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痛覚レセプタ

ちょびひげのおじさん、今でもフィルムの向
こうから笑わせてくれる。拳を振っている。
誰もの幸せのために戦っている。そのときに、
必ず痛くなるものをさらけだしている。 ....
街は、君のことが好き。
しんけんに、
みあげればみえる
幾百億、幾千億の銀河系の
白いカタツムリ状の渦巻きたち
星雲と名乗る用意があるものたちです。

街の灯がなんだか深く
ア ....
 僕の薪小屋に雪がふったよ。照り返しがまるで白夜みたいだ。あの夏、ねえさんは船着場から太陽を見ていた。そんなに遠くにあるものを見ていて、どうするのって、僕聞いたんだ。そうしたらね、
「太陽は遠くなん ....
ゆうらりゆらら
舟はゆく
生死の境をさ迷いながら
白波立てて
舟はゆく

ゆうらりゆらら
舟はゆく
無限の時に慄きなから
さざ波立てて
舟はゆく

ゆうらりゆらら
舟はゆく
 ....
うわっ。だめだ。
月曜日って毎週、けっこう辛かったりするけど
今日はちょっとマジメに辛いわ。

まぁ、
誰も悪くなくって、
わたしひとりが悪いっちゃ悪いんだけど。

なら、
 ....
はてしない海原をほんとうにボートで横切ってきたのだろうか
詰まらないことで
凹みはしないがだれも助けのない雑踏のなかを

天気予報のない生活の中で
気象予報士になれたら素敵だったかもしれない ....
長く歩けないほど腰が痛いので
近くの整形外科に行った
背中のレントゲンを撮られ
腰椎の圧迫骨折だと診断された

でも心はもうとっくの前から
圧迫骨折している
ただ心の圧迫骨折はMRIにも ....
人差し指の指紋、混み合う等圧線、嵐の予感。
絶対に押しちゃいけないスイッチ、押してしまえ。
昨日、
貴方が遠いところへいってしまった事を知りました。
その事実は私の思考を過去へと連れていき、あの日の後悔を強く思い出す事に。
さようならの挨拶が出来なかった。あの時も今回も。
いつかは誰 ....
珊瑚が恋しい

あの

海渡る風の音

心に響くまなつの思い出

珊瑚が恋しい

あの

海の家であった

水色ビキニの水着の女の子

珊瑚が恋しい

あの

 ....
「生活習慣の改善」
捨てたのだ。躰を
鳴き声に眼が覚めて、土の魚は焼かれた。
そして人間は泡から生まれたと水はいう
それは泡に生まれ変わるのだともいう
気になるのは置いてきた框の景色
 ....
夜の時間が留まっている
静かに此処に留まっている
朝から昼へ、昼から夜へと
一直線に過ぎながら
今、夜陰へと差し掛かり
静かに此処に留まっている

やがて時間は柔らかに
未来から流れ込 ....
ながつづきしそうもない事をさじに拾っては、
数分の間、あれやこれや考えている。
鼻すすりながら、屋台ラーメン、身にしみる。
店主のおっちゃんの養子になりたい程、寒い夜。
)男の人ってお尻にも毛が生えてるんだよねー、たけしさん、知ってた?

)なんでお前、そんなこと知ってんだよ

)えっ、やだあ、このどスケベ!

……〇🏳️〇/
あなたを知りたいと望み
偽りのボクが生まれた

真実は常に残酷で
手に余るエゴに身悶えた

いずれ忘れて薄れゆくと
まるで意味のない慰めに縋ることで己を保った

未だ棄て切れぬ情念に ....
雪平鍋に鍛金職人の金づちの跡、沢山。
雪平鍋という雪原に彼らの足跡、沢山。
うっすらと
黄の明るみを帯びた海と空
目を瞑れば
茫洋と広がり続ける

どこか不穏な静けさ発散し

流れ込む部屋の空気は
きりりと冷え
瞑目すればまた
自ずと広がり在るソレはナニ? ....
真夜中の一時過ぎ
巨大な目ん玉のお化け達
天を埋め尽くし
ピカピカピカピカ
青白く黄白くまた赤く
揺らぎ明滅しながら
迫って来る迫って来る、
大雪原に独りぽつねんと立つ私に

小学五 ....
秋の山中に巨大なプレーンオムレツあらわる。
黄金のイチョウの木々、楓はケチャップソースなり。
こんな下らない世界にて、僕のお腹は下ります。
全人類が空へ上った後も、僕のお腹だけは下ります。
静けさ 揺れる
俄な雨、
光の空から
降り注ぎ

宇宙を回遊する言ノ葉たち
凝集しては散開し
思考の流れをこの界へ
屈曲しながら艶やかに
在る物、在る物、造形する

静けさ 奥ま ....
なんねんぶりかに
積もって雪は
街を無音の
影絵に変えた
車は止まって
どこにも着かない
なにもできない
朝から晩まで
追おうとしたけど
届かなかった
それもまたいい
それも ....
  I

そよかぜがふく

冬のちいさなすきま

まわりでは雨がふっている

かさをわすれたわという


  II

4色のセレナード

1つめはレモンいろの雲

2 ....
お陽さまに手をかざしてみたい

生きているってわかるから

お月さまに挨拶したい

今日は充実していましたって

瞬く星々 ひとつひとつに

流れてもらって 願い事したい

明 ....
舞い降りてきた粉雪が

トーキョーには珍しくて

傘を持たない人々は

慌ててカフェに避難する



舞い降りてきた静けさが

トーキョーには珍しくて

ポケットの無い ....
或る奈良の公園で

わたし見てしまったんです

箱の中から出られない

まだ小さな小さな

小さな子猫4匹

ドロドロに ドロドロに

溶けていました

瞳の痕跡

顔 ....
首里城って
5回も焼けてんだ
んじゃ、そんなに
嘆き悲しむこともないんじゃねえ⤴️
だって5回だぜ、5回!

火災保険入ってたりさ
地元土建屋も
「なんか大きな仕事ないかね?」とかさ
 ....
未来から
遠い遠い過去の木霊
確かに響いてくるのなら
私たちはもはや何処にも属さず
あらゆるものに優しく開かれ
柔らかに終わりを待てばよい

)あまたの感傷を一つの確信に変え

ふる ....
朝目覚めて何もせず
ベッドからソファへと身を移す
時計は6時を指している

街はまだ微睡の中
幹線道路から離れた住宅地のせいか
車の音も人の声も聴こえてはこない
漸く鳥たちが目を覚まし囀 ....
こたきひろしさんの自由詩おすすめリスト(1964)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あ、- AB(な ...自由詩15*19-11-19
『幾百億、幾千億のうた』のうた- 秋葉竹自由詩519-11-19
エレン・ファヴォリンの雪- 朧月夜自由詩6*19-11-19
ゆうらりゆらら(改訂)- ひだかた ...自由詩419-11-18
だめだったので、なんとかしなきゃね- 秋葉竹自由詩419-11-18
- 梅昆布茶自由詩819-11-18
圧迫骨折- HAL自由詩5*19-11-17
等圧線- クーヘン自由詩8*19-11-16
行き場の無い手紙- 卯月とわ ...自由詩3+19-11-16
うみの底- 立見春香自由詩419-11-16
覚醒家- アラガイ ...自由詩13*19-11-16
時間(改訂)- ひだかた ...自由詩419-11-15
余った夜- ナンモナ ...自由詩5+*19-11-15
養子- クーヘン自由詩2+*19-11-15
えろトーク- ひだかた ...自由詩2*19-11-14
告白- 水知鴇都自由詩219-11-14
雪平鍋- クーヘン自由詩4*19-11-12
無人部屋- ひだかた ...自由詩219-11-11
現夢〇大雪原- ひだかた ...自由詩319-11-11
オムレツ- クーヘン自由詩5*19-11-11
下ります- クーヘン自由詩4*19-11-10
造形流- ひだかた ...自由詩4*19-11-9
雪の日- 秋葉竹自由詩719-11-9
solfege- 朧月夜自由詩7*19-11-9
空に逢いたい- もっぷ自由詩3*19-11-9
トーキョー少女- もっぷ自由詩3*19-11-9
赤子猫- もっぷ自由詩2*19-11-9
5回- 花形新次自由詩119-11-8
贈り物- ひだかた ...自由詩519-11-8
静寂- HAL自由詩8*19-11-8

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