すべてのおすすめ
互いにスパークする宇宙で起きた出来事があり
誰も入り込めない花園の君がいていつか僕は叙情になる

面倒くさい真実ばかりがまかり通って
優しい嘘はにぎりつぶされて疑問ばかりが生き残る

レノ ....
不安という重荷をおろせば
溢れてくるのは感謝
恐怖という重荷をおろせば
溢れてくるのは喜び
危機は去り
つかの間の平安の中で
天使たちの声を聞いている

新たな火種がすぐに来る
死神 ....
ポトスを東側の窓辺に置いて眠るといいよ。
ポトスのポストに、朝陽の小包が届くから。
小刻みに震えながら重い足取りで進む俺
どこまでも灰色に広がる地平が
奇妙な高揚感を誘う
不意に吹き抜ける強風に
踊り出す手足はてんでばらばら
関節の軋む音 辺りに響き
俺は自分が薄い膜の内 ....
真に苦しいとき
人は詩などに
救いを求めるだろうか?
戦場の兵士が
詩集をポケットに忍ばせていた
とか
一編の詩を口ずさみながら
敵に突進して行った
とか言えば
そりゃあカッコいいだ ....
私は明日、泡になる
私は彷徨い露となる
希望の欠片拾い集めて
儚い夢を探し求める
ついに審判がくだされる時
私は哀しく散っていく

私は今日、泡になる
波に揺られて消えていく
すべて ....
人が其処に居て、
此処に居て、
その空間を占めているということが
何もしなくてもただそれだけで
美しいんだ凄いんだ

明日へと影伸ばし歩む人よ、

ゆめゆめそのことを忘れるな


 ....
私は不安を詩にする
想いを昇華させるため
愚痴といってもいいだろう
心のバランスをとるために
私は言葉を紡ぐのだ

私は怒りを詩にする
悲しみも喜びも詩にする
心が死んでしまわぬように ....
不幸の防護服をきるのは簡単だけど
幸せなカーディガンをはおるのはむずかしい

夏でもなく冬でもなく春でさえない
秋には特に
終わりのないものなんてないんだ
終わらないんじゃないかと思うだけで
いつか必ず終わりの時は訪れる
山積みになった書類の整理も
果てしなく溜まった洗い物の山も
手を休めず進めていけば終わりが見 ....
どこか短気で
頭もバカだから
この何もかもに
たったの一言で以て始末をつけたいのだ
でも直感として分かっている
はなから
一言でつけられる始末じゃないってことは

でもなかなか
謙虚 ....
あなたはいた
いたはずなのに
見えない
いろんな音を残して
消えてしまった

いろんな音があるから
退屈しないはずなのに
何かがえぐられてるらしく
何も手につかない
どの音にも手が ....
陽は落ちて
辺りはひっそりと
静まり返り
あんまり暗い
夕暮れだ

玄関先では
見知らぬ声が
会話を交わし
部屋を
ノックして
歩き廻る

濃くなる夜闇が
ざわめき始め
 ....
逃げ道を探してる
俯きながら探してる
今夜はどこで眠ろうか
老婆が生きる術はない
天使たちが飛び去ってしまったから
まだまだ青い雑草の群生
ベッドにするには役不足

夜通し歩いて迷子に ....
夜、寝る前になって
やっと止まる原因不明の嘔吐感
医者はばんばん薬を処方し
私はばんばんそれを飲み
そうして実は気付いている

吐き出したいのはこの魂だ
上手く吐き出せない現状に
吐き ....
なきゃいけないものは
一つもないが
うしないたくないものは
無数にある

どうすればいいんだろう

誰かが
はなをすするたびに
昔から不安になる

自分らしく
というけれど
 ....
紙飛行機じゃ重そうだから、かみひこーきを飛ばそう。
ひらがなを覚えた頃の、あの、とてつもなく軽い心で。
さよならの船出を、彼女は待っていた。
美しく水がゆれるなら、心はにごって、
晴れることなく気もちは空とつながってゆく……
ただ、さよならの船出だけを。
 
そうね。ため息がひとつこぼれても、 ....
やすらかな、静けさと麗しさのかたよりのなかで、
彼はそっと目をしばたいたの。
そうして楽器を叩く。
若い彼は楽器をたたく。
 
塔のそとでは風がながれ、
落ち葉をはこんでゆく。
湖にしず ....
薄暗い
漠然と広がった
空間のなか
台形の
ノッペリとした
大人の背丈半分程の
鉛色の工作機械が
等間隔で何台も
一列に並べられている

大きな金属音があちこちから
互いに呼応す ....
今の私はネガティブで
未来のことなど描けない
ポケットにナイフを忍ばせて
自分の喉をかき切る覚悟
骨を拾って欲しいとも思わない
この世にさよならしたいだけ

命あるもの生きようとする
 ....
濡れたアスファルト、
黒光りしながら
ゆらゆら揺れ
今日は雨、
胸奥が
酷く切なく軋み
遠い記憶の余韻が響きます

 *

あれは小学二年のこと
休み時間の騎馬戦で
後頭部を切 ....
生活費を入れてくれないのはざらで
生きるために必死に貯めたお金を使っては
その場しのぎをしてきた過去
今でもその癖が抜けなくて
最低限のものしか買わない、買えない
経済を回すのはお金持ちの仕 ....
降りやまない雨の朝
喘息の咳で目が覚める
珍しいことではないけれど
ひゅーひゅーという呼吸音が
息苦しさを物語る
空しく酸素を求めてあえいでは
金魚みたいだと自嘲する

大人になれば自 ....
風にたむろした 光を
手掴みしたら 雪になる
今年の正月は 暮れやすかった
そんな 冬でした

秋が落とした 請求書は
来春払えたら と傷口へ手紙します
離散したのです
笑 ....
遠くで鐘が鳴っている
ひんやり切ない秋の日に
何処までも高い青空に
追いかけても追いかけても
決して追いつけないあの場所で

(金木犀の花が軌道を舞い
秋の大気が生まれるところ)

 ....
時々、
頭の中のどこかを
交換してもらいたくなる
人格などいらない
フォーマットされていい

ぼくはあんまり、惨めだ、
吐瀉物に
綺麗な薔薇が咲きそうだ
自分由来の
不幸ばかり ....
寒い、寒い
冬は嫌いだ
暑い、暑い
夏は好きだ

季節は廻って終わりがない
人の命は限られている
命の躍動
死の静寂
廻る季節を越えていく
いつか地球が自転をやめて
命が絶えるそ ....
 気温がさがったと感じる時

 空気が入れ替わったと思う

 温かくなった時

 ぬるいと感じる時

 入れ替わったとは感じないのに

 体が負担をかんじている

 心にも ....
退屈に突かれ
音に叩かれ
時間に捕まえられる
忘れるなよ
一日は八分五十八秒

食べる
静かに
清める
動く

食静清動
食静清動
こたきひろしさんの自由詩おすすめリスト(1949)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
スパーク- 梅昆布茶自由詩1420-10-18
平安の中で- 無限上昇 ...自由詩620-10-18
ポトス- クーヘン自由詩3*20-10-18
現〇夢- ひだかた ...自由詩820-10-18
最近また石が出た- 花形新次自由詩320-10-16
泡になる- 無限上昇 ...自由詩220-10-16
walk・on_- ひだかた ...自由詩620-10-15
私の詩- 無限上昇 ...自由詩220-10-15
秋のカーディガン- 道草次郎自由詩6*20-10-15
終りの時- 無限上昇 ...自由詩320-10-14
これでも詩だってのか?- 道草次郎自由詩3*20-10-13
音の約束- 木葉 揺自由詩3*20-10-13
生誕- ひだかた ...自由詩420-10-13
逃げ道- 無限上昇 ...自由詩220-10-13
詩の言葉で魂を- ひだかた ...自由詩1020-10-12
- 道草次郎自由詩3*20-10-12
かみひこーき- クーヘン自由詩7*20-10-12
sonnet(船出)- 大町綾音自由詩3*20-10-11
sonnet(塔)- 大町綾音自由詩3*20-10-11
〈根源悪〉の原体験(改訂4)- ひだかた ...自由詩320-10-11
ネガティブ- 無限上昇 ...自由詩320-10-11
雨降りの記憶- ひだかた ...自由詩520-10-10
夫を愛していない- 無限上昇 ...自由詩420-10-10
喘息- 無限上昇 ...自由詩320-10-10
春へつづく季節- 道草次郎自由詩320-10-9
憧憬- ひだかた ...自由詩520-10-9
夜半めざめて- 道草次郎自由詩320-10-9
冬が来る- 無限上昇 ...自由詩220-10-8
入れ替わる空気- 佐白光自由詩1*20-10-8
かけ声#1- 奥畑 梨 ...自由詩1*20-10-7

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