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はぁ…。

この感情と長く付き合いすぎた
ルービックキューブの色を揃えたかっただけなんだ
しかしまぁ…
とうとうこのままの方が色々おもしろいと思いだした
あと美しいなぁ!。



 ....
メガネ外して
泣きそうなのです

まばたきの
かずだけ心に蝶がいて

夜空がこわくてじぶんを抱きます
命、光輝く
命を生け贄として
幸せ、花開く
不幸せを養いとして

どんなに喜びの深い海にも
一粒の涙が
溶けていないということはない










*谷川俊太 ....
宇宙が生まれてからあっという間の
この夏
待っていた風がようやく
畳を撫でた

りーん
ちりーん

光の速さでピントを合わせる
この夏
皺だらけになった母の喉元が
麦 ....
綺麗にしてたつもりなのに
悲しみの中に蜘蛛が湧いた

わたしは掃除機をかけた
ただ、黙って、掃除機をかけた
泣いてる子は寄ってごらん
あっという間に満タン
引火点を下げて笑い上戸
心の揮発性をあの空くらい
高く上げてあげるから
レジで払うのは涙でいいよ
百万年前の炭を精製するから
お釣 ....
蝸牛
ひとつふたつと
数えつつ
昨日の
夢へ降り来る光

九品寺より材木座に向かい
ほどなく波が見えて
もう秋のにおい

天道虫
ふたつみっつと
数えつつ
明日の
夢へと還 ....
利用者がうんちを漏らした
トイレに誘導して、ズボンをおろすと
お尻にもデイパンツにもみっちりうんちが付着している

デイパンツを千切って丸めてゴミ袋へ
ズボンを脱がせて新しい着替えを履かせる ....
うれしくてうれしくて
とてもさみしげな青空を背景に
ひとりバカみたいに
笑ってる

とおい記憶をたよりに
あの海へ行けるのか
子どものころなんども行った
あの夢の中

のろいなど
 ....
今を、静けさが支配している
静けさは私という不安を抱き留めている
私は静けさのなかで震えている

静けさのなかですべては始まるから
静けさがすべてを支配するから

私は吐きそうになりなが ....
驟雨が街を過ぎ
それから爽やかな風

陽の光が差し
窓の外から深く青い空

この大地で
たくさんの戦いがあって
たくさんの人が消えた
ああ 思い出したくても
決して思い出せない
 ....
カチカチ 歯と鳩 カウントマシーンが音をたてる

台風がそれた朝の
まだ肌寒い堤防によせかえす波をカウントして ガラスの水滴を震わせて回る数字
鳥と虫とドローン 飛行機をみつけては指で隠す ....
今日、仮退院の道すがら
アスファルトでひっくり返り息絶え絶えの
蝉が次々と現れた

彼らはもう鳴くことはかなわず
ただ両脚を空にこすり合わせ
未だ熱を発散させながら
来るべき終わりを待っ ....
誘い直してくれたことが嬉しいが、
この地点でこんなに喜んでて
いーのだろうか。
まだ付き合えると決まったわけでもない。
私なりに自分の性格を踏まえ、
合う人を思い描き、
あの人は私にピッタ ....
三日前から、とある乙女の目のまえで

ユニコーンの角を
風が撫でていたのでしょうか。

その風がわたしに届いてくれたころ

吹きさらされた
こころの扉を叩く音が聴こえます。


 ....
さよなら ´

入り口も出口もなく 近さも遠さもない声の内にあなたの裸体は張りついている
通り雨のような服のなかをあなたは歩いて帰り 、わたしは通り雨のような服の袖口であなたを見失う

 ....
なぜか安全じゃないカミソリで
うぶ毛剃っていたら
呼ぶもんだからイッちゃって
そのまま振り向いたら転ばれた

痛い、こっちだって
覆水盆に返らずなんて言う
盆があるだけ良い
あわてて水を掬いにいったら
盆を膝で割ることもある
かなしみのふち

小さなことが気になって
大きなことがどうでもよくなって
大きなことに気 ....
風に飛ばされてゆく葉っぱを拾いあげ
それを大切に懐にしまう人をみた
まるで栞を挟むような手つきで
忘れられてゆくはずだった葉っぱが
何か違うものに変わったのだ

ある日、出会った他人同士が ....
白い花に腰掛けて
草笛吹いてあなたを見てた
子供のあなたはあっという間に
私の時間を追い越して行く
大人になりたくて追いつきたくて
焦る気持ちが隠せない色になる
若草色がいっぺんに ....
パリの妖精
第6話「モンマルトルの妖精」




長い階段で見えるのは空だけ
五段先の石の上で
鳩がもう少しだよと言う

見渡すかぎりの幸せな街
パリで一番高い丘に棲む
一番幸 ....
アコーディオン的肋骨に眼も反らせん瓦解
孤高の乾布摩擦
露骨に股間パシャ
否メイン
天華
アキバの懐
しらん掟
@ @
ミンチ機チックにアップリフティングな友愛のはしたなき中指から ....
チャリのストッパーを跳ね上げた音が
八月の折り目に
鋭めに響いて
バイバイした


終わりが始まりに触れようとして、外側を内側に折り込み
内側を外側に折り返して発達する八月に沿って
 ....
惨めさが増す
振られて
このまま
絶対に
誘い直すことも
あいつはしないだろうね。
三日月がポキッと折れた。
それは神様の前歯によって。
憎しみも  
羨望も落胆も
今は山道の腐葉土やゴミムシの糞となって
ころがしておこう
葉がはかすかにさざめき
木の樹皮はなめらかにひかり
木漏れ日はさらさらと山道に塗されて
山道を歩く人 ....
私の直感は当てにならない。
追うべきでない人を追うし、
好きになるべきでない人を好きになるし、
嫌いな人を好きだったと勘違いするし、
相性が悪いのに離れたがらないし
馬鹿で
無様で、
そ ....
どこから入ってくるのだろうか?
この優しさは
見つめる葉っぱと僕の違いなど
なかったんだ

生命は世界にひとつで
しかも数ではあらわせない

生と死が混ざる暖かい渦から
それは流れだ ....
日曜日、忘れないように。

天使の羽より軽いエアコンの風を
貰って来たのです。

さんまんきゅうせんはっぴゃくえん。

でした。

それでも、心は、冷えません。

憎しみばか ....
買っておいた胡瓜と茄子に割り箸をさして
精霊馬をつくり
朝の玄関に置いた

いつからなのか
サンダルの隙間に
しろい腹をみせてころがる
蝉の死骸を拾い
リウマチの指を思い出す

 ....
こたきひろしさんの自由詩おすすめリスト(1898)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
色々- 幽霊自由詩219-8-27
夜空がこわい蝶- 秋葉竹自由詩819-8-27
命、輝いて*- ひだかた ...自由詩8+*19-8-26
風鈴- 自由詩17*19-8-25
悲しみの中に- 印あかり自由詩12*19-8-24
妖精のガソリンスタンド- 丘白月自由詩219-8-24
夕立、止んで- AB(な ...自由詩819-8-23
障害者支援施設に勤めて- 印あかり自由詩11+*19-8-23
潮騒- 立見春香自由詩719-8-23
叫び- ひだかた ...自由詩5*19-8-21
赤壁の風- Giovanni自由詩3*19-8-21
カウントスタッフ- 末下りょ ...自由詩4*19-8-20
今日、仮退院の道すがら- ひだかた ...自由詩4*19-8-20
男だったのね。- 杏っ子自由詩219-8-20
ユニコーン- 立見春香自由詩519-8-19
さよならとひきわらい- DFW 自由詩10*19-8-19
見せるな- 木葉 揺自由詩219-8-19
かなしみのふち- 次代作吾自由詩419-8-18
- 帆場蔵人自由詩419-8-18
トウガラシの妖精- 丘白月自由詩219-8-18
モンマルトルの妖精- 丘白月自由詩119-8-17
アキバカゲロウ- 末下りょ ...自由詩2*19-8-17
八月の折り目- 末下りょ ...自由詩8*19-8-17
_- 杏っ子自由詩219-8-16
前歯- クーヘン自由詩1*19-8-16
水の音- 山人自由詩4*19-8-16
決戦は金曜日- 杏っ子自由詩119-8-15
世界はシンプル- フリーダ ...自由詩219-8-14
お買いもの- 立見春香自由詩1119-8-14
- 末下りょ ...自由詩9*19-8-13

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