陰影を それとも
明暗を、善悪を?
表すそれは すべからく
正反対? そう正反対
対照であり
しかし時に
それは混じりあい
グレースケールは、幻のように
コントラストで語り
...
毎日いろんなかたちのバベルの塔の建設に関わる
或いは色々な種類の背伸びの仕方をおぼえていく
こつこつとレベルを上げ努力をし積み重ねるもの
それらに意味はあるだろうか
歴史のどの部分が繰りかえさ ...
わたしは宇宙船です
分厚いドアです
小さな窓です
銀の屋根です
(空になったタンクを捨てて
(身軽になるんでしょ?
(生きるために
わたしは宇宙船です
緋色の闇です ...
息子(小3)が「学校行きたくない」と言ったのが今年の7月始め。話を聞くと、「死ね」「この世からいなくなって」「うざい」等の言葉の暴力、身体の方はあざなどないけど、しょっちゅう蹴られたりこずかれたりする ...
知らない町にやって来て
四畳半のアパートで暮らす
目に映るモノは
何もかもが新鮮で
同時に僕は
どうしようもなく
一人であることを
実感する
部屋
かつて人が住んでいた部屋
そ ...
Ru ru ru ru ……
もう 何度目かの列車を見送って
呆けているんだ 僕。
鳴るはずの 無い ケータイを
ポケットの中で
弄りながら
目の前で ...
本を開くと
そこは遠い昔の日本のお寺
お金持の人々が行列をつくり
次々と賽銭箱に大判小判を投げ入れて
ぱん ぱん
と手を合わす
そこへ
ひとりの乞食があらわれて
薄汚 ...
わたしは眠ることにしています
籠に風呂敷をかけられた小鳥のように
巣に入り
目を瞑り
わたしは
何も良いことなどありません
だんだん寒くなってくると
わたしは何かを思い出せそうで
...
辿り着いたよ世の果てに
走りながら立ち止まりながら
疲れ切って時に歩きながらも
辿り着いたよ
世の果てはとても温かい
知らなかったよ
いつもただ付き従う
従者のよう ...
あなたはこう言うのです
自分は汚い言葉を吐き散らしながら
生きている、と
誰かを傷つけることを知っていて
誰かに同情して貰いたいと知っていて
汚い言葉で世を罵ると
私は ...
いなくなるとすぐ生きてる?と聞く
そんな時間だった
死んでる?
私はもう何もないから
こわいことばはみんなまほう
おばけも信じてる
ゆれるゆりかごがあなたのおうち
...
人生につまずいたそこの君っ!
君はつまずいたのではない
ズッコケたのだ
言葉を変えれば
少しは気分が和らぐだろう
そして君が落ち込んだ時は
ガーンと効果音が鳴るのだ
君の頭上にガーンとい ...
指輪を買いました。
セールで50%引きだったので。
数ヶ月、付け続けていた指輪は。
行き先を無くして、眠っています。
指が淋しくて。
触る癖が抜けなかったので。
指 ...
まいにちは
ふしぎなくらい
いじわるで
かなしいことや
つらいこと
いっぱい
いっぱい
どこからか
せっせと
あつめて
くるけれど
...
「一円を笑うものは一円に泣く」
ってカビの生えた言葉があるけど、
別に泣かなくてもいいじゃない
一円で笑えるなら、百円で百回笑える
安上がり ...
季節は移ろい
人は漂い
時代は叫ぶ
飛んでくる火の粉を払っているうちに
どんどん歳をとっていって
気がつけば猫2匹飼う独りの部屋
流れるままに
そう
流れるま ...
俺はお前に問う
何を怒っている
人がセックスをするのが
そんなに汚い行為なのか
お前はどうなんだ
お前のセックスは汚いのか
俺のセックスは愛に溢れているぞ
あんな美しい汗を
俺は知らな ...
上向きの三角と下向きの三角が重なり合う
ただのイメージだから気にしなくてていいよ
きっと僕はイカレテル
指先でなぞってそでにした人
ごめんね
古い地図 ...
夢の中の街は
思っていたよりもずっと
重化学工業だった
建物はすべて
高度経済成長だった
メインストリートでは
地元の人々が
それぞれに近所話をしながら
いろいろな店へと入っていた ...
雑草は何であんなに強いのだろう
人に踏みにじられ
季節の変化にも動じず
しなやかに立っている
そういえば、僕も昔は
雑草生い茂る土手で
ダンボールで土手滑りをして
...
あたたかな深い世界と
冷たく閉ざされた陸地の
あいだにおかれたからそれは
あなたに触れたときの私の肌
のように、あしもとでざわめく
むねのどこかで
小さなちいさな六分儀が
あやふやに極星 ...
嫌い、ということは
好き、ということに
とても似ている
ただし僕らの間でだけ
当たり前の幸せは
かすかな恐怖を含有して
僕に皮肉を言わせるのだ
波風を立てろと
...
防波堤に逆らう波が
呼ぶんだもの
黒雲だって
やってくるさ
おまえには赤い照明が似合う
顔に笑みを塗りつけ
何か歌う その歌は
ざわめく客席には届かない
この店はただでさえ暗く
ましてショーの時間ともなれば
隣の客の顔さえわからない
それでい ...
時計の電池替えないままでも
ときは重なっていくんだよ
わたしたちこんなに「ひとつ」だったっけ?
会えない時間すら愛を育てて
時とまった、
わたしの部屋きみの部屋
...
白黒の無声映画がきりきりと巻き戻されて冬が始まる
泣き方が子供みたいだ やわらかい頬に吹きつけられるあわゆき
バイエルの何番だっけゆうぐれに似合うつたないものばかり降る
...
自信が持てないのは
たぶん、子どものままの
自分という心が
理想と違う、
夢と違う僕を責めるから。
こんな時の自分は
いつでも独りだったから
苦しいのがどこかに行ってくれるのを
我慢するのです。
と ...
愛する人がいる人はうつくしい
人を愛する心をもつ人に
強く惹きつけられてしまう
その引力がたまらない
大切なものを思う心が
やさしい光で溢れて見える
守るものは人を強くし
その目にか ...
私はとうとう詩が書けなくなりました。ついては他人も巻き添えにして、全詩人を廃業に追い込むべく、「自動詩作成プログラム」を、世界征服の野望を持っちゃってる悪人のごとく作成する次第です。
そうです、 ...
からっぽの川に背中と角が見え
致死量の置き絵またの名を個展
扇子に隠れる微笑と極北の流刑地
痩せ細る身で貫く廊下のスープ冷える
見たことあるよこの火事このあと親が死ぬんだ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
57、白と黒 【しろとくろ】
雨宮 之人
自由詩
3*
06/11/13 2:57
0
馬野ミキ
自由詩
12*
06/11/13 2:17
宇宙船わたし号
uminek...
未詩・独白
7*
06/11/13 2:12
わからないことだらけ
ふるる
未詩・独白
18*
06/11/13 2:09
ここにいること
青山スイ
自由詩
24
06/11/13 1:11
please Call ME please
李伍 翔
携帯写真+...
0*
06/11/13 1:01
幸福のパン
服部 剛
自由詩
13*
06/11/13 0:34
眠ることにしています
チアーヌ
自由詩
6
06/11/13 0:17
世の果てに
なかがわひろ...
自由詩
4*
06/11/13 0:09
ミックス
〃
自由詩
1*
06/11/13 0:03
呼吸困難
アサリナ
自由詩
14*
06/11/12 23:50
言葉を変えれば
新守山ダダマ
自由詩
7
06/11/12 23:49
指輪。
狠志
自由詩
0
06/11/12 23:46
おやすみ
松本 涼
自由詩
7
06/11/12 23:40
だから笑え
むむ
自由詩
3
06/11/12 23:16
それだけでいい
山崎 風雅
自由詩
8
06/11/12 23:14
セックス
kei99
自由詩
2
06/11/12 23:07
ビラ配り
丑
未詩・独白
0
06/11/12 23:05
夢の中の街は
ぽえむ君
自由詩
14*
06/11/12 23:00
雑草
Direct...
未詩・独白
5*
06/11/12 22:51
波、とはもう呼ばない
たりぽん(大...
自由詩
18*
06/11/12 22:14
おそれ
lazy
自由詩
2*
06/11/12 22:02
波、呼ぶ声
たりぽん(大...
携帯写真+...
9*
06/11/12 21:57
踊り子よ
佐野みお
自由詩
3
06/11/12 21:55
とけい
lazy
自由詩
0*
06/11/12 21:53
スノーライン
ソマリ
短歌
20
06/11/12 21:47
我が儘
李伍 翔
携帯写真+...
0
06/11/12 21:19
引力
アキラ
自由詩
2*
06/11/12 20:58
全詩人を廃業させるべく作成する「自動詩作成プログラム」
紀ノ川つかさ
散文(批評...
4+*
06/11/12 20:54
ドーター・グレイプ・ゴー・ラウンド
黒川排除 (...
川柳
7
06/11/12 20:41
6003
6004
6005
6006
6007
6008
6009
6010
6011
6012
6013
6014
6015
6016
6017
6018
6019
6020
6021
6022
6023
6024
6025
6026
6027
6028
6029
6030
6031
6032
6033
6034
6035
6036
6037
6038
6039
6040
6041
6042
6043
加筆訂正:
それだけでいい
/
山崎 風雅
[06/11/13 1:33]
最後の1行足しました
夜道のふたり
/
服部 剛
[06/11/13 1:26]
一部推敲しました。
7.39sec.