雨の日のために誰かが涙を流さなければならないのだと、ある人は言った。
柔らかなラジオノイズのような雑音が脳内を満たしていく
薄い瞼ごしに 朝の微かに湿った空気が眼球をそっと刺した
...
言葉にならないことが多くて困るんだよ
だってキミを思うと何も言えなくなるし
ましてやキミの前なんて立ったらどうよ
棒のようになっちゃう自分が楽々に想像
言葉にせずに伝えられないものかしらね ...
青空や涙や鉄や靴
そのようなものと
血が繋がっている子
白昼のなかに
いつかのおまえは佇む
姿かたちはみえないのに
挨拶する声が聴こえる
十二月の終わり
終業式を終えた ...
音も無く
特別な体温は過ぎ
今は、ここは
「ふゆ、」
という
息と
(さよなら、)
という
息と
*
ただの息
と化す。
...
夢と心を
夕空に放ち
林檎を かじる
しゃりっと
音を出す度に
淡くなる空
雲のドミノ
神が倒さない
ミルキーロード
気流が駆け抜ける
鳥のダンスに拍手を送る
夕 ...
公衆便所の7階から飛び降りるとき
どっこいしょと
言ったか言わないかで揉めているのだ
(百万人に一人の確率で)
雷雲が発生し
キンモクセイがアッパーカッ ...
こんなに
風の強い日でも
こんなに
暖かな日差し
だから
辛くなんかない
君は
元気ですか
破廉恥な睡眠魔
ちくちくと刺してきやがる
瞳を閉じれば
あんたの世界
仲間が増えたと
喜んでるんだろう
世界の鬱を食い尽くした顔で
レジのお姉さんが挨拶してくる
「 ...
沼にヘラブナがいるのだ
帰って来るなり兄は言った
それから棒切れのようなものに
糸と針がついただけの貧しい釣竿を手にし
友達と少し遠い所にある沼に出かけた
数時間後、兄だけが帰っ ...
降りそそぐものは、波です
満ちてゆく潮風に
しおれることも
ときには
開花
白銀は、あこがれですか
うらがわですか
ゆるやかになきます
あの、下弦
背中を ...
冗談を言い合って
ケンカして
怒って拗ねて
ちょっと冷たくしたってさ
結局君が大好きで
離れたくないんだよ
なんだかんだ言って君が私の1番なの
いまもこれから ...
うれしい朝だね
ほら、鳥がみんなで飛んでゆく
きっと
空にあいさつをしているんだよ
明るい朝だね
ほら、子供がみんなで遊びにゆく
きっと
思い出をつくりにゆくんだよ
優しい朝だ ...
明るい冗句を放ちながら
子供を学校へ送り届けるママは
仕事の前に本人は気付いていない程
強くすするオートミール
兄は思っているいつか大きな金を稼いで
ママに楽をさせてあげたい
本人は気 ...
僕の名前はリナ・ローウェン、
かの大詩人が即興で名づけた
ニックネーム。 )))
彼は人並みに僕を抱いて
「もう愛してなどいない
と、言った
そしてパリで ...
一夜一矢の矢を番へ射る夢見る夜やがて微睡む赫の朝。
尽きる矢は在れ夜は無く夜を番へば果ても無く続く夜とは。
明けぬ果てには矢を番へ射りて殺ししおんな ...
僕がなかなか寝ないので
ママが「おやすみなさい」の森へ
行きなさいと言った
僕はしかたがないので
安心毛布を引きずって
「おやすみなさい」の森へ向かう
森は暗くて静かだった
誰もいな ...
全速力で 逃げろ
手近な やさしさに
癒されてしまわないように
ただ ただ
強く願うんだ
たとえ 叶わない恋でも
こうもり傘へ秒刻のようにおちてくる雨のなか
わくら葉を踏み踏みアベニューを歩く
十メートル近い木々の幹は雨路をつくり
なんと そこでながしている
...
混沌とそこで波立ち、
彼女は待っている。
すべてを脱ぎ捨て飛び込む。
...
混沌とそこで波立ち、
彼女は待っている。
すべてを脱ぎ捨て飛び込む。
飛沫を上げ、
彼女は受け容れる。
全身で全身を包み込む。
ゆるやかに彼女が浸透 ...
深い森の中では
フクロウが夜を歌ってる
あの娘は眠りの浮舟に乗って
夜空に漂ってる
僕は時の移ろいを感じて
すこしばかりお酒を飲んでいる
通りに出れば路地裏で
アスファル ...
チャルメラとネコが横切る二十五時
世界だって戻せるctrl+Z(コントロールゼット)
鈴の音がさみしさ誘う大晦日
白鳥や帰る頃には黒鳥や
寅さん ...
あなたは眠っています。まずルナの重さを想像しなさい。次に星の騒音を聞きなさい。最後にウサギになりなさい。名前を与えます。あなたはこれからウサギのπです。三三九度、廻りなさい。上がり、下がり、上がり、下 ...
あの頃、私若かったから
それが恋だと気付かずに
空気ばかりを殴ってた
急に、昔に戻っても
結局あなたを前にまた
空気ばかりを殴るでしょう
「それが恋だ」
と気付く程度に
成 ...
八百の橋で連なり
水の都で西を語る
大声で
陽気な挨拶
大阪WAY
迷い道はあちら、こちら
どうぞお試しあらんことを
東には魔物が棲むという
憧れ抱く程度にしとき ...
目覚めると電車の中だった
よく見てみると、この電車には扉がない
ただ小さな窓が、青い空、やたらと高い空を映している
私は初めて乗る電車だな、などと思いながらも
もしかしたら乗りなれている中 ...
抱き合うことは
難しくなかった
ただ服を
脱ぐだけだった
あとは
なるようになるだけだ
自分が
気持ちいいことは
相手もそうだと
信じ込むこと
そこから
始まる何かの方が ...
苦い思い出 噛締めて
どうにもならない過去を振り返っても 何も出来やしない
過去なんか振り返らずに 前だけ進めばそれでいい
口では簡単に言えることでも やっぱり振り向く ...
貴方と出逢ったのは 幸せのためだけではない
苦しみも 哀しみも 貴方から貰うため。
私自身を強くするための 壁を作るため 出逢ったの。
その壁のおかげで どんな小さな ...
今君の中にある「ありがとう」 今君の中にある「さよなら」
そんな感情たちのおかげで 僕たちはまた出逢い そして別れるのでしょう。
別れがどれだけ哀しくとも 「ありがとう」のキモチがあれば
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨の日の為に
Utakat...
自由詩
5
06/12/27 18:24
伝えたいことがある、でも
vi
未詩・独白
0*
06/12/27 18:06
想い出から
和泉 輪
自由詩
10*
06/12/27 17:57
息の降る、
A道化
自由詩
16
06/12/27 17:50
18歳モラトリアム
ゆうさく
自由詩
6*
06/12/27 17:48
中腰アシカショー
カンチェルス...
自由詩
4
06/12/27 17:31
日差し
weed &...
携帯写真+...
1*
06/12/27 16:45
世は満腹
なかがわひろ...
自由詩
2*
06/12/27 16:14
ヘラブナ
たもつ
自由詩
11
06/12/27 15:33
二十三夜
千波 一也
自由詩
14*
06/12/27 15:17
No.1
朱華
自由詩
1*
06/12/27 15:03
うれしい朝だね
ぽえむ君
自由詩
15
06/12/27 14:47
シアトル・ピッツァ・タイム
肉食のすずめ
自由詩
4*
06/12/27 14:02
新世界
atsuch...
自由詩
7*
06/12/27 14:01
「 四夜。 」
PULL.
短歌
3*
06/12/27 13:18
「おやすみなさい」の森
未有花
自由詩
16*
06/12/27 10:27
イツカ届く
haru
携帯写真+...
11*
06/12/27 9:40
訣別
信天翁
自由詩
1
06/12/27 8:37
「 異宙星愛。 - 実験観賞星図版。 - 」
PULL.
自由詩
6*
06/12/27 8:03
「 異宙星愛。 」
〃
自由詩
11*
06/12/27 8:01
行方不明
山崎 風雅
自由詩
12
06/12/27 4:34
年末年始の候
chica
俳句
4*
06/12/27 3:38
ウサギのπ
10010
自由詩
6
06/12/27 3:17
あの頃
chica
自由詩
6*
06/12/27 2:43
大阪WAY
なかがわひろ...
自由詩
4*
06/12/27 2:32
中央線
P.B.
自由詩
3
06/12/27 2:31
そこから
uminek...
未詩・独白
4*
06/12/27 1:46
sugar
心愛
自由詩
2*
06/12/27 1:31
幸壁〜kouheki〜
〃
自由詩
0
06/12/27 1:20
生きる
〃
自由詩
1*
06/12/27 1:15
5915
5916
5917
5918
5919
5920
5921
5922
5923
5924
5925
5926
5927
5928
5929
5930
5931
5932
5933
5934
5935
5936
5937
5938
5939
5940
5941
5942
5943
5944
5945
5946
5947
5948
5949
5950
5951
5952
5953
5954
5955
加筆訂正:
新世界
/
atsuchan69
[06/12/27 14:31]
たこ焼きが焼きが主食→たこ焼きが主食(うげっ、やっちゃった)
7.5sec.