すべてのおすすめ
砕ける言葉
落ちる言葉
水踏む言葉
青 青


一度かぎりの拳
海を叩き
波を創り
島の背を見る


子の群れが
原を越える
草の失い 円い地に ....
空間に
手を差し出し
ゆっくりと
上下左右にかき混ぜる 
けれども
存在する
はずのグラスは
見つからない
空間は
次第に重く澱んでいき
だらんと開いた手のひらに
粘りつくように ....
私は今
ベッドの上で
小さな炎が──命の──
消えようとしているのを
ただ、茫然と
ただ、静かに
待っています

それでも、何度も
脳裏に過るのは
私がいなくなったら
私の国、私 ....
宙に浮かぶ石畳を、
鼻歌交じりにスキップで駆ける

両手には、憧れだったパピヨンを抱えて

マーブル色の新しい靴からは真っ白な羽根

そうだ、今僕は、天空のスタジオに向かっているんだ
 ....
すれ違わない街角
風を切って歩く寂寥

大衆がいなければ
孤独も思うように味わえないと
身をもって知る4月下旬

ふいに出会っても
立ち話さえもそそくさと
アンドロイドよりも
 ....
流れていく
ゆらゆら揺れる電線の向こう
空の青を背景に
白雲、一つ
流れていく
ゆっくりたしかに
流れていく

そうして着実に時は過ぎ
百万年が過ぎていき
私も君も彼も彼女も
み ....
一石二丁目にも一石三丁目にも鳥は一羽もいやしない。
例えどこへ引っ越そうと、僕らは何も得られやしない。
君は長らく歩いて来た
独りぼっちでこの長い旅路を
天辺に着いては転げ落ち
また振り出しから天辺目指し
繰り返し繰り返し歩いて来た

今終焉を迎えるに当たって
君はまだ旅の途中
もう放棄 ....
今宵、
白い部屋に
在るもの在るもの
自らの輪郭を鮮明にして
回流する澄み切った夜の空気に
すっかり馴染んで留まっている
横たわっている私もまた寛ぎ
在るものたちと繋がり合う、
揺るぎ ....
たれさがりが奇麗だね
魚竜の鰭の一夜干しかと思ったよ
春のおわりを
そしてそれは夏のはじまりを
予感させる
夜の漆黒の稲光
瞬間を狂喜する視覚野
薄く剥がれ落ちていく
日常の内側で
ずっと
息を潜めている
(外は偽りの春)

やさしさ、
思いやり、
助け合い、
まごころ、

色褪せたのは
言葉ではなく
私たちの心の方
 ....
八重歯の可愛い子を探しに三重県まで行った。
しかし五重足りないせいで見つからなかった。
天上の下
長い棒の先で
赤い皿をくるくる回す

バランスを取りながら
回る力のある限り
右から左へ
開いた扇にも
人さし指にものせて
終わりに気が済むまでトスをする
のが
会話の ....
自分は肺炎を患いやすい体質らしい。それが孤独で
あることが好きな要因の一つになっているのかもしれない。
時間は自分に未来だけを予感させ陰湿に突っ立っている。

その美しい手は孤独ですか
 ....
ある日
雨が降りはじめた
それは400日やまない雨
すべてをリセットする雨だ

しかし
世界の富の大部分を独占する
大富豪や権力者たちは
事前にその情報を得ていた
途方もない金額で神 ....
夜更けに僕の勤務は始まる
夜明けに僕の勤務は終わらない
それとはあまり関係ないが

夜桜ばかりが散りかかる明治通り
では大正通りはないのかと考えたりするが
昭和通りはたぶん各地に点在 ....
カフカが変身をしてフカフカになったりしないかな。
そのフカフカを海辺に敷き、お昼寝とかしてみたいな。
 
 
 ギョロリ

剝いても剝いでも うろこ

       動きを止めないなら止めてやろうか このやろうか
 ロッコ   
量子論的に考えれば数億個の       「無数」

 ....
雛鳥の
巣を抱くような
恋をして

心臓を
貪るように
交わって

雪の降る
街で
そっとお別れを

そんな
お伽噺のような
時を過ごし

漆黒と
戯れる今は
孤独 ....
人権を守るべきか

人命を守るべきか

否 否 否

2020年の春も終わった

やはり独我論に至らなければならない

国家にころされてはならない

水たまりに気を ....
今朝は声が純粋です。
エアコンに頼らない朝だから。

いい事は忘れないうちに、
文字にしておきましょう。

怨霊フォントなどかえて。
瞼のおくに
鼓動がやどって
かなわなかった祈りも
血肉となって
いつか
癒える日を
ゆるさないでいる

それぞれの
さいはてに立って
白い旗をふる
くさはらのそこここは
まあた ....
トランプの言うことは
尤もであって
非の打ち所がない
中国は国自体が
新型コロナウイルスのような存在だし
テドロス?who?なのである
メラニン色素の多さを武器に
「よっ、大統領!」
 ....
額にかぜを煽り
汗が滲みわく

ストロークを
もっとストロークを

いい顔になってるぜ

女の顔だ

まるで
失われた時
を嗤っている
テレワークしてたら
テレワープしてしまった
ズ ノイズ ノイ…
古井戸から
白い手が…
小椋佳の唄に「暇つぶし以上に」がある。

k聴きのk知らずの自分が悲しい。


 たらいで生まれて
 おけの中まで何もわからず生きてる
 時の流れが悲しい

 暇つぶし以上 ....
夫婦或いは
親子の距離を空けることを
ドメスティックディスタンス
(以下DD)と呼びます
そのDDがDV予防に対して
有効であると
先日の
報道クラスターで
富川コロアナが
痰を絡ま ....
阪神の震災
フクシマ
台風災害
そして
コロナ・・・

非常事態
宣言をしたアベが
YouTubeで芸能人と狂気演

嗚呼
もうたくさんだ
火をつけろ
国会議事堂に

 ....
雨降りの
跳ね返りは
誰のせい?
そう問う端から
車が来て
水しぶき上げ
びしょ塗れに
私を濡らし
通り過ぎる

)あゝこの持って行き場のない気持ちを
)あゝこの不可避な連鎖を
 ....
感染者数より
自粛要請より
くっきり黒々とした
アイラインが気になって
仕方がない
コロナ対策よりも
画面映りが重要なのは明らかだ
死にかけたパンダみたいな
化粧をやめて
完全なるば ....
こたきひろしさんの自由詩おすすめリスト(1898)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
青_青- 木立 悟自由詩420-4-26
空と盲目- ひだかた ...自由詩920-4-25
薄れゆく意識のなかで- 花形新次自由詩120-4-25
無限に広がる外の世界- 邦秋自由詩2*20-4-24
静寂の街- komasen333自由詩1*20-4-24
流れていく(改訂)- ひだかた ...自由詩320-4-24
- クーヘン自由詩3*20-4-24
反復- ひだかた ...自由詩420-4-23
今という時- ひだかた ...自由詩520-4-22
終雷- ナンモナ ...自由詩8*20-4-22
春を待つ- もとこ自由詩5+*20-4-22
五重- クーヘン自由詩2*20-4-22
くるくると- もちはる自由詩3*20-4-22
死化粧- ナンモナ ...自由詩4*20-4-21
方舟ふたたび- もとこ自由詩4*20-4-21
なにもなかった昭和に寄せて- 梅昆布茶自由詩5*20-4-21
フカフカ- クーヘン自由詩2+*20-4-19
メダカというサカナ- アラガイ ...自由詩120-4-19
孤独- ひだかた ...自由詩420-4-18
ケムール人はこう言った- ナンモナ ...自由詩6*20-4-17
暖かい朝- ナンモナ ...自由詩2*20-4-17
くらげの骨- むぎのよ ...自由詩10*20-4-16
もしオバマだったら- 花形新次自由詩120-4-16
ギター弾き- ナンモナ ...自由詩2*20-4-16
かもしれません- ナンモナ ...自由詩2*20-4-14
今何を聴いていますか- ナンモナ ...自由詩3*20-4-14
ドメスティックディスタンス- 花形新次自由詩120-4-13
一狂人の希求- ナンモナ ...自由詩2*20-4-13
連鎖- ひだかた ...自由詩3*20-4-13
コイケ、バカたれが- 花形新次自由詩2*20-4-12

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