すべてのおすすめ
太陽を盗んで、
穴に落ちて、
暗闇で、
空っぽで、
誰もいなくて、
誰もがなくて、
誰も待ってなくて、
遠くで、待って、くれなくて、
悲しくて、
苦しくて、
 ....
(〜イキル事など オシマイダ〜)

(〜イキル事など オシマイダ〜)



己の{ルビ深淵=しんえん}に 浮かぶ銀河は次元の彼方


独りのものには

花火の音で事たりる
 ....
梅雨の雨にキスをして、
みなさんじめっとさようなら。

空っぽ空にキスをして、
みなさんからっとさようなら。

太陽の果実にキスをして、
みなさんおいしくさような ....
何を忘れたかったのだろう
街に一つしかない小さな駅で
男は窓の外に向かって手を振った
無人のホームでは鉢植えに植えられた
カモミールの花がゆれるばかり
やがて男を乗せた列車が発車すると
駅 ....
濃厚なアフロヘアで口髭ともみあげを尖らせていた男は
行く先も告げずに、これから映画でも見るかのように
ビスケットを食べている。運転手は問いかけに応えない男の表情を、
男の口からこぼれ落ちるビスケ ....
良心の呵責を感じた看護婦が、昨日、自分の祖父に謝罪文を書いたバーカウンター。
130席用意しているけど、130人以上の予約を喜んで受けてしまう店長。
ご自慢の料理は?ときかれて、妻の自慢料理を答え ....
樫の木の下で眺める
フェンスの向こう 霞ヶ浦で
クルーザーが揺れている

その遠く 建物の明かりが
夜の中に沈殿する様
ぼんやりと灯っている

広い駐車場には 数台の車
一台のセダン ....
勝手口を開けると柿の木が青空にそびえていた
白い入道雲がゆっくりと動いていた
戸を開け放ち
時折それを見上げながらわたしはササゲの筋を取る
ざるにはササゲが青々と積まれて行く
指先にササゲの ....
予約していたのは
ありふれた ごくごく簡素なホテル
チェックインし 渡された鍵は1547号
けれど15階の何処にも
47号室は見当たらず

フロントにとって返して尋ねると
ああ 失礼しま ....
 ボク

ボクは、僕といわない。
それは、シモベとよむから。

一羽の蝶が飛んでるよ


  あなたとわたし

わたしは、あなたから生れた。
そして、母も父も
わたしにはいない ....
( The result to the affirmation which is not allowed )



碧落の空に

にじむ 朱き星


凛々と

白虹 纏う

 ....
これは天使の羽の痕なの。


肩の傷跡を指差して、
彼女は笑う。


ここに白くておっきな羽があって、
ばさばさばさぁーって羽ばたいて、飛べたの。

でもね ....
男は簡単だった
周りの人はみな
おまえは簡単だ、と言い
いたって普通だった男の両親は
なぜ普通の自分たちから簡単な子供が生まれたのか
死ぬまで不思議がった
時間があると男は海を見に ....
あなたが あのこと キス する あいだ

とおい むかしに たびをして いた


おとが すこし

きこえにくかった あのころ


まいくに きょうみが でたのは

そのこ ....
どれだけ美味しいカレーが作れるか
それは
抱えている苦しみの重さで決まる

インドのある村では
古くからそう信じられているそうだ

その村では
美味しいカレーを作るために
大切に育て ....
夜が暮れ朝が明けていく
ふらふらとゆれる車の中
わたしはひたすらねむりつづける

トリコロールがしおれた夜に
大好きなあのひとがわらう夢をみた
かなしいうたの終わりは声にすらならない
し ....
道の途中
その曲り角の 節目ごとに
石を埋める
浅く
また深く
土を掘って
掘り出されることを予期せずに
宝石のように
ただの石を地に埋める

その上に霜が降りる
あるいは雨が降 ....
風の便りに聞いたんだけどさあ
20年も筆を折ったままだったおまえが
またぞろ詩を書いているんだってね

どうゆう風の吹き回しだか知らないけど
本棚一杯の現代詩手帳やユリイカ
荒川洋治やら訳 ....
そんなに強くしないでと、
君はいう。

構わず痕を付ける。強く。
あいつの知らない場所に、おれの痕を付ける。

おれを愛した唇で、
あいつを愛撫して、
おれが愛 ....
電灯に 虫が群がる

暗闇を震わせて

光に酔ったように身を惑わせる

ぶつかり合って 羽を散らし

ひとつ

ひとつ

闇に落ちていく

ああ

あれは ヒト だ
 ....
ふしあわせになればいい

あなたの大事なヒトが
嘘つきで
ルーズで
借金持ちで
指名手配で

全部君のためだよって自分のためで
どんなつまらないミスにも言い訳がデフォルトで
甲斐性 ....
朝に刈られた草は低く
鉄路から来る風は遅く
火花の熱は溝へと至り
冷たく通りすぎてゆく


触れることのできない飛沫のように
緑は道から放たれてゆく
遠い遠いものばかり ....
歌舞伎町のプロントで
わたしは人を待っていた
雨が降っていた
隣に一人の男が座っていた
男は真っ青な顔をして
口をつぐんでいた
嫌だなあこいつ吐くんじゃないか
ふとそう思った
湿り気を ....
詳しいことは受付でお聞きください
そう言われて男はあたりを見回すが
どこにも受付などない
大切な用件なのだ
思い余って
受付はどこにあるのですか
と再び聞いてみた
あなたが受付です
胸 ....
どのくらいの広さで降っている雨なのか
心は探りに行く
夜に出てゆく

けれど心は気持ちでしかないので
体の外のことは何も感じられない


雨の立てる匂いの遠さと近さ
水の滞空時間
 ....
朝六時
七月の光が窓から差し込む
最愛の恋人の微睡を照らす
TAIYOOの声に
挨拶を交わす
白くはためく洗濯物たちに
神の存在を感じる
美しい寝息のリズム
天使の胎内の世界の中の
 ....
夏の情熱の裏側に
すらっと伸びた少年少女の
腕がつかみそこねた{ルビ目差=まなざし}を
冷たく崩れてゆく陽炎

囚われた脈動は
透けていく意識となって
{ルビ中性花=ちゅうせいか}の宙吊 ....
からっぽな、そらっぽ。
空々しくて白々しい。
誰もいない。
遠すぎて、

ひとりがとっても空っぽい。
たおれるって 
あきらめることでは なくて
おきあがれない こと

かよわなくなった こころ
暗く 憎しみばかりつのる時

灯は しずかに 病みを照らして

今は 夜
ただ ....
まず始めに青い丸いドアを左手で二度ほど叩いて外へ出よう

右手で一回、左手で一回でも外へいける

住所録には行きつけの秘境が用意されていて

誰もが簡単に探検者になれる

外には様々な ....
かおるさんの自由詩おすすめリスト(3518)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_人でなし。_」- PULL.自由詩10*05-7-12
嘘の細胞- こしごえ自由詩3*05-7-12
「_さよならさんに、さようなら。_」- PULL.自由詩8*05-7-12
七人の男(手を振る男)- たもつ自由詩41*05-7-12
TAXIに乗った男は…- プテラノ ...自由詩2*05-7-12
スパゲッティー、コーヒー、アイスクリームカフェ- チャオ自由詩5*05-7-12
一つの距離- プテラノ ...自由詩3*05-7-11
ササゲの日- チアーヌ自由詩705-7-11
隠れ処ホテル- 塔野夏子自由詩4*05-7-11
ウソとホント- こしごえ自由詩9*05-7-11
赤罪(せきざい)- こしごえ自由詩3*05-7-11
「_天使と飛んだ夜。_」- PULL.自由詩8*05-7-11
七人の男(簡単な男)- たもつ自由詩1105-7-11
あなたがあのことキスするあいだ- 蜜 花自由詩12*05-7-11
カレー- 大覚アキ ...自由詩305-7-11
トリコロールがしおれた夜に- 八月のさ ...自由詩305-7-11
石を埋める- 岡部淳太 ...自由詩10*05-7-10
風にふかれて- 恋月 ぴ ...自由詩4*05-7-10
「_残酷に。_」- PULL.自由詩6*05-7-10
『ヒト』- しろいぬ自由詩6*05-7-10
嘘つきジンライム- umineko自由詩8*05-7-10
水緑- 木立 悟自由詩605-7-10
歌舞伎町のプロントで- チアーヌ自由詩505-7-10
七人の男(探す男)- たもつ自由詩1105-7-10
雨の日のアメリア- 小池房枝自由詩2205-7-10
モーニング- 六崎杏介自由詩705-7-10
ドライフラワー- こしごえ自由詩12*05-7-10
「_空っぽ。_」- PULL.自由詩4*05-7-10
- 砂木自由詩20*05-7-10
探検者- flame自由詩1*05-7-10

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