卵が足りなくて
スーパーに 行きました
生きていた頃の
黄色の かわいこちゃんを
連想すれば
もう 何も
口に出来なく なってしまう
唇を
ゆっくりと つけて
...
あなたのピアノは氷のように
わたしの胸を貫くの
どんなに謝っても
膝まづいても
許してはくれない
わかっているのに
立ち去れないわたし
そろそろ
滲む街の灯りがわたしを冷たく包む時間が ...
あの日に近づく合図は
金木犀が香ること
最近よく見る夢は
ブラックコーヒーに
溺れてゆく私
角型よりも
山型の食パンが好き
通学電車でおしくらまんじゅう
数学の ...
悲しむことが得意だ
なにも言わず
悲しむことが得意だ
そんな自分がずるくて
嫌いだった昨日もあるけど
それすら悲しむことにしている
とてもとても悲しくて
風呂の底に沈んでいるよう ...
「いらっしゃいませ、こんにちは」
こんにちは 尻文字マンです。
「店内でお召し上がりでしょうか?」
わたしは尻文字マン。
店内でお召し上がりです。
チーズバーガーをくださ ...
眠れずに数えた羊50000匹あした天気になりますように
初めてのテルテル坊主見上げてるあした天気になりますように
かくれんぼ誰も探しにこないのねやけに激しい風が吹いてる
五郎丸が絶対に
我が子に付けない名前はなーんだ?
はーい、五郎でーす!
ブー、不正解です
正解は
阪神のドラフト1位だった
源五郎丸洋は
五郎丸よりも
何かもっと、こう、古く、 ...
フラれた 月曜日の女にフラれた
週刊少年ジャンプのせいでフラれた
最近はONE PIECEしか読まないようになっていたのに
フラれた 火曜日の女にフラれた
踊るさんま御殿のせいでフラれた
...
バーカバーカと書いた尻文字に欲情されている
ながい階段が その夜
わたしの内に滑らかに延び
喉の辺りで途切れていた
笑えるほどにせせこましい
悲しみなど疾うの昔に
桃色の床で何者かに
踏み ...
路傍 交互に置かれた
赤の花壇と
黄の花壇の
白昼夢のごとき列……
萎れた頭陀袋に差しこんだ後
引き抜いたあなたの腕には
柔らかな歯型が残された
...
把手こそついていたが
その壁は 扉ではなかった
今のわたしにはそれがわかる
たわわな果実のように 美しい 直方体の
寂寥だけが 向こう側の 壁際に置かれている
...
水晶を埋め込まれ、
体内で精製する
光の
透過率と、反射率が
基準を満たして、
熾り火に揺れる秋へ
均しく並べられた
ひそかな夜虫の声は
水晶にぶつかり、
散らばり、
敷き詰め ...
高くなる高くなる
青の天空 が
枯れようとしていた
魂の井戸底から
泉水を湧き上がらせる
己の内なる霊性
純粋な冷水に浸し
定められたその日まで
意志と、忍耐と、無私の認識で、
...
ー年を取るとはこういうことか7ー
若者よ ズボンをはくとき
ベッドに腰掛けなくても履けるか
家中の者が畳の上で生活していた頃から
立って履くのが常だった
布団の上で寝転 ...
石川は助走せずに浮き上がれる。だからつねにネット近くに立てるアタックもガードも出来るいい選手だ。
アスリートは飛行機で移動する。ビジネスクラスで寝たり雑誌や映画をみたり音楽を聴いたりして移動する ...
千歳の少女の誕生日を
誰も祝うものはない
一匹の蟻を避けて
十匹の蟻を踏む
淡く巨きな
泡のなかの午後
手を振るたびに
いのち以外に満ち
暗い街の背後の山から
...
蒼の岩 蒼の雨
唇に触れ すぐ放された
二本の指を巡る文字
一人を嗤う異国文字
見つめすぎて
咽が痛くなり
紅い窓を洗う滝
遅い流れ
遅いはばたき
...
あの日、890km先を目指して捨てた、街
4年ぶりに歩いてみる
泣き崩れた昭和通りも
あなたと歩いた警固神社も
何も知らない顔で佇んでた
行きつけだったBARの店長は
独立して自分 ...
剥ぎたい
もしくは
突破したい
この皮を削ぎ落として生まれ変わりたいくらい
直立不動に酔いたい
頼もしかった諸刃を振り回していた鏡の世界に
会い ...
……ことばを思い出すまでには回復した
荒涼とした無人の地に心が捉われ
そして 父さんのことを想っているような
いや、想っていないような
神さまのことなんてまったく脳裏には
それは赦されま ...
まさに機械のように
然して意志も疑問もなく
帰宅の途につく
不機嫌なわたしの耳元に
『こんばんは』
そう囁いて 眉間の皺を突っついた
どこまでも穏かに馨る 金木犀
...
食堂で
回鍋肉を食べた
冬の夕暮れ それから 自転車をこいで 私は
私の思うどこまで走ってきたのだろう
レンガの 友達のいない講堂の前
広場で 予備校時代の知り合いの横顔を見かけた ...
もうだめだって後悔や
あったかもしれない希望
そんなもんを引きずって
だれかを探すように生きている
つぎはぎだらけの布をまとって
砂浜にあしをとられて
千々にみだ ...
いちばん高次なものに
寄り添った
同化した
手をあわせた
ゆびさきをあわせた
スロープ
地滑り
自分の都合を消した
闇へ
光へ
感謝できない ...
その昔
駅弁ファックという体位が
流行った
村西監督が得意としていた
男女が向かい合って立ち
女性に手を首に回して
掴まってもらいながら
女性の両足を持ち上げ
宙に浮いた状態で
ピス ...
広い空異国で暮らす君を想う飛行機に乗り五時間かかる
夏だけど秋思わせる風が吹く夕暮れを闇に変える時間
今はまだ暑さ厳しい夏だけど気がついた時秋が来ている
目玉焼き少し堅めが好きという ...
街を歩いていた哲学者のヘーゲルが
歴史は繰り返す
と云う言葉を残して
残酷な戦争が幾度も繰り返されている
現代風に云えば原爆投下で地球が
何個あっても足りない
地球で最初に原子爆弾を
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ひよこのためいき
藤鈴呼
自由詩
1*
15/9/22 22:48
夜の街角
レタス
自由詩
2
15/9/22 22:40
あの日になったら
瑞海
自由詩
6*
15/9/22 22:15
悲しみ上手
朧月
自由詩
3
15/9/22 22:10
尻文字マン、ハンバーガーショップへ行くの巻
北大路京介
自由詩
3
15/9/22 22:07
眠れずに数えた羊50000匹あした天気になりますように
〃
短歌
2
15/9/22 22:01
初めてのテルテル坊主見上げてるあした天気になりますように
〃
短歌
3
15/9/22 22:01
かくれんぼ誰も探しにこないのねやけに激しい風が吹いてる
〃
短歌
5
15/9/22 22:01
ラグビー ワールドカップⅡ
花形新次
自由詩
0
15/9/22 21:38
月火水木愛されたい 金土日も愛されたい
北大路京介
自由詩
5
15/9/22 21:23
バーカバーカと書いた尻文字に欲情されている
〃
自由詩
2
15/9/22 21:05
ながい階段
草野春心
自由詩
4
15/9/22 19:45
歯型
〃
自由詩
0
15/9/22 19:42
把手
〃
自由詩
4
15/9/22 19:41
『凝結』
hahen
自由詩
0
15/9/22 19:11
青の天空に
たけし
自由詩
4
15/9/22 18:27
物を両手には持たないで
イナエ
自由詩
21*
15/9/22 17:18
空の奇跡
吉岡ペペロ
自由詩
1
15/9/22 16:11
空の蝋燭
木立 悟
自由詩
5
15/9/22 15:44
ノート(夜が来る)
〃
自由詩
2
15/9/22 15:40
1460日
AquAri...
自由詩
1
15/9/22 14:53
痛い思考~神秘と現実
朝焼彩茜色
自由詩
12*
15/9/22 14:28
たとえば九月、祝日、晴れの午後
もっぷ
自由詩
4
15/9/22 14:24
再会
w.tsub...
自由詩
0
15/9/22 12:28
部屋に宇多田ヒカルが流れていた頃
番田
自由詩
1
15/9/22 12:00
ケンケンパッ
吉岡ペペロ
自由詩
2
15/9/22 10:37
神々への距離
〃
自由詩
5
15/9/22 10:34
下痢便ファック
花形新次
自由詩
0
15/9/22 7:51
目玉焼き
夏川ゆう
短歌
0
15/9/22 5:50
原爆投下を繰り返さない未来へ
りゅうのあく...
自由詩
2*
15/9/22 4:33
1840
1841
1842
1843
1844
1845
1846
1847
1848
1849
1850
1851
1852
1853
1854
1855
1856
1857
1858
1859
1860
1861
1862
1863
1864
1865
1866
1867
1868
1869
1870
1871
1872
1873
1874
1875
1876
1877
1878
1879
1880
加筆訂正:
たとえば九月、祝日、晴れの午後
/
もっぷ
[15/9/22 21:09]
2行目、少し変えました
3.75sec.