

そいつはアッカンベーが好きだっ ....
冷蔵庫の中で
産声をあげようと
するあいつ


ある時ママは
つぶれたあいつを見て
僕のせいにした

やさしさが足りないせい?

けど
僕は修復不可能な
あいつをみて
楽し ....
舐めて治す
生で食べる
裸だ
生殖のために交尾する
こどもを育てる
親の顔は知らない
生きるために殺す
悩まない
日陰で眠る
 平均台の上を歩くみたいに、生きてる


 両の手を横にのばして、バランスをとる
 あせってはだめ
 はしるなんて、なおさら


 足もとばかり、見ている
 けど、前を向いたほうがキ ....
男のズボンの右ポケットは
いつの間にか上着の胸ポケットに繋がっていた
えいっ、と腕を突っ込めば
指先が胸ポケットからにょきりと出る
それが生きていくうえで何の役に立つというのか
試し ....
明け方の薄い空の下で
やわらかく湿った地面の上で
何か、いいものを見つけましたか

たとえばきれいな色の小石
たとえばいい匂いのする野草
星屑のなめらかさ、夢で出会っただれか

その眼 ....
 すべての扉を閉ざしても

 あなたの底から
 見つめている

 あの日確かに
 善と悪の種を抱き

 母なる海から
 夢も絶望も
 朝も夜も
 混沌と在る空の下へ

 ....
あしびきの
やまどりこっこ
こけこっこ
たまごうんだよ
ぬばたまの
よるにうまれた
くろたまご
つるっとひとくち
おいしいね
おはだつるつる
たらちねの
ままのおっぱい
みるき ....
かなしみもしあわせも似たようなもんだ
こころって難しいもんだ

バイトの連絡がはいった
面倒だけどはいといわなきゃならない
ミニスカートも好きじゃない
それでも渡されたら足を通すしかない
 ....
いつか、白い雲に乗ってどこまでも旅する夢をみた
ふわふわのその乗り物は 
ちぎって食べるとおさとうの味がする

あのころ
月の大地にはうさぎが
花のつぼみには妖精が
虹のふもとには楽園が ....
その花は
涙をあつめた
毬のようで

降りつづく
雨の重さに
身を委ねて

香りもせず
散りもせず
ただうつむき

けれど私は
その毬から零れた
微かなうたごえを
た ....
次に私が拾った獏は
これはもう生まれついての
野良獏だったから
やっぱり夢は食べなくて

好んで食べたのは・・・嘘

あぁ 私はどうしたらいいのかしら
せっかくイイヒトで通してきたのに ....
どうかわたしを救ってください
救ってくれますか
わたしの言うことは全部嘘です
だけど救ってくれますか
大きな音がわたしを襲います
遠くから大きな音が今は小さく
聞こえます
あなたはわたし ....
かぼそい声で呼ばれた気がして
ふとたちどまった夕暮れの小道で
蜘蛛の巣の罠にはまった羽虫が食べられていた

逃げ惑う

追い詰める


私は向き直りあるきはじめる
家に帰って牛と野 ....
宝を探しているつもりで
必死で掘っていた穴は
実は自分の墓穴を
掘っていたのだと気付くように

そんな風にして
いろいろなものごとが
終わっていく
音もなく飛んでいく飛行機見送りながら
君と二人、屋上で煙草吸った午後。
曇り空には一筋の飛行機雲さえ残らず、
君の吐き出す煙だけが
ぼんやりとした一筋の軌跡を宙に描き、
それを眺めておれと君 ....
詩人は
小心者で繊細な癖して
意外とだらしない
ちらかった原稿用紙の上
飲みかけの缶ビール
吸殻だらけの灰皿
空の100円ライター
そして一冊の詩集
ボードレールの悪の華

詩人は ....
男は十数年ぶりに平均台の上を歩いた
平均台はジャングルにかかる丸太の橋で
その下には凶暴なワニが口を開けて待っている
そんな子供のころの一人遊びを思い出しながら
晩、男はトンカツを食べ ....
自転車のかごに乗っていた子供の瞳はこうだ。―見てはいないが、映している。
映されていた、天使は、大人になるための訓練をしていた。それというのも
見過ごす事で、無疵のまんま成長したがる人間がたくさん ....
かおるさんの自由詩おすすめリスト(3518)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Ⅰランド- コモ谷自由詩405-7-10
ターン- 霜天自由詩1105-7-10
red_into_us- umineko自由詩6*05-7-10
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赤い点滅- 有邑空玖自由詩15*05-7-9
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見つめている- yaka自由詩4*05-7-9
ながうた- 大覚アキ ...自由詩1005-7-9
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空をじょうずにさわれない- 八月のさ ...自由詩805-7-9
紫陽花- 落合朱美自由詩11*05-7-8
偏食_二- 落合朱美自由詩11*05-7-8
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七人の男(平均台を歩く男)- たもつ自由詩1005-7-8
狂った夕立- プテラノ ...自由詩4*05-7-8

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