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陽の光満ち、
無数の銀の矢飛び交うなか
私の意識は泳ぎ出し
遠く貴女の声を聴く

久しく憧れ懐かしい
囁くような貴女の声は
やがて天空に力強く木霊して
飛び交う銀の矢を震わせ
降って ....
静かだ

この現、
静まり返り
沈黙の間に
無音の響き
行き交って

静かだ

音の精霊たち、
掬うコトバに
寄り添って
何も問わないよ 感謝の息吹はすぐに溶けるものだから
1週間分の新聞が出窓に積まれて ビニールの衣
止まない雨はないはずなのに 笑って雨は諭し続ける
山積みの脳疲労 生きるのみに上書きした目 ....
僕はその頂きを極めて、その後で


それについて語っているわけじゃないよ


今はまだ、そこを目指してトボトボ、トボトボ、休憩したり景色を見たりしながらゆっくりゆっくり進んでいる段 ....
ああ 額縁の角にぶつけたよ
オルタナティブが泳いで見ている
眺めている そして 唸っている
黄金のキラキラ輝いたその縁に

額をぶつけたよ ああ 中心がずれてしまう
助詞は根っからの飾 ....
水平線を拒絶するために、
 ああ。水になるのね?

水になることで、
 水滴の一つを攪拌する。

ええ、それはありきたりの答えだったわと、
 申し訳程度に贖罪して見せる。

風が吹く ....
真夜中に広い低気圧が去り
黒雲は静かに消えていく
雨で成長した植物は何も答えることはない

太平洋に発生する温暖な高気圧は
ゆっくりと白雲と共に動き出し
隠れていた生物を無言で白 ....
結露が零れて
四季を忘れていたことを
思い出す
煮詰まった思考から直視しか
成らない耳鳴りのように

雑音のろ過を辿る ハッと思い出す太陽からの
折鶴 息の白さ

師走に敷かれ ....
くろめ川の水底は
ゆらゆらゆらゆら揺れ動いて
澄んだ水面の影呑み込み
そうしてなおいっそう透き通り
底なし底抜け 師走の大地を震わせる





 
もうきすしたい冬なあ覚えているかいむかちで真つ白なこころのいく先はいつだつてかなしみの真つ白な翼がなくてはいけないところだつたからふたりはいとくの真つ白な翼を生やしよごれたあきらめ渦巻く風吹く迷宮 .... 言霊の弾む域に 星と華で編んだ音が在る
背骨にダイヤ一粒ずつ埋め込んだような
真っ直ぐな後ろ姿に 完全敗北を思う
音楽に言葉は勝てないと

この世を操る言葉に此岸の空気
音も楽しみた ....
木曜日
後は下り坂 週末までの道のり
曇り時々雨
心に心臓に大判焼き程の穴
木曜日 少し塞がってきたような
表裏一体感

ジャズの脈打ち 立ちこぎのようなピアノ語り
激しく一体感の ....
時間を刹那を右腕を力一杯振って
刻んでゆく
光を大事に受け取って温もりの花束を
植えてゆく

生きる繰り返しを息吹の数ほど星の脈と共に
打ってゆく
日常を大袈裟に奇跡と呟き 証と存在を透 ....
暮れて行く秋
まつすぐな道
銀杏の葉のそよぎ

感じてごらん
たつた今うしなはれた
いくつもの命の分だけ
透けて行く風を

たつた今うまれた
いくつもの命の分だけ
 ....
(慟哭)

世界に影を落とした優しい諦めを知らないで惨めな豆腐の角はたいせつに磨いたアクアの舌。はもうないけど人狼の夜は深く更けゆくばかり火の鳥を知らない?

(うそ。知っている。)

悲 ....
今の世に生まれ、目が見え、耳が聞こえ、口が利けるものとして


言わなければならないこと

伝えなければならないこと

抑え切れないものがあります


それは人が聞いて
 ....
羽根が刺せなくなるくらいの背中の凝りの
緊張感を羽ばたかせながら
血流の問題を即毒スルーさせて流す本物の入れ替えた血の値色

何の為に生きるなんて地球は伝えてない
きっと
ベースに滞りなく ....
やわらかな肉に
流れる
清冽な水を
むさぼり飲み
やわらかな宇宙を
貫く
輝きの光を
集める

ことば、コトバ、言葉 を!

欲望の卑猥を魂に焼き
スコンとまっさらな地平から
 ....
神様 私は悲しみと向き合っているだろうか

絵具で押し当てた灰色の空に ギラギラと鱗が生える

その日の空自身が自ら仰ぎ泳ぐように

時間を動いて泳いでいる

ぐだりぐだり

片足 ....
震え、祈り、破れた、心で、声は生きたがっているように聴こえます。艶めかしい雲の色は、ふたつの虹が、絡み合い、混ざり合った生き方です。なにも捧げない、他人任せの希望、ただ生きるために、悲しみに汚れる .... その木製の寝台はきっと
幾度もさびしい月夜と寒波を迎えつづけて来たがゆえ
あの月の桂と同様のものに変質してしまったに違いありません
その柔かな布団はとうとう彼女の豊かな乳房となって
ぼくという ....
声と声が交わるあいだ
柔かな光が横切って
わたしは不意にいなくなる

うねる大気が木霊して
とつぜんですが、
狂ってしまったんだ

人生の歯車

その人にあってしまい
その夜を境に
とも言えるけど、
本当に狂いだしたのかな?

人生の歯車

それ
わかんないよね ....
  静かさ


静かさ、といふ音があると思ひます。

秋の夜長、しをれかけた百合を見ながら
静かさに耳を傾けます。



{引用=(二〇一八年十一月八日)}



 ....
わたしを測るものさしと
変わらないリズムで過ぎていく日々

この二つが欠けてしまったら
わたしはどうなるのだろう?

毎日何度もわたしを測り、確認し
毎日同じリズムで過ごす

わたし ....
白い顔、しながら
君を探すんだけど

君の顔が見えない
強い雨が目を刺すから
くぐり抜けた街の汚れは
とりかえることもない
白いカッターシャツを
汚し続けているんだ

ため息を ....
ごめん。
嘘ついていました。

恥にまみれた人生を、送って来ました。

なにもカッコつけたいわけじゃなく、
じゃなく、
とてもカッコをつけたいの。

だって、生きて、

なんのた ....
あゝ、それにしても
時代の騒音は
どうしてこんなに胸に残るのか

夕べ、楽しい
笑顔の写真をみた
懐かしい、カーニバル
踊り狂った
ふたりの距離は
どんな不幸も忘れさせてくれ ....
鈍色空は僕の心
鈍色空は僕の気分
鈍色空は行き止まり

そうしてぼんやり全てに呆けて

僕の心に花野が開ける
狭い暗渠を通り抜け
あの無上の花野に至る
父さんの部屋には
美しい蝶たちがたくさん死んでいる
父さんのお好みの姿勢でピンに止められ
埋葬もされず
ひたすらあの男から愛を注がれている

父さんの部屋から
解放された死者たちが溢れ出 ....
こたきひろしさんの自由詩おすすめリスト(1949)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- ひだかた ...自由詩818-12-12
透空- ひだかた ...自由詩3*18-12-11
心の染み込み- 朝焼彩茜 ...自由詩2*18-12-11
頂きを_目指す- そおっと ...自由詩6*18-12-11
額縁の中の素敵な心臓_- 朝焼彩茜 ...自由詩318-12-10
それはありきたりの答えだったわと- la_feminite_ ...自由詩7*18-12-10
細胞死- 羽根自由詩11+18-12-9
結露が零れて- 朝焼彩茜 ...自由詩11*18-12-9
くろめ川(改訂)- ひだかた ...自由詩4*18-12-8
おねすてい- 秋葉竹自由詩818-12-8
音冠- 朝焼彩茜 ...自由詩218-12-7
昨日からの贈り物- 朝焼彩茜 ...自由詩5*18-12-6
生の凛(なまのりん)- 朝焼彩茜 ...自由詩518-12-5
わかりやすい詩- 石村自由詩12*18-12-5
慟哭の夜- 秋葉竹自由詩918-12-4
抑え切れない感情- そおっと ...自由詩1*18-12-4
飛翔血- 朝焼彩茜 ...自由詩418-12-3
ことば、コトバ、言葉_を!- ひだかた ...自由詩818-12-3
鱗が泳ぎ_悲しみを研ぐ- 朝焼彩茜 ...自由詩318-12-2
静かに沈む- 秋葉竹自由詩618-12-2
垂乳根の月- 本田憲嵩自由詩718-11-28
街角にて- ひだかた ...自由詩9*18-11-27
人生をかたる- 立見春香自由詩518-11-25
静かさ/窓/祈り- 石村自由詩23*18-11-25
鎖国- 卯月とわ ...自由詩318-11-24
白いうた- 秋葉竹自由詩718-11-23
ラッパ(ごめん。嘘ついてました。)- 犬絵自由詩818-11-23
夜の砂漠- 秋葉竹自由詩918-11-22
呆けて- ひだかた ...自由詩9*18-11-22
標本に溺れ- 帆場蔵人自由詩618-11-22

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