すべてのおすすめ
駄々をこねて発酵させてオーブンで焼いて食べた。
君は呆れて家を出ていったから、一人で黙々と食べた。
新しい仕事に馴染めそうになく
ハッタリを言ったり健康食品をやったり
錠剤2錠と常在菌
電卓で桁外れな数値を叩き出したり
結婚式を病気の治療だと信じて
彼女に渡されたゼクシィをじっくり読んだり ....
坂道に
水の流れ、
大量に 
夜の透明、
車は行き交い
飛び込んでいく
人、人、人

君はスマホの
中に居て
綺麗な声で
歌っている
聴いたことのない
異国の歌を
夢見心地 ....
空が握手をした
昼と夜の歴史的和解

世界が呼吸を始めたのは
忘れ物を思い出した君が
今笑ったから

天候曇り
雲量は十

尊重すべき
涙を踏みとどまる自由

もう一人で大丈 ....
不思議と不可思議とでは不可思議の方が不思議度数は高いです。
こんな嘘を堂々と言い切ってしまう僕の神経が何よりも不思議です。
わたしの瞳は小さい

つまりはそういうことで
人の気持ちがわからないから
優しい人からも、恨まれたりしていそう

静かな冬のお寺に
昔よく遊んだお地蔵さまがおひとり
孤独を怖れない、石 ....
涙、溢れて
記憶は麻痺し

思い出せない、
いったい何があったのか

)幼いままの愛娘、
)夢で踊り飛び跳ねて

眠薬片手に
横たう今宵、

涙、溢れて
記憶は死に絶え

 ....
10分前に着くつもりが10億光年前に着いちゃった。
可愛い君との待ち合わせに、僕は時空を超えちゃった。
ナニカガ ウマレ ソウダ

言葉
宇を身籠もり
身籠もる言葉は
響く声また声の渦
何かが何かが ウマレテイル

夏の炎天下の縁側で
西瓜を食べている
兄と弟、汗流し
その頃青大将 ....
深く森の闇の香りがします
行き過ぎてゆく人に言葉をかけたりします
つまらない世間話ですけれども
視線はいつも痛いものです
いくどもえぐられているような不安定な
でもそれが欺かれていた ....
撃鉄を起こし引き金を引いた
でももう弾は残っていなかった
もっとたいせつな
丸いこころがあると
しっているけれど

そんな玉ねぎみたいな
ひとを泣かせることばを
なんどもきかされると

全てをおわらせても
ないふでそのかわを
むきたくなる ....
 


黙して待つ
それだけのことが
辛い

私はここよと
叫びたくなる

目を閉じて
眠ってしまえば
逃げ場を亡くし
回り続ける

水の中に
ゆだねたのは
存在理由 ....
その冷たい花が
君の心へ舞いおちて、

白雪みたいと思った
僕は、
そんな、おろかものだった。

ただ揚羽蝶を切るような
疾風が、
この野原に吹き狂う。


瞳が汚いヤ ....
たんたんと過ぎていく味気ない毎日だね。
たんたたんって、少しリズムを変えてみようか。
正月が終わるころ、
いつとなく思うことがある。

母の島へいってみたい、
そう思う。

オレさえ生まれてこなければ、
兄と両親は、
幾度となく島に、
かえれていただろう…

 ....
つめたい雨が降っていてね、
つめたい過去がつめたい手ざわりで、
 ふれてくる。

つめたい雨が、冬の雨が、
 降っていてね、
 この心を濡らせばいいと。

あなたのその頬に滴らせて、
 ....
 海のように、そこに沈んでいく。でも今は、閉ざされている。……の多い、手紙のように。遮絶するそれらは、わたしたちを人であらしめるもの。──神? でもなく、天でもない。(わたしたちには見えないのだろう、 .... 怖いものの先に
見えないものの先に

きみの求める何かがある
きみの探している何かがある

だから向こう見ずになってご覧
或る作家が書いたように
見るまえに跳んでご覧

その何かと ....
令和2年の人たちの声が聞き取れない。
平成32年の僕の耳では、どうしようもない。
現の日常の表層が
呆気なく転覆される
その瞬間、
異界の地に
熱風吹き荒れ
在るものすべて
銀の粒子となり
交わり躍り離反する

)広がる広がる光の海!
)降って来る降って来る死者 ....
アリバイは、崩れない、

紙飛行機は、落ちていた。

雪だるまが、崩れていた、

見渡す限り、雪景色。

お正月の、少し寂しい

公園に行って、冬空をみた。

あとで、 ....
戸口にて
人の声、聴く
この夜半

神は生誕し
闇を包み

私はそっと
鍵外す

遠く忘れた抱擁に
我が身を委ねる
そのために
青い色の湖のなかであなたはたゆたっている。
青い色の水があなたの塵と埃とを洗い流す。
(わたしのことは忘れてしまったのでしょうか?)

遠い空には、シリウス、ベテルギウス、プロキオン。
この ....
今日の夕飯はお節はないのでサバの塩焼定食
サバの塩焼に野菜サラダと長ねぎのお味噌汁

炊いたご飯以外は
全部コンビニで買ったものだけど
男やもめにはこういう正月がふさわしい
そう、
僕たちはいつも現場にいる
破片

最低の言葉遣いをする低脳だ

たとえ親が死んでも現場にいるし
無縁菩薩の教えなんてしらないし

5百ミリリットルのお茶が欲しいなんて
誰に ....
さだめなき世に
年古りて
なにひとつ
新しくもない
年がまたくる

十二月
三十一日
午後十一時
五十九分
五十と
五秒

冬の雨が
雪にかはり

廃屋の時計が ....
  旅


こころは
しらないうちに
旅に出る

笛のねに さそわれて
むかし 人びとがすんでゐた
海辺の村で
潮風にふかれてゐる

いつになつたら
かへつてくる ....
僕の経営するさみしがり屋は年中無休だよ。
店先にちょこんと座り、君が来るのを待ってるよ。
アインシュタインの
特殊相対性理論は

簡単な数学だけの
思考実験で生まれた

量子コンピュータにも利用される
量子テレポーテーションも
ほとんど数学もいらない
思考実験から生まれた ....
こたきひろしさんの自由詩おすすめリスト(1966)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
駄々- クーヘン自由詩5*20-1-13
アップルパイ、俺は一人で食べるから- 奥畑 梨 ...自由詩420-1-13
迷子- ひだかた ...自由詩620-1-12
曇天の星- TwoRivers自由詩9*20-1-12
不思議- クーヘン自由詩2*20-1-12
- 立見春香自由詩520-1-12
忘却1- ひだかた ...自由詩620-1-11
ちゃった- クーヘン自由詩4+*20-1-11
在るの根っこ言葉の根っこ(改訂再録)- ひだかた ...自由詩420-1-10
杳香- ナンモナ ...自由詩7*20-1-10
殺意- HAL自由詩7*20-1-10
いき- 立見春香自由詩1120-1-8
ハシビロコウの憂鬱- Lucy自由詩7*20-1-7
冷たい花。- 秋葉竹自由詩920-1-7
たんたん- クーヘン自由詩1+*20-1-7
- ナンモナ ...自由詩10*20-1-5
無題- おぼろん自由詩4*20-1-5
魚(いお)のように- おぼろん自由詩4*20-1-5
答え- HAL自由詩8*20-1-5
平成32年- クーヘン自由詩2*20-1-4
異界の地に(改訂)- ひだかた ...自由詩520-1-4
お正月- 秋葉竹自由詩9*20-1-3
委譲- ひだかた ...自由詩3*20-1-3
無題- おぼろん自由詩3*20-1-3
男やもめ- HAL自由詩3*20-1-2
冬籠り- 梅昆布茶自由詩1020-1-1
行く年くる年- 石村自由詩11+*20-1-1
旅・遺作- 石村自由詩19+*19-12-30
さみしがり屋- クーヘン自由詩12*19-12-29
思考実験が令和を切り開く- st自由詩319-12-29

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