鉱石のカタチに眠りを刻んだ空と空を
葉桜の枝が、受けとめる
おぼつかない片手で
時計を読むようにして
枝と枝の間の
石英を拾うようにして
いつもの仕草が
似合わない
薄 ...
愛しい人は どこの空の下でいったい何をしてるだろう
私はそれを知ることが出来ないのはなぜ
愛しい人よ
もしかしたら私たちは千年の歳月をへて
廻り会ったのか
愛しい人よ
貴女は私の奇跡
...
町に出る
屋根の赤い銀の車で
赤子が泣く
屋根の黒い黄色い車に
ごま塩頭が足を組んで
ウインドウから通りを振り返る
汚れた風が初夏を吹きわたる
新しい靴を買おうか
まだかか ...
ゴルゴンゾーラのパスタは濃厚で
胸につかえるくらいで
マズイとは言わないけれども
オイシイとはとても思えなくて
それでもなにかこう
懐かしい感じがするのは
いつだか食べたことがあるんだろう ...
考えているなら違う
書かずとも
生きられるなら
そのまま生きろ
と言うか
面白いなと思うのは
今は僕には時代の分水嶺に見えるという事だ
ゆとり世代君&さんを否定はしない
非常に面白いけど
てゆっか
昔から ...
「課長、暑苦しいから
厚化粧はやめてください!」
「部長、暑苦しいから
全かつらはやめてください!」
気にくわないやつがいるだとか
そんなこと大人になれば
口に出さないだけでみんな思っているようなこと
貧乏よりお金はあったほうがいい
ってぐらいのみんな思っているようなこと
...
年を重ねる度に見なくなった
鏡は曇って裸を隠す
芸術家は生と死をなぞり
命を燃やして作品を残す
誰かと争っているのではない
ただひとつの肉体に宿る
パレードをこの手で掴みたいから
...
落日まえの ひととき
豆腐屋の 街宣車が
スピイカァを
響かせるなか
卒寿の老残は 公園の原っぱで
まぶしく ながめた
男の子が 赤いシャツを ...
形のない監獄と非指向性の銃弾
逃げた先はモノクロームの図書館
居心地の良い立ち入り禁止区域
天井が無いので雨が降ってきて
本は濡れ言葉が水に溶け出した
図書館は巨大な水槽になった
...
巷で恋は歌われて
かつて私はそこに居た
巷で愛は歌われて
たぶん私はそこに居る
どちらも売れない一人芝居
わかっていてもやめられない
麻薬のような一人芝居
わかっていてもやめたくない ...
五十ちかくても
適当な金と影響力があれば
幼い異性を深夜に呼べる
真剣な交際だって出来る
平和ってこういうことか
未来や欲望って
きっとこういうことなんだ
...
人生長期連休みたいな
自称詩人どもは
世間が長期連休に入ると
呪詛の言葉を吐き散らす
奴等には
メリハリの利いた生活がない
だからメリハリの利いたものが書けない
くっきりとした現実が ...
紫外線がさわやかだ
5月の冷たい風には
若い緑の香りプロジェクションマッピング
座骨神経痛であろうと
彼女の心が離れようと
この鮮やかな柔らかな
光のなかには平安の ...
くちづけは乾いていて
忘れたころに香る
五月の庭は騒がしく潤み
ひらくたび
こまかく傷ついていく手のひらで
世界を泳いでいる
まだ知らない
なにも知らない
溺れるように街を掻き ...
数える羊はいなくなってしまった
眠れない夜は 眠れないままに
するといつの間にか
読み取れない地図が心に忍び込んでいた
さびしさを塗る潰す色は静寂の絵の具箱の中にある
かもしれなかったが ...
24時間換気の音がうるさくて眠れなくてここに来てる
ひとことダイアリーを見返して思った、俺 ほくろ好きだなって
初恋の子も白い肌に小さな点があって
だから好きになったわけじゃないけど可愛く見えた ...
燃えている
私の魂が
寿命を蝋にして
燃焼している
輝いている
精神が輝くものは
その目を光らせ
その目を光らせるものは
その世界を光らせ
その世界を光らせるものは
鬱屈をかち ...
今日は資材置き場の東側から
帰って来た
何時もは西側からだ
すると家に帰ると
家の東側の駐車場で
新しく契約した人が
私の叔母に当たる人と何か喋って居るのが
ビビンバチャーハンを食べ終え ...
誰もいない小川に
僕が 釣り糸を垂らしていたのはいつだろう 小川に
冬のある日 釣り糸を
しかし冬の日に小学生だった 僕は一人だった
だけど 今でも僕は川に釣り糸を垂らしてはいる ...
「ママがパパがいないからごはんもせんたくもらくちんでいいというからパパのこときらいなったのときいたらわらったの だからわたしはママをおこりました でもよるトイレにおきたらママはテレビのよこのパパのしゃ ...
僕はまっすぐ歩いているのに
人にはまったくそうは見えない
足をひきずり
右へ左へ
だけど僕はまっすぐ歩いてる
だれかが僕を評価する
価値が無いとかおかしいだとか
僕はそれでもまっ ...
霧島の硫黄山が
250年ぶりに噴火した
硫黄山を源流とする長江川から
基準200倍のヒ素も検出された
これから田植えの時期だが
川の水は使用禁止になっている
またその下流の川内川でも
大 ...
皮肉をいわなければ死んでしまう貝があって
それはそれで良いだろう
まっすぐな誤解はいつも答弁を
許してはくれないから
せめて僕を許してくれないか
家を売らなければならないヤドカリ
...
本なんかを好きにならなければ
きっと
友達をたくさん作って外で遊べたはずだ
本なんかを好きにならなければ
きっと
浮かれて騒いで楽しく生きていけたはずだ
本なんかを好きにならなけれ ...
街は、あなたが必要です。
かたあしで立つと、揺れる街
みあげればみえる
幾千幾万の銀河系の白い糸の模様たち
星座となのる用意があるものたちです。
街の灯が深く味わいもされず ...
長い道を歩くのは
そのさきに本屋があるからさ
首輪のない猫たちが
僕を追い越していく
光の指す場所を
指差す子どもたちが
公園の水飲み場で円卓を作ってる
濁った水がいくつか
...
ここに詩に依存している私がいた
二十四時間 年中無休
頭のなかには詩が虫のようにわいて止まらない
耳から眼から 口からも
詩の虫は侵入してくるから
もう手に負えない
負えなくなったから ...
解熱剤はきかなかった
静かな熱
夜が明ける手前
雲の形が認識できるまで
寝返りを打つ体力も残っていない
生まれてから
今さっき
窓にぶつかって落ちた
カナブンのことまで
順番に思い出 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
さいわいなひ
渚鳥
自由詩
3*
18/5/2 9:35
愛しい人は
こたきひろし
自由詩
0
18/5/2 5:49
初夏
オイタル
自由詩
3
18/5/2 5:47
濃厚なるゴルゴンゾーラチーズのパスタ
坂本瞳子
自由詩
0
18/5/1 23:44
考えている
TAT
短歌
0
18/5/1 21:04
と、維摩は言った。
〃
自由詩
1
18/5/1 20:48
クールビズ
ホカチャン
自由詩
2
18/5/1 20:39
ほの暗い陰鬱
ペペロ
自由詩
3
18/5/1 20:00
巨匠の言葉
ミナト 螢
自由詩
2
18/5/1 19:19
失題(10)
信天翁
自由詩
3
18/5/1 18:25
18になる私の回帰的独奏
氷鏡
自由詩
2
18/5/1 15:32
きっとキット
もっぷ
自由詩
2
18/5/1 12:30
5月の欲望
ペペロ
自由詩
0
18/5/1 10:51
自称詩人の過ごし方
花形新次
自由詩
1
18/5/1 8:00
5月プロジェクションマッピング
ペペロ
自由詩
0
18/5/1 7:56
くちづけ
はるな
自由詩
7
18/5/1 6:27
眠れない夜に
こたきひろし
自由詩
3
18/5/1 5:13
1:34 書き始め
徘徊メガネ
自由詩
2
18/5/1 1:50
履歴
ヤスヒロ ハ...
自由詩
3
18/5/1 0:00
認識し出した
間村長
自由詩
7*
18/4/30 23:49
釣り、夕暮れ
番田
自由詩
9
18/4/30 23:46
子供たちの詩 二編
しょだまさし
自由詩
4
18/4/30 21:43
歩く
朧月
自由詩
5
18/4/30 21:34
自然災害の怖さ
ホカチャン
自由詩
1
18/4/30 20:21
南街のうた
梅昆布茶
自由詩
8
18/4/30 20:10
本なんかを好きにならなければ
TAP
自由詩
1
18/4/30 16:43
幾百億、幾千億の詩(うた)の詩(うた)
秋葉竹
自由詩
3
18/4/30 8:33
ブックストア・キャリー
竜門勇気
自由詩
3*
18/4/30 0:11
詩人ではないけれど
こたきひろし
自由詩
4
18/4/29 23:55
n番目のおかゆ
Seia
自由詩
1
18/4/29 21:38
1098
1099
1100
1101
1102
1103
1104
1105
1106
1107
1108
1109
1110
1111
1112
1113
1114
1115
1116
1117
1118
1119
1120
1121
1122
1123
1124
1125
1126
1127
1128
1129
1130
1131
1132
1133
1134
1135
1136
1137
1138
4.41sec.