あァ、
もうこんな時。
刻限を忘れるほど
夢中になっていたか
あっという間だった、なぁ。
顔上げれば一面炎のよう
夕日がきれいで
朱色に染まる体
泪は無色
なんで色付 ...
しろい光をうけて
まぶたを閉じた
過ぎ行く夏の
忘れもの
瓶の中の南の島に
寄せては返す波
貝殻に耳を澄ませば
懐かしい故郷の唄
星よりも遠い
あなた
面影を抱 ...
詩の世界に身を預けてからは
コンビニのアルバイトのように
今日はもう上がっても良いよなんて
言ってくれる店長はいない
写真家は撮りたい画のために
何年もかける時があるという
僕はそ ...
湿りけのある
くれないの緑の葉、
あしもとに踏みしめていく
いつの日か わたしは何故か
あなたに抱かれていた
撃たれるように
撃ちころすように
...
ずるい 壁のなかに
流砂めいた音がしまって
わたしへ近づいて こない
明け方 俯き 烏龍茶をのみながら
アンナ・カレーニナを読んでいるわたしへ
響け おおきな ...
夫婦は人生のパートナーだ
二人で乗り越えてきたものが
どれだけあるかである
(ねむっているように、うつろに開いて
よこたわっていても、私には見えてる)
瞬きで合図をくれていた
感情もなぜかくみ取れた
そんなにあふれていたんだね
枕元にたくさん落ちていたよ
...
真夏にふる雪をみたいと
きみはいう
北アルプスの上高地へゆけば
雪はみれるよ
とぼくはこたえる
きみは
この高層マンションからみえる
みにくいものや
よごれたもの ...
反転した
薄暗い影の
なかに
取り込まれて
居た
なんだったかな
何処だったかな
うちゅうの窪みに
休らって
然るべき場所に確保され
受け留められて
ふんわりと明るみ目覚めた
...
かサなる ぱたぴシぽん かサねて がたぎシとん かサかサ ひたぺシぴん こんころこんのズん
あまあまのきみかわゆス まあまあのきみかよわシ まああまのきみはかなシ サぎょうスるひとは
げん ...
まもなく 新宿
まもなく 新宿
ぎゅうぎゅうの
中央線 快速 東京 行
8号車 4番ドアに
へばりついてる おれは
なんか
カップラーメンについてる
袋の中の液体スープの気持ち
...
口だけやんか
とか 言うけれど
言葉にするって
けっこう大事やぞ
言葉が引っぱってって
きみが信じきれていなかった
場所へ
夢、とか名付けていた場所へ
たどり着ける
こともあ ...
ご自由にどうぞ
ご自由にどうぞ
ビニール
骨組
ことばについて
朝 降っていたなら
さしたらいい
帰り晴れたなら
忘れていい
高級 ではない
暴風 勝てない ...
哀しみは、この駅の1番線に到着し、9番線から出るという。無人駅は、待つ人は疎らで、降りる人ばかりがやたらに多い。1番線にやって来る列車は日に何本もあるが、9番線からは滅多に出て行くことがない。俺はそん ...
弱いから
強さを体感できる
臆病だから
勇敢にもなれる
温度差があるから
強さという
私にないものを
体感できる
強さに触れる時
弱さを持ったまま
平安を得ることができ ...
ぼくの身に止まった蝶が
羽根をやすめることができる速度と
やわらかさで生きていく
だまされても理不尽に遭っても
戦争になっても
失意のときも得意のときも
その蝶 ...
フリージャズのピアノを聴く
世界のまだみたことのない世界にトリップ
宇宙の曼荼羅
ジャズがなかったら生きていなかったでしょう
カオスのなかの秩序
内臓をひっくりかえされる自由表現への憧れ
...
君の居ない日常に慣れてきたけど
どこかぽっかりと穴が空いている
泡のように私の人生から消えて
私の時間は止まった
もう二度と見つからない無くし物を
いつまでも探しているようだ
...
最初とりとめもなく
かわいた歩道にうずくまる影を
そっと押さえただけ
絵本の中の魚を捉えた
子猫の白い前足のように
半眼で
光の粒の粗い朝だった
明けきらぬ森の外れ
木漏れる光にふ ...
踊らせて 雹をかじったビーストは雷の中 みんな手を振る
先日、ミサイル迎撃を
より確実にするために
自称詩人による操縦を
提案したが
日本の命運に関わることを
自称詩人ごときに
任せて良いのかという
疑問が生じた
ミサイル迎撃と自称詩人殲滅 ...
粥をすすって居たら
出血して焦った
夢の中で君がほほ笑む
アルコールが
夜明けに零れたようだ
五月は眩しい
意志が優先され
寺山の季節が来た
ルビーギリスとむつみ合う事も忘れて
遺影 ...
ひざまづいてしまおう
ーもういっぱいいっぱいのときは
ゆだねてしまおう
ーもうなすすべがないときは
こうべを垂れ土の上に額を擦りつけ
自らの血と熱を地球の青さに流し込む
秋口が ...
ある日
歩いて近くの図書館に行った
詩集を一冊取り出して
椅子に腰掛けて
読みだした
十五分もたたずに
なんだか瞼が重くなってきて
あれれ
ふんわり
文字が
二重三重に揺ら ...
いつもの夏ならきゅうり、トマト、ナスなどの夏野菜が
見られる家庭菜園だが
今年は入院していたために
草ぼうぼうになってしまっていた
盆明けに二日間かかって
草刈り、耕し、堆肥いれ、畝づくりま ...
凍てついた
凍てついた
凍てついた
三日月
ギロチン
下降
見上げる 私 の 足
床 這う 冷気
何も描いてはいけないような
何も描 ...
朝はきて指にささくれ
やわらかい油を塗って雲は湯立ち
居残りの夜を掃き出して
開ける窓の軋む音
夏に 朝に 街じゅうの轍に
わかる 私は
くっきりと弱い
風を横切り
聞こえる唄
暑くも 寒くも
ひとつの唄
やがて雨になる眠り
薄く重く揺れる原
灯る花は揺れることなく
ただ上方を照らしている
空の力や理が
...
あれから 何年になるだろう
きみのくるはずのない
湖の近くの
想い出のカフェのドアをあける
きみがお気に入りだったのは
さざ波や船をみわたせる水辺の
海辺のカフェテラスとこの ...
意識と無意識との狭間で郭公が啼いている。
青い円柱に気配を感じると、不思議なサークルだ。
闇は薄くなり、密かに青みを帯びて、やがて黄色く変化する。
私が彷徨っているのは今此処である。 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
恋の色とイケナイ色
水戸 うしん
自由詩
6*
17/8/20 14:35
センチメンタル
星丘涙
自由詩
3*
17/8/20 12:19
復活の呪文
ミナト 螢
自由詩
2
17/8/20 11:33
いつの日か
草野春心
自由詩
3
17/8/20 10:58
明け方
〃
自由詩
1
17/8/20 10:48
夫婦愛
zenyam...
自由詩
1
17/8/20 7:32
瞳夏
唐草フウ
自由詩
8*
17/8/20 5:21
真夏にふる雪
st
自由詩
1
17/8/20 5:01
夢の底
ひだかたけし
自由詩
6*
17/8/20 3:06
ソうサくげんザい〜かサなるあまあシ〜/即興ゴルコンダ(仮)投 ...
こうだたけみ
自由詩
0*
17/8/20 1:01
中央線 快速 東京 行 8号車 4番ドアが開く
もり
自由詩
4*
17/8/19 22:51
コトアゲ
〃
自由詩
5*
17/8/19 22:49
鉛色野空
〃
自由詩
3*
17/8/19 22:31
無人駅 ~ジョバンニ発、カンパネルラ行~
ハァモニィベ...
自由詩
3*
17/8/19 22:16
弱いから
星丘涙
自由詩
2*
17/8/19 22:14
蝶とともに
吉岡ペペロ
自由詩
10
17/8/19 21:13
ジャズピアノ
みっちー
自由詩
2
17/8/19 21:02
_
不思議な色の...
自由詩
2
17/8/19 20:30
半眼
ただのみきや
自由詩
6*
17/8/19 20:20
ビースト
水城歩
短歌
0
17/8/19 19:13
ミサイル迎撃
花形新次
自由詩
3
17/8/19 18:33
粥(かゆ)
間村長
自由詩
5*
17/8/19 17:00
後もう少し
ひだかたけし
自由詩
5
17/8/19 14:24
ある日
乱太郎
自由詩
8*
17/8/19 12:57
畑の美しさ
zenyam...
自由詩
2
17/8/19 11:23
遊歩を落としてく麗人。
幽霊
自由詩
1
17/8/19 10:47
よわい
はるな
自由詩
3
17/8/19 7:55
夜と傷
木立 悟
自由詩
3
17/8/19 7:47
真夏のアイスコーヒー
st
自由詩
4
17/8/19 6:45
変態サークル
ヒヤシンス
自由詩
3*
17/8/19 6:04
1403
1404
1405
1406
1407
1408
1409
1410
1411
1412
1413
1414
1415
1416
1417
1418
1419
1420
1421
1422
1423
1424
1425
1426
1427
1428
1429
1430
1431
1432
1433
1434
1435
1436
1437
1438
1439
1440
1441
1442
1443
加筆訂正:
半眼
/
ただのみきや
[17/8/19 23:19]
誤字修正しました。
4.43sec.