すべてのおすすめ
例えばビートルズがこの世から消え去ることはあるのだろうか

天才のピカソや鬼才のバッハが作ったものでも

知られていない人が作ったものと何が違うのだろうか?

大丈夫、あなたが作ったものは ....
るら るるら るらら
鼻歌を歌いながら
自転車で駆ける

くすのきの下を
年中赤いかえでを飛び越えて
るらら りりり
きちきちばったをかごに乗せ
あおすじあげはは耳元に
るるる らら ....
寒い風が吹く季節の中

あなたとわたしはこの場所で

互いを知り

震える手をにぎり合い

互いのぬくもりを抱きしめあったね

とても凍えそうな夜だったけど

わたしはあなたの ....
誰もいなくなったプラネタリウムの
暗いドームの下
まるで其処が聖堂ででもあるかのように
ひざまづいて祈る影がある

何を何故祈るのか
誰にも知られることなく
ひとりきり目を閉じて
長い ....
朝が近づき
朝が持ち去る
行方の見えない道をゆく
朝に現われ
朝に消える
直ぐにかすんだ道をゆく


明るい雨のなかをすぎ
銀に鋳られた道をゆく
歌を見つめ
空を見つ ....
男は冷蔵庫の中で傘を飼育している
夜の方が良く育つときいたので
朝になるとわくわくしながら傘に定規をあてるのだが
傘の長さが変わっていることはなく
その度にがっかりする
けれど男は知 ....
あなたは俺が生まれ育った場所を知らず
まるで外国のように感じている
だから楽園のような場所だと言うと
そんな所は無いと明るい声で言う
吹けば飛びそうな二人
町の手前で
恋をしている
お客 ....
釣れた、釣れぬは
問題ではなく

私が尋ねたいのは
「何が釣れますか」
それだけ

どうぞ素敵にこたえて下さい


たまたまの数秒
真偽は気になさらずに


私もまた
 ....
工場地帯の駐車場に捨てられていた吸殻から
男女のひそやかな絆が曝される。互いにひかれ合う、
男と女の意欲と表象、一度出ると伸び広がりつづける地平線に
偽りの太陽や月が、沈まずに居座っている。何個 ....
ワックスで固めたヘアスタイル
オマエのイカシた頭の周りで
馬と鹿がデッドヒートしてるよ
見えてないのはオマエだけ
今のところ馬が2馬身のリード
加速して加速してどんどん加速して
そのうち馬 ....
君は
占いに出てくる星座しか
知らないというのに
アルタイルとヴェガには
とても詳しくて
毎年、同じ物語を
飽きもせずにロマンチックだという

私は
二星間、14.428光年を
冒 ....
覚えていること
今日覚えていること

財布の整理をしたこと
アロエの葉っぱの伸びように驚いたこと
死ななかったこと
皿を割らなかったこと
急ぐことはないということ
いずれいろんなものが ....
誰もがみな
道の途中だった
そして誰もがみな
人に気づかれることなく歩いていた
人に見られていると
そう思うのはあさはかな傲慢であると
時の風が教えてくれた
深い
森の奥から道へ
わ ....
ほほ、
雨上りの風が、
ほほをなぜてゆく
にわか雨の詩人は、
詩を吐いてまっかっか
死んじゃった

時は八月六日、
つるをのばしたつぼみの花は
夜空のかすみをうらめしげ
ええ、こと ....
穴のあいたナイキをつっかけて
オンボロの自転車にまたがって
BGMは耳元を通り過ぎる風の音
駅までの長い坂道
飲み干すように一気に滑り降り
背中に翼が生えてくるイメージで
そのまま行かせて ....
デート
お天気良好
あなたに会いたかったはずなのに
それは思い込みだったかな
わたしはご機嫌が斜め
こんなにつまらなくて
退屈で
イライラするのはなんでだろう
あなたが退屈と言うことで ....
男はふと時計を見た
まじまじと時計を見たことはなかったが
見れば見るほど
時計は自分に似ていた
あたりまえだ
男は時計なのだから
一方、時計はといえば
すでに着替えを終え
これから ....
手をのばしかけてやめた
あの日の、すこし歪んだ夕方を
ねんどをこねるようにまるめて
食べた
ひといきで飲みこんだ

だってどうにか、前にすすまないといけない
わたしは何に悩んで
わたし ....
石がコロコロ

転がり落ちた

落ちた所はもちろん地面




もちろん?

なぜ? 引力があるから?

わかんないけど・・・いいや!




石がコロコロ ....
夢の中で花が咲いた
見たことの無い花
見たことの無い色
夢みたいにきれい
向かい愛
M字に開く股
互いの脚からませて
剥き出しの生殖器
くじるように指先
で弄び
朝の気配
取り残された満月
肉壁の輪をくぐり抜け
先っぽから一滴
斜光に垂れて
舌根に絡む ....
埠頭に
群れなす
カモメはすべて
哀しい心のなれの果て


船は今日も出てゆくのだ


海は広いというのに
のぞきこめない
瞳の深さをもって
船は今日も出てゆくのだ

 ....
星空の下では今日も 
作業灯が明るい

掘り起こされる大地
積み上げられゆくコンクリート

道行く人は
まだか、と未来を吐き捨てる

けれども作業灯は
必ずの未来へと向かって
 ....
夏のことをよく知っている人がいて
その人は
例えば緑の葉っぱを重ねたような人で
ときどき
鮮やかな花を咲かせていたりする

ただ画家がその人の絵を
描こうとするとき
その人は
たちま ....
飛行機の降下
街外れの丘の上で
シャボン玉を生産する子供の頭上
地面すれすれの疾走
弾けていく無数の音は
つかみ損ねるよりも速く
私たちの隙間に落下していく


間に合わないというこ ....
すべてのおんなのこは
みんな桃の実のようで

ピンクに染められた指先を
風が撫でてゆくたびに
わけもなく泣きたくなる
あの日から
わたしのからだは
透明なゼリーに
くるまれていて
それはずっと
あなたの温度を保っている

その感触は
やさしくて あたたかで ぷるるん

いつまでも
その中にいては ....
時を刻むより他に
自分にはすべきことがあるんじゃないか
時計は思った
けれど何をしようにも
手も足も出るわけがない
ただ柱にぶらさがって
そこはそれ時計の悲しい性なのだろう
正確 ....
土砂降りで
街は
真っ白に
光っていて

おれは
雨の終わる場所を
ずっと
探し続けている
「杭 1」

杭を打つ
鍵の形の
杭を打つ

今、一万本打ち終わった

コーン コーン コーン コーン

からっぽのあちらこちらに響いている
杭を打つ音

吹く風
さざ波
 ....
かおるさんの自由詩おすすめリスト(3518)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
大事なものや良いものは変わらない- flame自由詩2*05-7-8
そらへ- 竹節一二 ...自由詩2*05-7-8
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切り捨て御免- チアーヌ自由詩905-7-6
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【い】・・『石がコロコロ』- toto自由詩105-7-6
夢の花- チアーヌ自由詩405-7-5
満月- 恋月 ぴ ...自由詩3*05-7-5
埠頭- 千波 一 ...自由詩10*05-7-5
作業灯- 千波 一 ...自由詩10*05-7-5
夏男- tonpekep自由詩21*05-7-5
疾走- 霜天自由詩805-7-5
- 大覚アキ ...自由詩805-7-5
透明の中で- フォマル ...自由詩20*05-7-5
時計- たもつ自由詩3205-7-4
雨の終わる場所- 大覚アキ ...自由詩1005-7-4
- ふるる自由詩10*05-7-4

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