150928
黄緑の苗を植えた
可愛いアブラムシを潰し
汁の付いた指先が
ほのかに香る
これで大丈夫だよ
6月下旬には実が熟れる
紅いトマトをもいで
町に売りに行く
...
爆破された夜の屑が月の縁を滑っている
そこはどうぶつのように
けたたましく吠える滑走路
無限が限界突破するときのエネルギーを
絶対に忘れたくなくて日記をつける
取り込み忘れて風に揺れる洗濯物 ...
なんで 棒立ちの彼は小学生だったか
帽子をとった手に光を無駄に感じる
声がなにより高い
しゃべるたびに大きな枠ができて
そこから何かが始まってしまいそうなくらい
シャキシャキとしている。
...
うさぎさんが おもちをつく夜
マンションのベランダで
団子を ぱくり ぱくり
腹下し
出るのは音と
水ばかり
それでも減らない
体重頑固に
2015年11月
二重丸に縦線と
外側の丸から放射状に
線を何本も引いた
紋章を旗印とした集団が
エドゥ川を渡り
東の地に足を踏み入れ
月に一回血の雨を降らす
そのとき
唯一無二の山 ...
二日間寝込んでいた
外の景色もよくわからないまま過ぎていた
私は曇りと雨の日が嫌いだった
美しいと思う風景は
北海道の至る所で見られるものだ
しかしそこにたどりつくまでにいくら金と時 ...
小学生時
休み時間の校庭で
クラスメート達と遊んでいる最中
ふと空を見上げ
僕は目撃した、
覆い尽くしていた黒雲が割れ
空の青が裂け
燃える光の帯が
遊ぶ無数の生徒達を
ギラ ...
眠らせることが仕事になったから月の光の底で生きてく
泣き止まぬ嬰児の不安受け止める作戦いくつも立てて過ごした
綺麗事くさす粗雑な匙加減 まどろむ居間で誰かを探す
...
白く浮かんだ中秋の名月は
連想
思いが最高潮に達したカタチ
欠けたまま揺れる僕の心は
満月の日から三日月が崩れ落ちた
名前も付かない歪なカタチ
欠片は引き潮の頃から彼方地球の
...
二度とない今日が終わる
昨日も明日も変わらないけれど
今日という日は一生に一度しかないから
1日の終わりはなんだか切ない
でも悲しいことはない
明日になればまた
さようならは
後悔が落葉のように
降り積もる
11月
「陰茎より先には意味がない」
高校の2階から身を投げた
17歳・・・軽い捻挫
きみの遺書を見つけた
僕は、きみに
「陰茎より先に ...
探して
下がって
食いしばって
体の、心の、底の底へ
天まで、地獄まで行き着くような
探究を、掘削を、するの
人と人ならざるものを分け隔てる、決定的な差とは何?息吹?
誰もが、おかしい、 ...
鋼鉄を蹴破るスピードとパワー
誰も持ってやしなくても
束になってかかれば
檻も破れるだろう
人が作ったものならば
人に壊せぬものはない
そのような理屈で
竜殺しを任され
怖じ気づくけれ ...
すべては過ぎ去り
竜をも見た、あれは、あまりにも巨大だ
濁流を
誰が止められるのか
か細い腕を目一杯伸ばして
手乗り文鳥のケージを守ろうとしても
戻らない時、守れない1羽
輪が空中に浮か ...
000902
古い写真を見ていたら
君の家が写っていた
緑の屋根に白い窓枠
林の陰にひっそりと
日当たりの良い畑を眺めてる
9月になって陸稲の花が咲き
コスモスの花も揺れ ...
朝がない 昼はない 夜もない
卒寿のおひとりさまにあって
ただ「時」だけがながれる
さらさらと音もなく──
なのに「空」の範疇は
花火の音で拡がっている ...
バス停で隣に並んだ男女が
タバコの煙を吸いながら話し始めた
「ねえ、アタシ先週
京都にぃ行ったんだけどぉ
金閣寺ってすごいよね
金庫に入れないで
外に純金出しっぱなしなんだ ...
「先輩、やっぱり僕は凡人なんです
天才が羨ましいですよ
天才は1%のひらめきと
99%の努力と言いますが
努力を努力と感じない才能が
僕には備わっていないようです」
「まぁ、そう ...
目を開いて感じてください。
同じことばは二度と書けない私の
たったひとつのことばを。
目を閉じて委ねてください。 ...
僕たちの冒険
年甲斐もなく夜更かしをして 寝ぼけ眼で
真夜中にやっていた とある映画を見たんだ
汽車にはねられて 死んでしまった青年の死体を
探す冒険に出る 心に穴を抱えた少年四人のお話
...
旅にでよう
おれは空っぽの植木鉢
枯れた川底の石っころ
風の一筆書きなのさ
蜃気楼から現れた古代人が
すべてで触れて 無知のまま
時を違えた恋人を追うように
たった一人 旅をしよう
帰 ...
眠る人は吸い込んでいく
きれいに燻されたその日一日の
塊から発される複雑な香りを
失意や打撃の角を融かす
なだらかな部屋のリズムを
全ての感情の偏りを美しく均す
さわやかで甘い時間の流 ...
キンタマの裏のヌルヌル、母は知らない
6:00 朝食を食べながら新聞を読む
朝食の用意ができている
新聞が配達されている あたりまえ
そのことに感謝も感動も感じなくなっている
7:32 いつもの電車にギリギリ飛び乗 ...
蕎麦すする
朝に眠る癖は治らない
男やから
泣いたらいかんて
涙こらえて
愚痴が 皮肉が
暴力が
美しく、ない
いっそ
真っ正直な
涙を流してみればいいのに
今夜はカレーにしようよ
あなたは 玉ねぎ切っ ...
ふきさぶる情熱の熱は鋼の空にゆく
白煙けむるえんとつがそそり立つ
このぼくはその塔に挑む
鼻を刺すその気体
ぼくは水の世界に生きているのだけれど
摩訶不思議
みどりの螺旋をみていた夏の真昼がすぎてゆく
これからは静かに
密やかになくなってゆく
寂しい
ヒグラシもすでに鳴きやみました
あの夏のヒマワリとダリア
入道 ...
墨が流れた
闇路のしとね
花埋み
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
春の日に
あおば
自由詩
4*
15/9/28 8:42
アイスクリーム
ありか
自由詩
20*
15/9/28 7:33
待合
佐藤伊織
自由詩
4
15/9/28 1:22
お月見
殿上 童
自由詩
13*
15/9/27 23:49
切り崩されない貯金
北村 守通
短歌
1
15/9/27 23:15
ホストらダマスの大預言 その13
花形新次
自由詩
1
15/9/27 22:35
シルバーウィークの終わり
番田
自由詩
1
15/9/27 22:03
エロティックな光景(改訂再録)
たけし
自由詩
5
15/9/27 21:05
Closed
深水遊脚
短歌
4*
15/9/27 20:35
欠けた月光
凍月
自由詩
3*
15/9/27 20:31
一生に一度の毎日
リィ
自由詩
0*
15/9/27 19:49
軽い捻挫
花形新次
自由詩
0+
15/9/27 18:36
terminal karuma-沈潜-
ゴースト(無...
自由詩
1*
15/9/27 17:54
hang on to miracle-花飾り-
〃
自由詩
1*
15/9/27 17:53
SOUND ONLY-灰色の使徒-
〃
自由詩
5*
15/9/27 17:50
君の家
あおば
自由詩
9*
15/9/27 15:50
想いはかすれて(四)
信天翁
自由詩
2
15/9/27 15:10
金箔寺
イオン
自由詩
1*
15/9/27 13:28
凡人に咲く花
〃
自由詩
0*
15/9/27 13:26
未来へ
あおい満月
自由詩
8*
15/9/27 12:23
僕たちの冒険
itukam...
自由詩
2*
15/9/27 12:21
いざなう声がする
ただのみきや
自由詩
14*
15/9/27 12:14
眠り
葉leaf
自由詩
1
15/9/27 10:38
キンタマ王子、一行詩を書く2
花形新次
自由詩
0+
15/9/27 8:18
あたりまえ
佐白光
自由詩
1*
15/9/27 8:17
痩せてはいても
レタス
俳句
1
15/9/27 5:52
玉ねぎ切って
もり
自由詩
0
15/9/27 5:03
仕事遊び
レタス
自由詩
1
15/9/27 3:07
時計
〃
自由詩
3
15/9/27 2:13
春死なん
〃
俳句
1
15/9/27 1:22
1835
1836
1837
1838
1839
1840
1841
1842
1843
1844
1845
1846
1847
1848
1849
1850
1851
1852
1853
1854
1855
1856
1857
1858
1859
1860
1861
1862
1863
1864
1865
1866
1867
1868
1869
1870
1871
1872
1873
1874
1875
4.75sec.