大切な友が夢に出てきた
もうずっと会ってはいない
もうずっと遠くへ行ってしまった
友はこう言うとふと煙の様に消えて行った
あなたと過ごした日々を
あなたと見つけたものを
あなたの光を忘れな ...
曖昧なあなたの自殺願望
私はそれをタバコを吸いながら眺める
缶コーヒーのプルトップを開けて
それを差し出すあなたの瞳の色
焦げ茶色の瞳は私を見ていない
二重螺旋で作られた私とあなた
時間軸 ...
同姓同名の、 いや、
日本語に音写すると同姓同名になる、ふたり
の
フランス出身
...
鷹
島
皆既日食
ひとりぼっちで
ひとりよがり
ひとりごとだよ
ひとりごっこ
ひとりがてんして
ひとりしばい
ひとりめしだね ひとりじめ
ひとりてんかの
ひとりずもう
ハッケヨイヨイ ハッケヨ ...
10歳の誕生日に
初潮を迎えた悦子は
今、45歳の誕生日を
村上所長の腕枕で
終えようとしている
「このままでは、悲しすぎる」
シーツに忍ばせた
果物ナイフは
彼女の切実さの表 ...
落ち葉
いちまい
小川にながれる
風が舞う夜空に
架空の黒い壁が
立ちはだかる
うずまく
星雲に生れおちる
子供たち
刹那を掻きむしる
老画家
野望にのまれ ...
辻井伸行の熱情には苦しみや孤愁がない
苦しみや孤独にとらわれようと
肉体は瞬時に生成滅滅している
ベートーベンが言うところの歓喜へと至る動機
辻井伸行の熱情が教えてくれている
...
梅雨の合間の晴れの日の古本屋街の地下の
スタジオの片隅のアイロン台の前の椅子の
上の手持ち無沙汰の手の中の溶けるとける
ける速さ加速するスルスル汗をかくアイス
溶けるける早く終われ割れるライテ ...
有効期限を
“およめさんになる日まで”
から“無期限”に書き直した
孫をあやしている
父の背中は私が覚えているほど
もう大きくはない
昼間父の書斎で見つけた私が
子供の頃作って ...
天井に 空豆が 張り付いている
暑い 夏の午後
美味しそうだナ
ビールでも 飲みたいな
いや 違うヨ?
ちょっと ちゃんと見てみて おくんなせえ
青空の向こうから 声がして 見上げ ...
うちのワイフが
僕に意見を聞くのは
ほんとうに意見を聞くのではなく
同意のために聞いているだけである
だから
僕が意見を真面目に言えば言うほど
言い合いになる
僕は心が狭いから
ワイフ ...
男は
妻をめとるとやさしくなる
子どもが生まれるともっとやさしくなる
リタイアするともっともっとやさしくなる
男は
やさしくなって早死にする
古いマンションの空き部屋のような一室におれの生首がびっしりと並べられていた、そいつらはみんな生きていて床の上で首の付け根で座り、血走った目を見開いてなにごとかを叫んでいた、おれははじめそいつらがな ...
猫
磨製石器
フロリダ
休肝日増やしたくても増やせない酒の魔力に翻弄される
秋雨が肌寒い風連れてくる夏の光が思い出せない
通勤時同じ女性と良く目が合う昔何処かで逢っているだろう
朝早く鳥の囀り聞こえくる目覚 ...
若すぎるとうもろこしは甘くない
柔らかいけど少し白い
家族の分だけひとり一本だけ
ゆっくりゆでる
その細い姿で
家族の目を全部さらい
なにも言われないで飲み込まれてった
若すぎる ...
紙山文章は書きあぐねていた。小説のネタが思い浮かばないのだ。
気分転換に積読している本でも読もう、と積読本の山を物色していると、ある作家の私小説が目に留まった。私小説は書きやすいとよく聞く。文章は思 ...
選挙に圧勝して
ダルマに目を入れるのは
ちょっと違うような気がする
あのオバハンの場合は
自分の顔の福笑いを完成させて
喜ぶ方が似合っている
だって
どうやっても本人になる
根っからの ...
{引用=縄梯子少女はおりるどこまでも夢の終わりへ釦は落ちて
こもん}
stay to the end of June目の前に降りしきる雨数え終えるまで ...
急に暑くなってきた
今部屋の温度は33度ある
夕方なのにこの温度だ
昨夜は暑くて寝苦しかった
たまらず今日はクーラーを買いに走った
こんな日は冷たいビールを
きゅっとやれたらなあ!
主治 ...
人は生きる理由があって
生きていくのだろうか?
それとも生きる理由を
探すために生きていくのだろうか?
そんなことがわからなかった10代
生と死の間で揺れていた
精神薬を10錠飲んで
...
日が昇り、墓場に咲く花は目を覚ます
目を上げると、無数の墓達が幾つかの丘を
つくっている
頂上には十字架や仏像
数え切れぬ魂は、墓場に咲く花と
戯れる
墓場に咲く花は、死者に寄り添い
...
潰れてしまうと 痛いから
そっと撫ぜて
その固さを ゆっくりと 確かめた
指を飾る 一つの輪が
全ての作業を
じっと 見守っていた
甲斐甲斐しく
いや この場合は
まめまめしく ...
水路を覆う雪を
流れに向かって蹴り落とす
他人の家の庭に入り込み
ただうろうろしているうちに
出られなくなる
あれは 何をしているのか
せっかく死ねたのに
...
言葉が言葉に 降るときは
何か悪いことが起こる兆し
いま そのよろこびを
よろこんではいけない
銀と灰の
やわらかな壁に囲まれた狭い通路が
縦に立てかけられた
白い布団のようなものに満ちていて
そこを通り過ぎて少し戻ると
金にかがやく部屋があるのでした
...
湿気、
に飲み込まれる、昼下がりに、
きこえる、 室外機の音。
ぶーん、ぶーん
昨日から、何も食べてなかった。
私は、スーパーに、チキンを買いに行く。
五分後ぐらいに ...
(毎日クソをすると同じ気分の人と、毎日花に水を与える気持ちの人が、いくら同じ事をしていても、そりゃ、声もかけられないわ、悪いね。だけどお互い、よくやるよ、正直、仲間探しでもなければ、自己防衛の他者攻撃 ...
優しくない気持ちは
意地が悪いのではなくて
悪意の塊でもなくて
邪な捻くれたいじけた心でも
寂しい気持ちの裏返しでも
なんでもなくて
ただ素直になれない
その程度のことだったりする
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
光の温度
倉科 然
自由詩
1*
17/7/5 1:22
星々、そして。
〃
自由詩
2
17/7/5 1:11
重力
斎藤秀雄
自由詩
0
17/7/5 1:10
平成29年7月5日(水)
みじんこ
自由詩
0
17/7/5 0:32
ひとり
もり
自由詩
1*
17/7/5 0:20
マイブラッディバースデー
花形新次
自由詩
1
17/7/5 0:12
日記
星丘涙
自由詩
5*
17/7/4 23:34
辻井伸行の熱情
吉岡ペペロ
自由詩
0
17/7/4 22:33
なつが、ここに/即興ゴルコンダ(仮)投稿
こうだたけみ
自由詩
3*
17/7/4 22:21
変更理由
しょだまさし
自由詩
1
17/7/4 21:18
君は そらまめ
藤鈴呼
自由詩
0
17/7/4 19:46
意見
zenyam...
自由詩
0
17/7/4 9:33
男は
〃
自由詩
0
17/7/4 9:17
そしてそれはどちらであればよかったのだろう(オリジナル・スー ...
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
17/7/4 6:34
平成29年7月4日(火)
みじんこ
自由詩
0
17/7/4 5:30
目覚まし時計
夏川ゆう
短歌
1
17/7/4 5:26
とうもろこし
朧月
自由詩
1
17/7/3 21:16
小説家小説
水宮うみ
散文(批評...
1*
17/7/3 20:26
福笑い
花形新次
自由詩
1
17/7/3 20:19
stay to the end of June
本木はじめ
短歌
5
17/7/3 19:33
がまん
zenyam...
自由詩
2
17/7/3 16:26
Reason to live
宇津田詩能
自由詩
1*
17/7/3 16:01
墓場に咲く花
〃
自由詩
1*
17/7/3 15:57
豆と丸
藤鈴呼
自由詩
1*
17/7/3 10:38
ノート(死神)
木立 悟
自由詩
1
17/7/3 6:51
ノート(よろこび)
〃
自由詩
1
17/7/3 6:50
ノート(54Y.4・7)
〃
自由詩
3
17/7/3 6:49
窓は、あいていた
(の_の)
自由詩
2
17/7/3 3:44
負ける!そんな日曜にふさわしいかい?いや、そんな事は無い。
5or6
自由詩
2*
17/7/3 2:31
優しい気持ち
坂本瞳子
自由詩
2*
17/7/3 0:16
1403
1404
1405
1406
1407
1408
1409
1410
1411
1412
1413
1414
1415
1416
1417
1418
1419
1420
1421
1422
1423
1424
1425
1426
1427
1428
1429
1430
1431
1432
1433
1434
1435
1436
1437
1438
1439
1440
1441
1442
1443
3.43sec.