いい加減にいやになる
どうしていつもこんな色
そんな東京の空を
みあげる 首が意思を持って
かなしく首はうなだれて
ごめんなさい とわたしに云う
大丈夫 とすぐには返せないけど
首の ...
ポタージュ 柔らかい母の手のひらが舞う
ポトフ 冬の楽しさテーブルを前にして
ミネストローネ 鮮やかな色は夕日のように
オニオンスープ 琥珀のぬくもり今日を慰める ...
歩き方が分からなくなる
ぎこちなくなる
右の次が左という確証が持てない
やがて立ち止まり、しゃがみこむ
もう、一歩も歩けない
それは、実は、お前の心の表れ
本当の自分を偽っていることの ...
知らないよ
こんなおじさん知らないよ
ぼくは目配せしかしてやんない
しぜんとこぼれる
スマイルしか見せてやんない
どこから来たのかなんて知らないよ
ぼくはおもしろい ...
表意文字同士で手を繋ぐ駅裏の小路
休んでいいかいと言った少年の姿はもうない
弦楽器の音合わせに
五本の指は小さな画面の上をひた走る
青年は手を自由にし煙草に火をつける
再び繋ごう ...
古い草は苦いって思い込んでいると右隣の若い草
からしっぺ返し食うんだペシリパクリおかんむり
の画数なら同じなのに黙々と食んでいる木曜日は
羊みたい雲がもくもくと駆けてます欠けてます月
あかりの ...
帰り来ぬ
命の影を
待ちわびる
風の車内に、
弾丸が飛び交っている。
女の鋭い視線に、
私の眉間は打ち負かされる。
ここでは、
誰もが皆、
小さなスライド硝子のなかに弾丸を隠している。
ある男は弾丸を飼っ ...
青い翼があったなら
ぼくはどこまでゆけるのだろう
成層圏はもう間近なのに
ヒマラヤ山脈をやっと越える翼があるだけで
青空の先に映る星はみていないのです
できることなら鋼色の青い翼と
...
たくさんの街が存在すること
昨日 仕事帰りに職場の人と飲みに行った
焼き鳥屋の二階 座敷に座った
最近知り合った人たちは
それぞれに可愛か ...
ぶーーーーーーぶっ壊したい
ーーーーーーー学校なんか
ーーーーーーーーーーーーーー ぶぶっ壊したい
...
乾いている
鼓膜に打ち寄せる波に温度はあるのか
でも 飲み込んだ言葉はひび割れていた
靴音から調律までが一番好きだ
酔っていれば君を見つめていても
秘密のまま 鍵は手の中 ...
どうしてひとは死ぬのか
でも
恐竜やマンモスたちが死んでくれなかったなら
わたしたち、居なかったね
どうして父さんは死んだのか
十余年がんを繰り返して
苦労したから痛かったから我慢はた ...
スズや、スズ、と 呼べば白猫が一匹
呆けてしまった昭和の頭に 鈴の音だけでやってくる
年老いて逝く者の生きがいのために 孤独死を恐れてか
「アパート一室につき猫一匹飼育可能」、の高邁な ...
人より一本多い肋骨を
左胸に隠してる
きみがテストを丸めて
ロトの剣にしてた
くらいの大きさ
家に呼ばれなかった子供たちが
二階の窓にはりついている
メリーゴーランドの
オルゴールがみえるかい
メカトリル鉱石で
千年先も残るんだ
窓を開けると秋葉が舞い込んでくる
夜になれ ...
一人でいる方が楽だから大丈夫 という声が小さい
大勢の中に入ると面倒 という声を出すのが面倒
私は何をしているんだろう
なんで私はこんなに辛いんだろう
思えば 私は私のことしか考えてき ...
未来
くたびれた大きなバスが
大袈裟に息を吐き出して発車した
窓ガラスに映るのは
やはり同じようにくたびれた顔たち
拝啓、エメット・ブラウン博士
ここにはタイムマシンもなければ
そも ...
いやなけはいにみあげればすいたばかりの和紙みたい月が五線紙のような電線にひっかかっていてシがなっている苦い昼を閉じるため視線をずらしてソラみたことかとならしてみる今夜はおでんにしようかとわたしと大 ...
わたしにふれてと誘う水銀のふれればおかされてゆく毒
水の系譜もとをたどってゆく指先で、彗星ながれる
熱の朝水銀のメモリゆっくりと伸びてゆく儀式、生殖
だれとも手をつながないでどこへゆ ...
夜の粒が
とけだしてゆく
空の底は
うすむらさき色にゆるみ
未来が滴らした
おれんぢが
静かに攪拌されてゆく
ここは
宇宙の果てなのだ
あるいは
巨大なグラスに注がれた
...
初めてってなんだろう。
わたしの父は、父を初めてしているような感じのひとだった。人生を初めて経験しているようなひとだった。
わたしだってそうだ。小学校の頃、いつもふしぎに思っていた。放課後はまいに ...
死にたい時がある
別に構って欲しいわけじゃない
だれかにすがりたいわけでもない
誰も聞かなくていい
誰にも届かなくてもいい
ただ、そういう時自分は
死にたいんだな
...
ちょっとだけ君の布団にもぐろうかあした天気になりますように
3分で終わらなかったクッキングあした天気になりますように
線路を歩くと迷わないんだなああした天気になりますように
溢れてしまう君への想いが歌になる
早口で唄うのは照れ隠し
美しさを突き詰めれば君になる
記憶ってもんは
会えないあいだに美化されていくはず
リアルな君は常に成長中?
直に見りゃまた世界 ...
キンタマ王子という名が
全国的に知られてしまったため
今までのように自由に行動出来なくなった
キンタマ王子は
東横インにチェックインする際に
生まれて初めて偽名を使った
中島みゆきの大 ...
あなたはいつも 視線の先に
ねこじゃらしの房が
朝日に照らされ
柔らかな光の珠になった
そのままとんでいって
しまいそうだった
抱き枕じゃ足りなくて
誰かに思い切り甘えた ...
目が覚めると、私は小さな部屋にいた
殺風景な部屋だった。
真っ白な壁。部屋の四隅を示すように、上部の硝子が嵌め込まれた窓から差し込む光が唯一の光源だった。
家具などはなく、代わりに、部屋の中 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
自由を超えられない私
もっぷ
自由詩
5
15/10/23 0:02
液体幻想
レタス
自由詩
4*
15/10/23 0:01
「キンタマ王子」キル・ザ・パシフィスト
花形新次
自由詩
1
15/10/22 23:31
ハッピーハロウィン
吉岡ペペロ
自由詩
3
15/10/22 23:19
既視の岸辺 (四行連詩)
乱太郎
自由詩
17*
15/10/22 23:18
苦い昼/即興ゴルコンダ(仮)投稿.82
こうだたけみ
自由詩
3*
15/10/22 22:25
供養
レタス
俳句
0
15/10/22 21:42
ささくれ
あおい満月
自由詩
6*
15/10/22 21:39
空へ
レタス
自由詩
2*
15/10/22 21:23
スミノフ、ウォッカ
崎山郁
自由詩
5*
15/10/22 21:19
ぶ
もり
自由詩
3*
15/10/22 21:06
観想
凍月
自由詩
8*
15/10/22 18:37
おしまいの或る詩
もっぷ
自由詩
12
15/10/22 17:22
アパート@猫一匹
為平 澪
自由詩
8*
15/10/22 17:05
つるぎ
mizuno...
自由詩
2
15/10/22 15:04
moonless night
〃
自由詩
2
15/10/22 14:39
泣けない女の子
陽向∮
自由詩
11*
15/10/22 14:10
未来
itukam...
自由詩
3*
15/10/22 13:01
苦い昼
阿ト理恵
自由詩
8*
15/10/22 12:11
第12族元素より
そらの珊瑚
短歌
12*
15/10/22 11:08
リキュールな朝
〃
自由詩
15*
15/10/22 8:44
放課後の家族
吉岡ペペロ
自由詩
8
15/10/22 8:26
死にたい季節がある
kei99
自由詩
2
15/10/22 1:15
ちょっとだけ君の布団にもぐろうかあした天気になりますように
北大路京介
短歌
5
15/10/22 0:13
3分で終わらなかったクッキングあした天気になりますように
〃
短歌
6
15/10/22 0:12
線路を歩くと迷わないんだなああした天気になりますように
〃
短歌
5
15/10/22 0:12
傾国
〃
自由詩
7
15/10/22 0:10
キンタマ王子、偽名を使う
花形新次
自由詩
3
15/10/21 23:07
隣には誰もいない
凍月
自由詩
5*
15/10/21 22:53
白い部屋
愛心
自由詩
2
15/10/21 22:35
1839
1840
1841
1842
1843
1844
1845
1846
1847
1848
1849
1850
1851
1852
1853
1854
1855
1856
1857
1858
1859
1860
1861
1862
1863
1864
1865
1866
1867
1868
1869
1870
1871
1872
1873
1874
1875
1876
1877
1878
1879
3.88sec.