むせるような息苦しさが
深い色の雲とともに立ち込め
空の青を覆い隠し
陽の光を閉じ込め
明日という希望を
もう少し先に追いやる
息をするのを少し我慢して
涙を零さないように
歯を食 ...
他人のふんどしで
相撲取れりゃあ楽なもんだが
どんなにキレイに見える
ふんどしだって
チンカスやウンコカスが
付着してるもんさ
気軽に稀勢の里気分を
味わうつもりなら
止めておけ
...
無心にならないと
人の気持ちは
わからない
自分の気持ちで
いっぱいだと
人の気持ちは
入らない
迷子のアリスの足跡は
ぐるぐると同じ場所を辿る
寝ぼけたイモムシが躓いても知らんぷり それとも気付かない?
紫の花が垂らす甘い蜜も
今のアリスの気をひくには足りなくて
ガラス瓶の ...
真っ白になった心は柔軟にわたしの体へと帰ってきた
どんな形にでも変化をするのだから
彼のソレとピッタリくっついてくれても良かったのに
彼の穴にピッタリ嵌ってくれれば良かったのに
...
今日で退院だね
うれしいでしょ
でも、美人連合(看護婦)に会えなくなるのが
残念だね
たまには来たら?
最後にマスクをはずして
顔をちゃんと見せんね
げっそりさせたく ...
生きていてこそ
花を見つける
実りを見れる
カルピスは美味い
生きていてこそ
空はあおく
雲はしろく
カルピスは美味い
生きていてこその友よ
生きていてこその私だ
未来 ...
夏休み毎日日記書いていた面倒だけど宿題だから
休日は都会で過ごすより田舎窮屈そうな高い建物
哀しみを月の光が消していく身軽になれば幸せ気分
嘘をつく君の仕草ですぐ分かる互いに隠し事は ...
きょうかいせん、って言葉があるじゃない。
と、いった、彼女が、線をひいた。
むじひに、スッと切れめをきれて、
彼女は、だからね、と無意味なことば。
ひとつひとつが、正義である必要はなかった ...
角
夕餉
視座
振り向かぬ風ひたすら前へ 大空を駆ける鳥も向かう
『未来には何があるの?…』僕らはこの星の冒険者
「希望のひかり見えぬ夜は 気休めのライトを捨てて
君のことそっと想えば 勇気が湧いてくるよ ...
天気予報どおりだ。濃いねずみ色の雲が音を立て始めた。雷に注意してプレーしてください、カートから自動音声がながれる。でも僕らはこわごわプレーを続けた。
カートの音声が警報を告げた。打ったボールをほ ...
人たちを厭うばかりの昼頃に
俺の詩嚢に顔濯ぐほどの水もなく
愛に生きようと思ったが
邪魔するものが多すぎる
さらば死ぬかと訊かれれば
死ぬほどひどいこともなく
し ...
ちいさな公園で
ブランコをこいでいる
あれはともだち
ほうりだされたカバン
あそびすり切れたクツ
おりおりのかわいい花
うつりかわる葉のいろ
近くなる遠くなる空
すりむいて熱い ...
生きて、生きて、生きて
死んで、死んで、死んで
そして貴方は私の中で眠る。
人はいつか死ぬ。
誰にでも訪れるもの、死。
怖くて泣いてしまいそうになる。
どうして死ななけ ...
春雷よ一喝せなむ睡る吾を
貴方を想う 花弁の心
桃色 水色 橙色
とりどり 目一杯ふれる振り子のよう
貴方がいれば私は何にだってなれるの
願うのは 永久に続く祈り
けれども 花の命は月より短く
人知れず 散りゆく切 ...
頭が
いい人は
理屈で理解しようとする
人の心も
あたらしいのか
なつかしいのか
そんな距離感の友への手紙を持って
五丁目のポストへと急ぐ
この町にも一つ 真っ赤で寡黙なポスト
いつからあの場所で立っているのだろう
いつまで赤いつもり ...
○僕は退屈だから
一日に何回も
売店へ足を運ぶ
○四階はシルバー中心の病棟
三階はベビー中心の病棟
人生のはじめと終わりが
大変なようだ
○看護師の「ごめんね」
患者の「ありが ...
廃屋になっているのに
ばらの蔓が家中を取り巻いて
賑やかに花を咲かせているのでしょう
公園では透明な子どもたちが
鎖の浮き出たぶらんこで遊びながら
漂う香りをぱくぱく食べています
...
輝き
鯉
オレンジジュース
人生はもはや人類にとって壮大な暇潰しに過ぎず
六日で作られたこの世界は暇潰しをするにしてもあまりに不完全だ
空は観念にすらなれず
音と同じにもなれずに
嘘であれと思う
神様を殺してしまう ...
神に反対するものは
痛打される
象を飼って居ても駄目だ
太陽が光り輝き
湾の海水は塩辛い
スライド登板の日だった
ニセの胃が泳いで行って仕舞って
コラージュを背景に投げる
神であるキャ ...
愛するものが死んだときには自殺しなければなりません
なんて言った詩人がいるそうですが あいにく私はそうとは思いませんね
なんてったってこの世の中じゃ行けども行けどもお先真っ暗
日は音もなくし ...
川沿いを歩く
アスファルトが敷かれた道と
コンクリートに囲まれた川
空気が止まっている夜に
桜がひらひらとこちらへ
回転しながら降ってくる
街灯が至近距離で照らしだす枝に
花はもうま ...
ある晴れた日に
平野にあなたが帰ってくる
自転車を避けながら
国道の渋滞にめまいを覚えながら
膚がかさかさになる家に
丘からそれを見つめている
思わずふたりは
...
語彙のとぼしい
おまえの話は実に難解だ
実に難解だが
実に、真っすぐでもある
何か、
大発見があったのだろうか
きらきら輝くその目に
応えてやりたくて
必死に推理する
...
Sと昨日会った
物凄い人で原宿駅の前の溢れていた その日
私は しかし なぜ 連休となると
人と会わなければならなくなるのだろうと思う
そんなことを考えていた 私は
降られていた ...
触れる頬
風泳ぐ笑み
揺れる花
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空の高くへ
坂本瞳子
自由詩
1*
17/5/2 18:42
ふんどしに付いているもの
花形新次
自由詩
1
17/5/2 16:52
人の気持ち
zenyam...
自由詩
1
17/5/2 15:01
アリスは迷子
卯月とわ子
自由詩
2
17/5/2 13:00
漂白
〃
自由詩
2
17/5/2 9:25
マスク美人
zenyam...
自由詩
0
17/5/2 8:45
カルピス
もっぷ
自由詩
4*
17/5/2 8:37
仕草
夏川ゆう
短歌
0
17/5/2 5:29
きょうかい。
木築
自由詩
4
17/5/2 2:18
平成29年5月2日(火)
みじんこ
自由詩
0
17/5/2 0:03
冒険者~君は僕のひかり~
颯太@
自由詩
0*
17/5/1 22:51
2017年4月29日
吉岡ペペロ
自由詩
1
17/5/1 22:04
チョコ食らい
奥畑 梨奈枝
自由詩
2
17/5/1 21:47
さよならブランコ
田中修子
自由詩
13*
17/5/1 21:20
生と死のパラドクス
薔薇の人
自由詩
0
17/5/1 15:34
春雷
水城歩
俳句
0*
17/5/1 15:12
花色
薔薇の人
自由詩
1
17/5/1 14:31
理解
zenyam...
自由詩
0
17/5/1 14:03
手紙
もっぷ
自由詩
3
17/5/1 12:54
入院独り言集11
zenyam...
自由詩
0
17/5/1 11:07
スケッチ(五月)
春日線香
自由詩
4
17/5/1 4:15
平成29年5月1日(月)
みじんこ
自由詩
0
17/5/1 2:27
痕跡
自縛ポエトリ...
自由詩
2
17/5/1 1:28
痛打
間村長
自由詩
5*
17/5/1 1:27
同盟
自縛ポエトリ...
自由詩
4
17/5/1 1:24
あるく
木屋 亞万
自由詩
2*
17/4/30 23:24
ぼくを見つけたら
吉岡ペペロ
自由詩
8
17/4/30 23:04
難解な話
千波 一也
自由詩
4
17/4/30 21:53
また原宿で
番田
自由詩
2
17/4/30 21:36
御多幸
勇姫
俳句
0
17/4/30 21:16
1409
1410
1411
1412
1413
1414
1415
1416
1417
1418
1419
1420
1421
1422
1423
1424
1425
1426
1427
1428
1429
1430
1431
1432
1433
1434
1435
1436
1437
1438
1439
1440
1441
1442
1443
1444
1445
1446
1447
1448
1449
加筆訂正:
さよならブランコ
/
田中修子
[17/5/1 23:48]
数行、削除しました。
4.25sec.