地球が自転する
もももももんのすごい速度で
クラウチングスタート
目を閉じた走者も
今しがた ゴールテープを切って
へたり込んだランナーも
大統領だって テロリスト ...
線描画のような街
おびただしい数の
妖精めいた小さなものが
家々の窓から
わらわらと現れては
空に溶けていく
遠くから煙の匂いが流れてくる
人が消えるのは
こんな夕暮れだ
背が伸 ...
いつまでも沈んでいたい
海の底深く 自由に泳いでいたい
かんたんなこと 君といっしょにいたい
シンプルに ふたりで明日をつくりたい
風をあつめ 抱き合えたらいい
君となら楽しい
...
覚め切らない皮膚 あまおとの影ふみ
ギターはたどる言葉のない遺言を
心から剥離した音は捨て猫のように理由を探さない
薄物のヒューマニズムを着せてはまた脱がす
週末の脈略は絶たれどこか乾いた ...
わたしにはないもの
持っているあなただから
自然と惹かれていったのかな
あなたにはないもの
持っているわたしだから
自然と惹かれてくれたのかな
補うように惹かれ合って
...
36℃のいちごみるく
鮮やかなピンク色が私を満たす
口遊む五線譜と弾んだ靴音と共に
貴方の元へ いち、に、さん
キンタマ王子は馬鹿だったが
馬鹿と言われると
烈火の如く怒るのだった
特に自分が最高のデキと感じた
自称短歌の文語の使い方を指摘されて
「おまえ、馬鹿丸だしで恥ずかしくないのか」
と言われ ...
私にポイントをください 花形新次 散文(批... 8+* 09-9-24 19:36
ポイントください 北大路京介 未詩・�... 40+* 07-5-17 16:23
{引用=
プロレスか ...
勉強が出来ないのと
頭が悪いのは
微妙に違うと思うが
キンタマ王子は
明らかに両方だった
古文は赤点しか取ったことがなかった
自称歌人のキンタマ王子は
いい加減な文語を使いまくり
...
見落としがちな雑草から
逞しさエキスを注入しつつも
草を引っこ抜く 毎日だったり するけど
根がしっかりしている 雑草の代名詞は
タンポポ
雑な草だけど 粋活きしてるヨ
蛇 ...
午前五時の足音 私はこれから眠る
詩句未遂たちと立て籠ってる部屋で
眠れ、なかったことへのクレームを
今朝の燃えるごみにできたら 私は
あてがなくて彷徨って
言葉にすがって訪ね歩いて
...
重く沈みこむようなビートの羅列に休日の午後は侵食されていて、手持ち無沙汰になった心情の中には怠惰と、ほんの少しのいらだちのエッセンスが落された水が満たされていた、ついさっきまで ...
大体世界なんていう言葉を
殊更口にするヤツは
自分の居場所すら確保できずに
寂しく死んでいくものだが
キンタマ王子はそうではなかった
キンタマ王子はその巨大な
キンタマによって
世界 ...
どろどろの味噌汁を椀ごとぶちまけた
いつものような朝食だった
突然油のきれていないベーコンに腹がたったからだ
台所の窓ガラスが割れ
誰かが小石を投げたと僕は嘘をついた
夕方になれ ...
始まる
無限の膨張と収縮
失踪
零れ落ちる水が歩きだした
それは天使が吸い寄せられるように
悪魔の結晶が分解されるように
のみこまれ
たたずむ城壁
迂回する回廊を ...
太陽に向って歩く
それが太陽だからだ
あなたは神?
私はにんげん
これを夕暮れと呼ぶらしい
この角度、この浅い、浅ましい…角度
そのようにして入っていって
やがて剥がしていくつもりなのだ ...
今 冷静に考えればおかしなことは幾つもあった
学生服のボタンが陶器に替わったのは良いとしても
疎開先の山村に棲む父の従兄の大工小屋で
兵隊さんたちが材木を使って
角形の潜望鏡のようなものを ...
友達を誘って
紅葉を見に行くバスツアー
賑やかなバスツアー
たくさんの人と知り合いになる
バスの中では会話が途切れない
紅葉の中を歩く
会話は途切れず
楽しいオーロを纏っている
...
秋風や何も映さぬスクリーン
秋風や燃えあがりたる俳句愛
容赦なく時は過ぎるし歳もとるあした天気になりますように
いますよ
--------------
私の神さまって居るよね?
ほしいものは何ですか
それは形あるものですか
お金で買えるものですか
手に入れたときを想像できますか
おいしいものですか
温かいものですか
冷たいものですか
...
いっぱい食べてね
おかわりあるから
その薬指から
約束がこぼれ落ちないくらい
いっぱい食べてね
不満があるわけじゃないし反抗してるわけでもない
興が覚めたというか気分がのらないんだ
つくり笑顔が本当の笑顔になるのかな
君の笑い声とユニゾンできるかなぁ
365日後の朝にまだ痛 ...
おまえは夜がこわいと言った
夜はおれも
ちょっとこわいかな…
冷えたおまえのひたいを静かになでた
あしたは何が食べたい?
甘~ぃ デニッシュ…
おれはあちこちのベーカリ ...
朝の川原の岩に、腰かけ
せせらぎに耳を澄ます。
{ルビ水面=みなも}には嬉々として
乱反射する、日のひかり。
一度きりであろう人生を
この流れに…まかせようか
――旅人は岩から ...
水のない球体
光のない反射
あかく くねったり
きんいろに あがめられたり
輪っかや虹や黒ずんだりして
きれい とか 不気味 とか
好かれたり 嫌わ ...
にょきにょきと…背丈がのびる
パキラの樹は、天井にふれ
窮屈そうに
緑の背骨を曲げている
――私ハモット大キク…ノビタイ
音の無いパキラの声は、不思議なほど
対面する私に内蔵さ ...
目の前の、岐路は分かれ
右の標識も、左の標識も
〇い空白のまま、立っている。
*
私は想いを巡らせ…夜道を{ルビ漫=そぞ}ろ歩く。
立ち止まり…深夜に囁く星々に、目を凝らす。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
そしておかえりは奇跡
もり
自由詩
5*
15/10/24 23:12
線描画のような街
カワグチタケ...
自由詩
3
15/10/24 23:05
海の底深く/恋は目がまわる
北大路京介
自由詩
5
15/10/24 22:31
理由のない虹
ただのみきや
自由詩
11*
15/10/24 21:30
わたし不足 あなた不足
komase...
自由詩
3*
15/10/24 21:19
ストロベリーな恋
中村 ながる
自由詩
4*
15/10/24 20:04
キンタマ王子、琴線に触れる
花形新次
自由詩
0
15/10/24 19:49
某花形新次へ
北大路京介
自由詩
0+*
15/10/24 18:58
キンタマ王子、勉強が出来ない
花形新次
自由詩
0
15/10/24 17:27
距離感
藤鈴呼
自由詩
2*
15/10/24 15:05
秋の土曜日、午前五時
もっぷ
自由詩
4
15/10/24 14:39
性急な氷河のおもて、あるひとつの窪み
ホロウ・シカ...
自由詩
0
15/10/24 14:14
キンタマ王子、世界を救う
花形新次
自由詩
0
15/10/24 12:29
苦い昼
アラガイs
自由詩
9*
15/10/24 12:22
始まりの終わりから「エッシャー論的風景画にみる宇宙」
〃
自由詩
5*
15/10/24 11:43
即興(散歩)
香椎焚
自由詩
4
15/10/24 10:16
【HSM参加作品】狂気の時代
イナエ
自由詩
13*
15/10/24 10:15
バスツアー
夏川ゆう
自由詩
1
15/10/24 5:51
秋風や何も映さぬスクリーン
北大路京介
俳句
2
15/10/24 1:03
秋風や燃えあがりたる俳句愛
〃
俳句
1
15/10/24 1:03
容赦なく時は過ぎるし歳もとるあした天気になりますように
〃
短歌
2
15/10/24 1:02
RE: (または「いのちのメール」)
もっぷ
自由詩
3
15/10/24 1:01
欲しいもの
佐白光
自由詩
1*
15/10/24 0:32
指輪
もり
自由詩
3*
15/10/23 23:41
アプリコットジャムのクッキー
北大路京介
自由詩
4
15/10/23 22:51
みずえ
レタス
自由詩
2*
15/10/23 22:41
せせらぎの唄
服部 剛
自由詩
1
15/10/23 21:50
渇いた月.
つきのいし.
自由詩
7
15/10/23 21:44
樹ノ声
服部 剛
自由詩
1
15/10/23 21:43
宇宙の信号
〃
自由詩
2
15/10/23 21:30
1838
1839
1840
1841
1842
1843
1844
1845
1846
1847
1848
1849
1850
1851
1852
1853
1854
1855
1856
1857
1858
1859
1860
1861
1862
1863
1864
1865
1866
1867
1868
1869
1870
1871
1872
1873
1874
1875
1876
1877
1878
加筆訂正:
理由のない虹
/
ただのみきや
[15/10/24 22:15]
その他小修整しました。
理由のない虹
/
ただのみきや
[15/10/24 22:13]
最後から二行目、「釣り上げた」を「釣り上げられた」に変えました。
二〇一四年ノーベル賞を肴に雑感
/
もっぷ
[15/10/24 4:24]
横書き⇒縦書き変更に際してタイトルの西暦も漢数字に変更
二〇一四年ノーベル賞を肴に雑感
/
もっぷ
[15/10/24 4:19]
横書きを縦書きに
8.9sec.