すべてのおすすめ
死にたいと思いながら 同じ時間に目を覚まし
死にたいと思いながら リンパ浮腫になる心配をし
死にたいと思いながら ラジオ体操をしたりする


死にたいと思いながら お茶を飲み
死にたいと思 ....
気が狂っちまった

宮沢賢治はどんだけ正気?

中原中也はどんだけ正気?

誰もがせつなくて


俺の半分以上が俺のもんじゃねえ

狂うってこたあそういうこったあ

さらにさ ....
{引用=(*筆者より――筆者が本フォーラムでの以前のアカウントで投稿した作品はかなりの数になるが、アカウントの抹消に伴ひそれら作品も消去された。細かく言ふと二〇一五年十二月から二〇一七年二月までの間に ....  無くしてしまったもの

 消えてしまったもの

 体から消えてしまった1本の歯

 気持ちの動揺が広がる

 幼い時

 抜けた歯は屋根に投げるんだの言葉通り

 投げ捨 ....
眠れない夜の
交差点はまだ
誰ひとり世界から
消えなくて

人工衛星に映る
悩みが大きくなって
破裂するくらいの

僕です私です
手を挙げる人

延長コードの先に
天国がある ....
市ヶ谷から四ッ谷のあいだに夕陽をみつけた

そのまわりが虹でぐるぐるいってた

あなたに電話したのだがでたのは子供だった


いっしょにパトカー乗ろうね

ピーポーピーポーピーポーピ ....
なにに触れたい
どんな言葉にして告げたい
その言葉に夕日は驚くほど
ウブなふりをするのでしょうか?

すっかりと
夕日は街を歩く人の影を
針の線にし
けれどようやく生き返った人はみな
 ....
ある日少年が目覚めてみると 
背中に翼が生えていました


とても大きくて重そうな翼です


少年は空を自由に飛びまわることが夢でした
なので嬉しくてうれしくて
早速その翼を羽ばたか ....
この忌々しい
憎しみに満ちた
いつも苛立っている
人生を棄てたい夜もある。

そっと、だ。

人も、仔猫も、眠るコタツで
ここからはじまる春の風に寂しさが
青ざめていくのだと ....
宙空に
吊るされ
巨大な空虚が
肉身を引き裂こうと
している
足場は奪われ崩れ
奈落の底を眼前にし
私はそれでも
前へ前へと
自らに言う
不安と恐怖に
貫かれながら
もう駄目な ....
しゃぼん玉と
握手を交わしながら
掌に伝う
虹色の雫

弾いてしまった
鍵盤のように
瞳を震わす
メロディが欲しい

ターンタターン
用意されたのは
大きな舞台で
人と結ばれ ....
梅雨のあけない海で
貝は静かに海水に身をまかせ 霧を弄ぶ
怪物のように伸びたコンクリートの橋脚が
海抜ゼロメートルから立ち上がり
山峡を跨いでいる
トラックの轟音と排気のにおいが雨音と混ざり ....
パラパラと振りかける
殺風景から出汁をとる
彩りなんていらない
味で決まり

正面にぶつかって 腕を直角にパキパキ振る
末広がりのヘアスタイルに
器がついていかないシルクハット
 ....
この古くからある
閉ざされた小さな町で
いつからこんなに人がたくさん
人生を過ごそうとするのかしら。

仲良しも、子よしも、休みの日
ここにも私に与えている気持ちを
800回の青ざめた嘘 ....
{引用=*筆者より―― 旧稿を見返してゐて、本フォーラムに掲載してゐなかつた作品があることに気付いた。以前のアカウントを消して以降、復帰するまでの間にかいたものは随時掲載していた積りだつたがどういふわ .... 春うらら
光のどけき街を行けば
子供と老婆が手繋ぎ歩み
すれ違う人々微笑んで
命の讃歌を歌い出す
季節の巡り、宇宙の鼓動と同期して
ガムをやめる

願掛けかも知れない

じぶんという磁場や意志や真摯さを

試しているだけかも知れない

だからどうだと言うのだ


おれはきみの災厄を吹き飛ばせるか


ガ ....
あの春から この春がやって来た
馨りはまだ手のひらの上
ふわっと小さな宇宙を乗せて
ここへ ここへとやって来た

呼び覚まし 瞬間にカチッとアルバムにはまる
大事な 大事な一期一会を刻んで ....
「ここでは生きられませんよ」と
言うわけでもなく、
コンクリートの護岸をながめている

よそへ行く、わけでもなく
与えられた一直線を
射抜いている

覚悟は、
両手のはさみしか知らな ....
僕がサラリーマンだった頃
自称自由人らしき若者に侮蔑されて

僕が学生だった頃
就職組から学生なんて甘いよと言われて

結構傷ついて考えたあげく
僕は鳥になって

いつか誰も知らない ....
静けさ 揺れる
春の雨、
光の空から
降り注ぎ

宇宙を回遊する言ノ葉たち
凝集しては時を刻み
思考の流れをこの界へ
屈曲しながら艶やかに
在る物、在る物、造形する

静けさ 奥 ....
つまらない朝の翌朝
何もなく 考えたくない
私の頬には きっと
アザのような憂いと きっと
果てもない希望とがあるのだね。

分からない 分かることのできない
企まれた理由が いま
私 ....
自信をなくしてしまっているのね
あなたは
何もかもなくして
捨てられた{ルビ花束=ブーケ}みたいに道路のうえで
眠ってしまっているのね
眼を開いたまま
こんな真昼なのに

あなたを恐が ....
季節はまた一巡りし
俺はぼんやり宙を眺める
不安定な気分はいつもながら
鉛の身体も相変わらずながら
まだまだイキマスヨと独り言ち
何処からともなく湧くチカラ
指先じんじん温もって
また一 ....
小さな神様は二人いて、一度現れて
そして影となり、二度と現れなくなった



とてもむかしから飼っている犬がいる
夜は犬小屋で静かにしている

死んだような影を落として
鳴 ....
悲しいような

苦しいような

いまが

幸福>絶望のいまが

永遠に?

どの道いこうがトラブルはある

永遠なんてどこにあるだろう


思い通りにならないことが
 ....
ああ 春の匂いがする
ああ なんて孤独なんだろう
ああ ひたすらに歩み進む

命、息吹き
命、育ち
命、枯れ果て

底無き宇宙が開くもの

ああ なんて指先の温かい
ああ 春に湧 ....
母のお墓は沖縄にある
もうしばらく行っていない
妙に血が騒いで
沖縄の足元に近い青空を思い出す

久茂地交差点 よくニュースに出てくる景色
那覇で語ったことはなかった
自分にしか関心がな ....
月あかりの降り注ぐ庭
馴染まない舞踏の催しはいつまでも続くのだろうと
諦めていたのに
私は彼女の踊りに
心を撃ち抜かれてしまった

生まれて初めて私の瞳に私の光が映った
瞬間だっ ....
私の光だった
あなたは空をみつめて泣いていた

世界はひとつだけ私に意地悪をして
彼女の記憶のいくつかを
ブラックジーンズのシミといっしょに
手洗いで消し去ってしまった

私は痛い寒さ ....
こたきひろしさんの自由詩おすすめリスト(1964)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アンビバレンス- 涙(ルイ ...自由詩819-3-13
気狂い詩人- ペペロ自由詩919-3-11
旧作アーカイブ1(二〇一五年十二月)- 石村自由詩14*19-3-11
喪失感- 佐白光自由詩1*19-3-10
カウントダウン- ミナト ...自由詩219-3-9
危険な夕陽- ペペロ自由詩419-3-9
夕日の約束- 立見春香自由詩1019-3-9
あの頃少年は、行こうと思えばどこへだって行けるって頑なに信じ ...- 涙(ルイ ...自由詩419-3-8
ありえない、くそったれの夜にも- 秋葉竹自由詩1219-3-7
walk・on_7_前へ前へ- ひだかた ...自由詩719-3-7
プリズム- ミナト ...自由詩2*19-3-7
海を見ていた_- 山人自由詩3*19-3-7
パラパラと振りかける- 朝焼彩茜 ...自由詩519-3-6
古い小さな町の天使の舞を魅せて?- 秋葉竹自由詩619-3-5
最終電車- 石村自由詩19*19-3-5
walk・on6_春の讃歌- ひだかた ...自由詩719-3-5
ガムをやめる- ペペロ自由詩619-3-5
小さな春- 朝焼彩茜 ...自由詩1319-3-5
「ここでは生きられませんよ」と- ぽりせつ自由詩5*19-3-4
FreeBird- 梅昆布茶自由詩1119-3-4
春の雨- ひだかた ...自由詩919-3-4
Waiting_Girl- la_feminite_ ...自由詩5*19-3-3
無題- la_feminite_ ...自由詩5*19-3-3
walk・on5__春うらら- ひだかた ...自由詩8*19-3-2
こらえる犬- 秋葉竹自由詩919-2-28
思い通りに- ペペロ自由詩419-2-27
Walk・on_4_春の感慨- ひだかた ...自由詩7*19-2-27
県民投票の日に- 朝焼彩茜 ...自由詩12+19-2-24
女神が春雷- 秋葉竹自由詩519-2-24
光のひと- 立見春香自由詩919-2-24

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