DNAゆれてほどけて父もまた好きなポテチの味はコンソメ 空から落ちた
無数の楽器が
土の上で砕けたまま
鳴らそうとした音を鳴らしつづける


顔を撫でては去ってゆく
浜辺に打ち上げられた
硝子片に満ちた死骸から
熱は羽のように ...
迷う時は王道へ振り抜け
悩むときは異端へ駆け抜け



書かないとしっくりとしない
描かないとくっきりとしない
作らないとすっきりとしない
そうした意味では病的であると自覚済み
...
ざらざら
ざらざら
雨がゆっくりと降る
夜の上に静かに水を張っている

ざらざら
ざらざら
水が道路を叩く
暗い空から水が垂れ続ける音が見える

俺は何も言えなくなる
足元に冷え ...
滑り出しは快調
ぐんぐんと伸びて
笑顔 ひとつ

水を 称えた 水琴窟
音は 妖艶

やっぱりね
雨漏りのする屋根じゃあ
したたり落ちる音ばかりが
気になって
眠れないの ...
           151210
青い青い海
これ以上の青さは無い
深度30メートル
これ以上の青さが無い
暁時の空
群青色に染めた僕のTシャツ
焼き物の世界に入り込んだ痴れ者をぶん殴 ...
世界は季節に支配されている 
春に、夏に、秋に、冬に

冬の後に夏があったら 
桜は花弁を失う
夏の後に春があったら
氷の美しさは化粧を装う
10月の後に3月があったら
山々の葉は蒼く ...
小さな街を歩く
通勤快速や急行は止まらないような街。

偶然賃貸住宅のサイトで見つけた。

駅前はこの前グーグルアースで見て回ったけれど。
名前すら知らなかったような、
そんなそんな ...
キャベツを刻む 0.5mm できるだけ薄く
手間と時間がかかる 何のために?
きみが喜ぶ顔を見たいだけ ウソつきのあたし
なけなしの時間を使う理由があった


小さく手を振った 改札か ...
黒く透明な魔物にとりつかれた指は、
もう止まらない、
もうもどらない、
指が進む先は、
まっすぐ なようでかなり
曲がりくねっている。
指には耳がある。
かなりたくさんの耳だ。
無数の ...
ことばを欲しがる指先が、
熱を帯ながら、
水面をぴしゃりはねる。
指先の熱が水を伝って、
水面に映りこむ私の唇に話しかける。
熱は針のように鋭い薔薇の棘になって、
私の唇を抉じ開け、
舌 ...
捨てようとおもいました
いろいろなものを
捨てようと

たくさんのものに囲まれて
いては息ができないと
重いとおもったから

でも
どれにもそれにも
わたしがいて

捨てたかっ ...
そろそろと
ブリダイコンの
時がくる
出刃を研ぎ
銅鍋用意

雷と
ともにやって来る
ハタハタを
しょっつる鍋を
囲む年末
友を迎えて

冷凍庫
イノシシ肉が
鎮座して
...
立ち上がれ 立ち上がれ
それぞれが重荷背負ったその肉身
骨格軋ませ筋肉収縮させ

この世で開放されんとする意志なければ
あの世でも人はただ眠り込むのみ
神の与え得る力すら余りに微弱

...
そういえば野葡萄の森には
女学生たちの笑い声が響いていた
ルージュをいまだ知らないいとけなさが
あまりにも無防備にうららかに
秋の終わりを彩っていた過日

   #

電気代・ガス代に ...
木場うまれ
浅草うまれの
祖父母には
戦火に焼かれ
写真さえなく

十六代
飽きた東京
捨てもせず
山の緑に
憧れるいま

木を削る
鉋もいまは
本節を
削る手のひら
...
武蔵野の
枯れ葉を踏みしめ
鳴く鳥を
探し求めて
樹の枝仰ぐ

駅までの
路往く人々の
コートには
カラスのような
嘆きが漂う

巨木には
聖なるものが
宿るとは
いにし ...
歳の瀬に
固くしこる肩を抱き
小刀をとり
伽羅を聴く

静かな四畳半に
立ち込める静けさは
生まれる前の記憶を呼び覚ます

一年は走馬燈のようだと
誰かが言った

少しだけ眠く ...
物欲の塊は
妻から針金のような注射をされる
少年の頃のように
怖いわけではない

チクリと刺されれば
それで済む

反省の無い猿以下のぼくは
飽くことを知らない
留まるところを知ら ...
キンタマ王子は
キリンレモンに目がなかった
いつもママが買って来てくれるのを
首を長くして待っていた
キリンレモンさえあれば
いくらでも首が伸びる気がした


その一方で
キンタマ王 ...
忙中閑あり
終末は妻とアイナメを釣りに
銚子へ行こう
ほんとは電車を乗り継いで
銚子電鉄に乗りたいところだが
荷物がかさばるので
車で行くしかない

その昔、
一年間を独りで暮らした ...
*テープ起こし*

一億総ナントカ社会においては、一億人の集団意識をまず、切り刻まねばなりません
同調しすぎ、硬直するのが我が国の悪弊でありますから、近所のゴミ拾いでも人のメガネを拾わない、
...
ふゆ日暮れ雁(かりがね)の無き道独りゆくと知らずにあの日の茜音(あかね) 第九聴く隣の財布は鈴持ちぬ 十二月博徒走りてジャンジャカジャン 世界で何番目かに高いクリスマスツリー
去年は誰と見ていたっけ
君だって誰かと見上げていたんでしょ

さっきエスカレーターで
すれ違ったのは昔愛した人
もうすぐこどもが生まれそうだった

...
たった今、冷蔵庫のなかのありあわせで作ってみてあまりにも美味しかったので皆さんにも食べてもらおうと思って書いてます。

◆材料:
     蕎麦(袋入りのゆで麺) 一袋 
     油揚げ   ...
鼻のない象にも清き一票をあした天気になりますように 血が出てる仮病で休むはずだったあした天気になりますように 手作りのおっぱいチョコはAカップあした天気になりますように
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
DNAゆれてほどけて父もまた好きなポテチの味はコンソメ北大路京介短歌015/12/11 13:00
夜のかけら木立 悟自由詩815/12/11 9:57
王道な異端な真昼みたいな真夜中 komase...自由詩3*15/12/11 6:41
夜雨藤山 誠自由詩115/12/11 2:11
ころころグリーン藤鈴呼自由詩2*15/12/11 0:57
あおば自由詩7*15/12/10 23:56
季節鷲田自由詩415/12/10 22:52
知らない街自由詩7*15/12/10 22:51
夕焼け藤原絵理子自由詩5*15/12/10 22:43
あおい満月自由詩9*15/12/10 22:19
シーツ自由詩615/12/10 22:18
モノ朧月自由詩315/12/10 21:25
レタス短歌015/12/10 21:18
病床激痛たけし自由詩6*15/12/10 21:08
乾いた雪もっぷ自由詩915/12/10 21:07
ご先祖さまにレタス短歌115/12/10 21:01
年末に短歌015/12/10 20:34
忙中閑自由詩415/12/10 20:03
まるで駄目男自由詩215/12/10 19:38
キンタマレモンことキンタマ王子、プログレにハマる花形新次自由詩115/12/10 19:23
銚子レタス自由詩215/12/10 19:03
一億、総詩人社会高橋良幸自由詩315/12/10 18:47
ふゆ日暮れ *もっぷ短歌115/12/10 18:46
第九 +俳句1*15/12/10 18:38
十二月 +俳句115/12/10 18:30
あのツリーが世界一高かったとしても北大路京介自由詩715/12/10 17:30
コチュジャン狸蕎麦atsuch...散文(批評...4*15/12/10 13:39
鼻のない象にも清き一票をあした天気になりますように北大路京介短歌115/12/10 12:43
血が出てる仮病で休むはずだったあした天気になりますように短歌215/12/10 12:42
手作りのおっぱいチョコはAカップあした天気になりますように短歌215/12/10 12:42

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