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{引用=線を引く
すると
くわわり
へる
ディメンションが{ルビ幻視=みえ}る



駱駝にしょわれ
千里

息の中には
妖精も
居る
妖精の過去も
有る

おき ....
静けさの含み持つ何か 
自らの心落ち着いた時に
期せずしてやって来る何か

過去へ遡行しながら
未来から到来する
未来から到来しながら
過去へ遡行する

胸奥から込み上げ溢れ 溢れ込 ....
かつて僕らが古代人だったころ
山々は鳴動し天は雷をなげおとし

血は逆流して生命というものを
からだで感覚していたものだ

かつて僕らは父母を畏れ慕い
よるべない人生の光と思った

 ....
主の戻らぬ蜘蛛の巣は、日毎に艶を失い、いつかは風に壊されて。
命はいつも風の町からやってきて、風任せに元の町へと帰ってく。
嘗て、大阪の隅っこで起きた0.000003億円事件。
おつかいの、おつりの3百円、少年がネコババした事件。
UFOが太陽系にやってきた
へんな容姿のやつらが乗っていた
あたまにお尻があるやつ
水銀の風呂でしか生きれないやつ
目が肘にあるやつ
計算機みたいに正確なやつ
バリエーション豊かだ
第3 ....
{引用=わたしはスリランカです
南伝の経の屋根で眠る苔です

わたしは牛乳屋です
あなたが銀河鉄道の天鵞絨だとしたら

わたしは感じよくありたい
そういう色相にとどまる草です

時に ....
二〇一四年十二月一日 「イエス・キリストの磔刑」

 イエス・キリストが磔にされるために、四条河原町の交番所のところを、自分が磔にされる十字架を背負いながら歩かせられていた。それほど多くの民衆が見 ....
連綿と続く人生の
響きの中に目覚めていて
この生の端緒と終点が
螺旋を成し繋がっていくのを
底の底で見つめている

それは焼け野原に咲く真っ赤な薔薇
何処にも行けないと知っていて
静か ....
月がいいました
うたいなさい

星がいいました
奏でなさい

木々がいいました
走りなさい

魚がいいました
泣きなさい

鳥がいいました
踊りなさい

ミミズがいいまし ....
上を見たら、私よりも何もかも出来る人ばかり。
下を見たら、どうでも良いことで騒ぐ人ばかり。

自分に何が出来るのかなどもう忘れてしまった。
生まれてこなければ良かったとまでは言わない。

 ....
寒夜の洗面所に、固形石鹸は芯から冷え、それは無垢な恋人のよう。
悪事に染まった我が黒き掌でよければ、優しく包んであげましょう。
破片が総合される月には
僕はたぶん接ぎ合わせるために

ちっちゃな経理係を呼び起こして
ちょっとだけ仕事をしてもらう

小欲知足
サブスクリプション

仮説と証明と検証
とってお ....
俺なんて所詮ぐちゃぐちゃのコードで、解きほぐせばただ単純な線で
俺はだから屑なんだし
屑って程の値打ちも無いぐらい
屑なんでって、それを言って相手の反応をうかがってるあんたの屑さ加減はよく分かっ ....
ふう
どうしようもねぇな
この寒さは
孤独が過ぎて
凍えちまうよ

慕い親しみ忍んで孤独
夕の巨大な富士ヤマの如く
この身に迫り来るけれど

やっぱり耐えていくしかない、んだな
 ....
だいぶ昔の話
家族みんなが待ちに待った鍋の時間だった
なんとなく付けたテレビの報道番組で
ボスニア紛争下での性的暴動に関する特集がたまたまやっていた

インタビューに答える女性のただならぬ眼 ....
雪に閉ざされた街で
何をすることもなく
ただ雪見風呂に入る贅沢
貧乏性の私は
そんな生活を忌み嫌う
雪に閉じ込められて何もできないこと
ただ歯痒くて
ただ悲しくて

雪国に舞い降りた ....
温度差 
価値観
わたしとあなた

言い回し
言い方
ストレート
カーブ
オブラート

同じ空間で互いの事をしている
繋がったその空間が時に 捻じれ歪む 醜い心を産みながら
愛 ....
枯れ枝
かと思った

抜け殻のカマキリ

きえたもの

みあたらない

きえなかったもの

かるいのに
人間はどう生きるべきかとか。
差別へどう向き合うのがよいのか。

なんかの。
答えって、もう、出てる。


お金を稼ぐ意味とか。
自分が社会とどう、関わっていけばよいのか。

なん ....
自販機で
ぼーっとできる時間を買って飲んだ
なんだか
すごくぼーっとして来て
久しぶりに
ぼーっとできたなあと
思っていると
Nさんがとなりの自販機で
ぽけーっとできる時間を買っていた ....
風になびく
ススキの穂が
水面を滑る
 
 眼差す太陽にギラリと光り
       
到来した冬は
情け容赦なく
すべてを裸にし
覚醒の輪郭を
与えていく
 
 透徹として刄の ....
君の膣に僕の肉棒が入ったけど、
僕の肉棒が君の膣の中に入れるのは、
お金を払ったからだけど、
そのお金は、人を騙したり人を脅したりして、
得た金ではないけれど、
そのお金で君の膣に僕の肉棒が ....
繭を羊毛を麻を綿花を紡ぐよに
するすると解けてきたのならいいのにね

糸巻き巻きを歌いながら

とんとん しゃー
とんとん しゃー

ひと目ひと目
一段一段
頭に図柄を描き
まだ ....
ぼくはそんなことを言ってるんじゃない。

君は、ぼくの言うことを大げさだとか。
的外れだとか、言うけど。

ぼくは、そんなことを言ってるんじゃあ、ないんだ。


女と男が全然違う生き物 ....
じゃがいもの皮は上手く剥きたい

何かがきっと変わることを実は信じている

だから一回り大きなシクラメンを買う

似つかわしくないクリスマスは

リップ・スティックのようなもの

 ....
旅に出るなら
天使と一緒に
そこには平安があるから
気ままな1人旅
退屈も楽しもう
お喋りの相手はいらない
ただ深く自分の中に沈んで

雪の中を行くなら
天使と一緒に
不安を抱える ....
近く微かに揺れる紅葉
呆けた顔して立ち尽くす人

全てが忘却された雨上がりの朝、

男は綺麗に髭を剃り
キャベツを買いに街に出た
ガラス越し
ひとつの思い出が横切る午後
指をのばしてももう届かない影よ
その横顔はいつか見たシネマ
唇が動いて――と言った

    
    蒼いカモメの夢を見た
    夜明けの波 ....
横断歩道の罫線を歩きながら、胸中であなたにお手紙を書きました。
青信号は行って良しの合図ですからね、少々大胆な愛のお手紙です。
こたきひろしさんの自由詩おすすめリスト(1898)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
加減と彗星- 道草次郎自由詩420-12-29
フルサト- ひだかた ...自由詩520-12-28
- 梅昆布茶自由詩920-12-28
風任せ- クーヘン自由詩2*20-12-28
3百円- クーヘン自由詩1*20-12-28
UFOが来た- 道草次郎自由詩2*20-12-28
彼我の歌- 道草次郎自由詩2*20-12-27
詩の日めくり_二〇一四年十二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*20-12-27
輪廻(改訂)- ひだかた ...自由詩520-12-27
無声- 道草次郎自由詩120-12-27
わたし- 月夜乃海 ...自由詩220-12-24
恋人- クーヘン自由詩7*20-12-22
サブスクリプト- 梅昆布茶自由詩1220-12-22
破断された時間- 道草次郎自由詩2*20-12-21
美学- ひだかた ...自由詩920-12-21
団欒- 道草次郎自由詩320-12-19
- 無限上昇 ...自由詩120-12-19
茶番に食われ- 朝焼彩茜 ...自由詩320-12-18
枯れ枝- 道草次郎自由詩220-12-18
答えって、もう、出てる- 浮蜘蛛自由詩2*20-12-16
交わりについて- 道草次郎自由詩1*20-12-15
冬よ、進め!- ひだかた ...自由詩920-12-15
ソープランドで- 浮蜘蛛自由詩220-12-15
悠久錦- 鵜飼千代 ...自由詩16+*20-12-14
少ない人- 浮蜘蛛自由詩3*20-12-14
もうじきクリスマス- 道草次郎自由詩120-12-14
天使と一緒に- 無限上昇 ...自由詩220-12-14
お買い物- ひだかた ...自由詩620-12-13
冬のシネマ- 石瀬琳々自由詩11*20-12-12
罫線- クーヘン自由詩4*20-12-11

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