すべてのおすすめ
今日は雲の流れが速い。
または僕の血流が遅い。
ふとChagallの“恋人”を観たいと
新幹線のグリーン車に乗り
倉敷の大原美術館へと向かう

じっとその絵の前でChagallならではの
黄緑色をじっと1時間くらい観つづけた後
また新 ....
五円玉に麻紐を通したペンダント。
母に馬鹿にされ、小さな家出、幼き夕方。
ありきたりに言ってしまえば
そう 川は人生そのものなのだろう
そう 川は生命の流れなのだろう

流れる水と水が寄り添うことは愛のよう
本流と支流に別れていくものは悲しみのよう

岩にぶつ ....
王さまとお妃さまのだいじな一人娘です。
クレモンティーヌはもう年ごろだけれど、
縁談があるたびに破談にしては笑ってて、
「この国の将来はあんたんたるものね!」
とか、からからとした声をあげてい ....
この夏もよく働いてくれた扇風機。
5枚の羽、それぞれに、夏の埃、同じ分量。
深夜とけいの
短針と長針と秒針におわれて
くらい穴ぐらで
ひざかかえて
かくれる夢をみた

黄色い花が咲いていた

黄緑色の電車が走っていた

庭に座っているのはかしこいしば犬 ....
生きるのがやだったから死んでた
少女で
わからなかった
つめたいキスのさなかで
まぼろしをゆめみたり
空気に番号をふったり

誕生日のあと
起きあがった
世界の ふちのところ ....
ひたすらに憧れて
螺旋階段を昇っていく降りていく
根無し草の宙吊りで
呼ばれるように拒まれるように
(何一つ叶えられることはないのだと)
遠い遠い鐘の音を聴きながら
ただひたすらに憧れて
きみが声高に叫ぶことに
そうそうそうそうそうそううそ

きみが胸を張って言うことに
そうそうそうそうそうそううそ

きみが誇らしげに自慢することに
そうそうそうそうそうそううそ

き ....
台風のこどもが、道にまよって、
たけのこ半島に上陸。
でも、たけのこはじょうぶだから大丈夫。
夜じゅう風がふいたけれど、へっちゃら。
 
「おかあさんはどこかな?」
 
台風のこどもが、 ....
夜、寝る前になって
やっと止まる原因不明の嘔吐感
医者はばんばん薬を処方し
私はばんばんそれを飲み
そうして実は気付いている

吐き出したいのはこの魂だ
上手く吐き出せない現状に
吐き ....
ゃ、ちこ、こゃ、、ち。
本当にごちゃごちゃしている。
ああ、窓ガラス越し
物凄い空の青が広がって
自分が何処に居るのか
わからなくなる
地球、いや宇宙
そうだ、此処は地球という
宇宙に浮かぶ場所なんだ
まぁるく回る星なんだ

それにして ....
天空を白雲が流れていく
非常な速度で陽を受けて

地上では彼岸花が鮮やかに
赤く揺れて咲いている

一輪、二輪、三輪と
用水路沿いに咲いている

人々は歩いていく
いつもと変わらず ....
タネ・ホカホカの空のした、
キーウィ・バードの本屋さん。
カウリの{ルビ洞=うろ}にお店をひらいて、
なにを売るの? なにを売るの?
 
売りきれのない、森の本。
木の葉でできたページをめ ....
いつか消える
いつか消える

そのいつかが果てしなく
遠いと思われて

早く消えたい
と うたってみた

月日は流れ
そのいつかが
もうすぐそこにまで
迫っていると感じる時
 ....
一日の終わり、日めくりカレンダーをビリッと。
その紙を正方形に整えて、今日は今日の鶴を折る。
世の中に無駄なものは
ひとつもないと賢者は言う
でも果たしてそうだろうか

ひとは自分を否定されたとき
言い訳をする
心配心に摩り替えて
媚びすら売る
それが自己肯定の逃げ口上であり
 ....
しばらくして
テレビを消した
部屋を満たしていた効果音とボケとツッコミが
少し開けた窓から外に流れ出すと
誰かが掃除機をかけているのがわかる

静かで
ひとりだ
冷蔵庫には
鯵の南蛮 ....
澄みきった青空のブルーシート。
傷ついた人々を雨ざらしから守って下さい。
脳梗塞で麻痺をした身体を起して
杖をしっかりと握りつつ
弱った足腰で孫を出迎える父。

「よしくん。よしくん。」と急ぎ足になれば
転んで怪我をしないように。と
周りの皆が心配をする。

 ....
きみは怒りの沸点が決して低くはないぼくを
一度といわず二度怒らせた
一度は済し崩し的にぼくはきみを許した

でもきみは一年の空白を超えて
謝罪すらない二度目の怒りを忘れたかのような
突然の ....
青いろが、水いろとどんなに似ていても、
空には雲がうかんでいる。
 
わたしは蜂蜜をとるために登ってく、
……そう。蜂蜜をとるために、
 
青いろが水いろとどんなに似ていたとしても、
空 ....
柿の木ひとつ、実をつけた
柿の木、風にゆられます
 
柿の木ふたつ、実をつけた
柿の木、雨に濡れてます
 
柿の木みっつ、実をつけた
烏がそれをついばんで、
 
柿の木よっつ、実をお ....
貴女のはげしい想いを、
 わたしのなかにおとしてください。
 
わたしのなかできえていった、
 なにものかがふたたび息吹をもつように。
 
貴女の大人らしく澄んだひとみから、
 するどい ....
タイムマシンとタイムマシーン。
伸ばし棒の分だけ、遠くの時代へ。
震えが止まったから
詩を書こう

今日は雄大な青空が広がっているから
その素敵な一瞬の光の下

年老いていく日々残余を祝福し

孤独死すら受け容れる

そういう人に私はなりたい
 ....
          effacé une fois,
          et posté encore

マイニチマイニチ

コウジョウハ

セイサンシマス

サギョウインサンガ ....
なんにもない
なんでもない

ぽかんとあおぞらひろがりまして

しずかなかぜがふいている
むおんのかぜがふいている

なんにもないわたくしは
まちのけんそうのただなかで
たいこのお ....
こたきひろしさんの自由詩おすすめリスト(1949)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
または- クーヘン自由詩3*19-9-29
或る夜_眺めのいい部屋から- HAL自由詩4*19-9-29
家出- クーヘン自由詩5*19-9-28
A_River- HAL自由詩4*19-9-27
湯冷め姫- la_feminite_ ...自由詩3*19-9-27
- クーヘン自由詩2*19-9-27
深夜とけい- 立見春香自由詩319-9-27
誕生日- はるな自由詩119-9-26
憧れ(改訂)- ひだかた ...自由詩619-9-26
相槌- HAL自由詩3*19-9-26
台風のこども- la_feminite_ ...自由詩4*19-9-26
吐き出す(改訂)- ひだかた ...自由詩6*19-9-25
ごちゃごちゃ- クーヘン自由詩1*19-9-25
地球に座る- ひだかた ...自由詩1219-9-23
光景- ひだかた ...自由詩419-9-23
本のお店- la_feminite_ ...自由詩3*19-9-23
いつか消える- Lucy自由詩7*19-9-23
- クーヘン自由詩8*19-9-22
賢者の言い訳- HAL自由詩3*19-9-22
鯵とテレビと掃除機と- Seia自由詩319-9-21
青空- クーヘン自由詩7*19-9-21
僕の誕生日- 梓ゆい自由詩119-9-21
苦いお別れ- HAL自由詩2*19-9-21
木登り- la_feminite_ ...自由詩5*19-9-20
手毬唄- la_feminite_ ...自由詩3*19-9-20
雲をこえて- la_feminite_ ...自由詩4*19-9-20
- クーヘン自由詩2*19-9-20
私はなりたい- ひだかた ...自由詩4*19-9-20
ヨウセイサン- 墨晶自由詩2*19-9-19
かぜ(改訂)- ひだかた ...自由詩319-9-19

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