自称詩人が
ある時パッタリいなくなるのには
単に死んだという以外に
こんな理由がある

①元々ない才能が枯れたと思い込む
②女が出来る(ブス)
③金がなくなる
④まともに働くようになる ...
  怒っていないよと言って、怒っている。


  氣にしないで下さい、と言って、氣を使わせている。

  
  いつから人は、習得するのだろう?


  思いとは、かけ離れた言葉 ...
田植えが終わって
福島の祖母の家に行って
山菜を食べて
車の中でうたた寝をして
帰ってきて
隣の家から頂いた筍を灰汁抜きして
なんだか冷たいものが食べたくなって
サイダーを飲んだら
し ...
   徳は隣りを照らす とか
           されば
       時空の四次元は
 おのれ自身を 照らす のか
      あぁ ねたましい 
         ねたましい
    ...
静かすぎる昼 脳の鼓動
まどろみを吸う
冷たい蝶
左目と左手にはばたいている


斜めに巨きく横たわり
街を隠す羽があり
明るく淡く 数え切れぬまま
ただ風ばかり ...
応接間のおおきなガラス窓が雨ににじむ
雨ごしの庭って
おとうさんの画集にあった
モネのすいれんみたいできれい
ドガのおどりこはなんだかこわい

おかあさんは砂糖は骨がとけるという
おばあ ...
患者が
生きる意欲まで
失ったら
アウトだ!
なのに
家族は再発を心配するあまり
あれは
してはいけない
これは
してはいけない
と言って
生きる意欲まで
取り上げようとする
眠れないのではない
眠らないのだ

やる気があるのではない
やるせないのだ

零れそうな涙を堪えるのでも
吐き出しそうな想いを飲み込むのでも
走り出したい気持ちを抑えるのでも

な ...
はちきれんばかりの心が
叫び出しそうで
泣き出しそうで
必死に口を押さえて
両手で覆って
精一杯のスピードで
駆け抜ける
何者をも諸共せずに
一直線に走り続ける
疾風のごとく
あら ...
素数

夕暮れ

老いぼれた犬たちや
枯れた枝たちが
誰もが待ち望んでいるのだと
かつて見た夢を
ずるずる引きずって歩き回る
違うとも言えずに
階段を歩き続ける

老犬や枯枝たちの夢は生乾きのままだ
...
{引用=なみだの意味を云いたくない
ひとの言葉で賄えないから

なみだの意味を弄りたくない
塗れていくのを視たくないから

なみだの意味を失いたくない
この世で唯一の聖域だから

な ...
まぶしさは骨から出てるホッチキス

笑顔のダサい恋人

やました先生のメロン爆弾

ようかんのみぞおち破裂

時計の形の虫がいて聞こえない

実印の首筋いたい すきだった
...
西の空が淡い紅に染まり
旺盛に繁茂した用水路沿いの草木たち
一息尽く頃
私は鉛の我が身をベットに横たえ
もういいだろう?もういいだろう?
朦朧とそう空白に問い掛ける

応えはもちろんない ...




参上
医学がどんどん発達するはずだ
来る日も来る日も
患者が満ち潮のように押し寄せてくる
手術にしても投薬にしても
実験台になるモルモットは
いくらでもいる
しかも老い先短いシルバーばかり
う ...
祈ることは
どこでも
いつでも
できること

僕に決定的に足りないのは
祈ること
イスラム教徒のように
一日何回も祈ること

自分の幸せのためだけでなく
他人の幸せのためにも
...
ふたつの気持ちが重なって
消えてしまうことは
よくあることで
ガロイ先輩の
割れないたまご理論と
チブラさんの
割れるたまご理論と
のあいだで僕は
ふたりのたまごをあたためていた

...
やるせなさが消えない

こんな気持を抱えたままで
あとどれくらい遣り過せるのだろうか

不満など
爆発してしまえばいいのに

八つ当たりする対象も見つけられず
ただ黙々と時間が経過す ...
初めはゆっくりとした歩みから始まる
始まりの合図はリズムに乗った音楽の音色だ
一歩一歩歩いて行くと両足の速度は加速される
心は舞い上がり始め
今日の喜びの時間に期待する

100M、200 ...
当たり前すぎることだから
素直に応じた
お椀に浮かべた麩のように
あなたはあなたに浸されている


――まるで 無い 
     ない みたい


家では
タツノオトシゴの溺愛
...
闇夜に燈る不知火

篝を模り人を誘う

新月が封印を解き

古の亡者達が甦る


骸は躯を軋ませながら

悲痛な叫び声を上げる

轟きは山を越え響き渡り

悠久の世の終わ ...
五光三光
花見酒





ようやくの休みなのだった
TELすると
施設管理責任者は恐縮しながら
...
春の連休明けは晴れだった


教室に入ると
後方の席に君がいた
おはようという挨拶の後に
僕の想いに気づかれてしまいそうな
要らぬ一言を付け加えてしまった

席に座り入口を眺めていた ...
元気な時には
「病気は健康の対極にあるもの」
だと思っていた
入院したらよくわかった
「病気は健康のすぐ隣にあるもの」
ということが
すべて諦めかけたときに
コンビニに行って弁当買うてあたためた
何も変わらないいつもの弁当
俺の一所懸命にあたためつづけたもの
それと弁当
くれるレシートと夕陽
そして弁当
...
あまやかしても いいのだ
けして つめたいだけの人ではないのだから
心のかよわない言葉しか 今は ないけれど

こどものころの私に あの人が教えてくれたレシピ
ビスケットケーキ
...
    いつの間にやら
      できていた
    玄関先は・・・
 
    冷たくなってる
      コンクリに

    曲がりくねった
     割れ目が二本
 蟻の棲 ...
スクリームして素クラップするツーハンド
レッドの間のノートの切れ端まくるまくら
れるまくれる水の降る日へつづくつづきを
つづるつづらない舌切り雀いないシしたは
ないシしたわないアイがかけたまま ...
揺らめいている
天井隅の空間が
静けさに包まれ
揺らめいている

揺らめきは
静けさを呑み
三億年前の生き物の
真っ赤な蠕動を今の今
一瞬見事に開いたり
見たこともない
幾何学模 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
自称詩人がいなくなる10の理由花形新次自由詩217/5/12 20:09
言葉島貫めぐみ自由詩417/5/12 15:40
デジャヴ小原あき自由詩3*17/5/12 15:10
述懐(一)信天翁自由詩017/5/12 9:38
白と震え木立 悟自由詩417/5/12 8:30
子どもの澄んでる、のぞいてる田中修子自由詩7*17/5/12 7:20
患者の心zenyam...自由詩117/5/12 6:46
ほとんど朝だというけれど坂本瞳子自由詩1*17/5/12 2:53
弾丸は暴れる自由詩2*17/5/12 1:16
平成29年5月12日(金)みじんこ短歌017/5/12 0:15
逸話虹村 凌自由詩117/5/11 23:56
「窓辺で春を」 なみだ A-sideもっぷ自由詩3*17/5/11 22:45
ふぇのん初谷むい川柳317/5/11 20:15
ささやかな煩悶ひだかたけし自由詩2*17/5/11 18:27
平成29年5月11日(木)みじんこ自由詩017/5/11 14:59
有名病院zenyam...自由詩017/5/11 11:06
祈りのある人生自由詩017/5/11 10:07
あいAB(なかほ...自由詩117/5/11 7:48
やるせない坂本瞳子自由詩1*17/5/11 0:12
歩みと走り鷲田自由詩017/5/10 22:18
一人の女優に捧げる詩ただのみきや自由詩7*17/5/10 21:03
鬼火1486 1...自由詩317/5/10 20:57
藤に鴉TAT自由詩117/5/10 20:53
連休明けは晴れだったしょだまさし自由詩2*17/5/10 19:32
病気観zenyam...自由詩1*17/5/10 18:57
すべて諦めかけたときに弁当を奥畑 梨奈枝自由詩6*17/5/10 18:50
クリミイ ふくろう るるりら自由詩8*17/5/10 17:48
築四十年信天翁自由詩217/5/10 17:46
あい/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ自由詩2*17/5/10 16:34
揺らめくひだかたけし自由詩217/5/10 12:50

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加筆訂正:
一人の女優に捧げる詩/ただのみきや[17/5/11 20:04]
小修正しました。
一人の女優に捧げる詩/ただのみきや[17/5/10 21:11]
誤字修正しました。
クリミイ ふくろう /るるりら[17/5/10 18:03]
何か所か 修正しました。
5.5sec.