同一性と乖離した

知らない人


「生きることと死ぬこと」


なんとなく酸素をはいて

僕ら知らない人になる


「生きることと死ぬこと」


頭の隅に追いやって
...
薬に蝕まれた身体
それでも生きようと
人並みに働き
人並みに遊び
人並みに生きることを
望み続けた

壊れた身体
刺し続けた注射器の後
縫い続けられた皮膚
それでも生きようと
笑 ...
僕はただの犬です。
でも体は「{ルビ人間=ひと}」と名乗ります。
できるなら日本犬が良いです。
柴犬なんか可愛いかも。

時間を感じず
空を眺め
草むらに寝っころがっていたい。

そ ...
あたしの体は商品です

なんて
陳腐なことは申しません

シケモクはまずいのです

でも
あの感触は あたしを大人にしてくれるようです


あたしに覆いかぶさる男の人は
いつも ...
時というものは
幸福な思い出を
少しずつ削りながら
現実を幻へと変えてゆく

時というものは
不幸な思い出を
わずかずつ慰めながら
現実を夢へと変えてゆく

時というものは
人と ...
それはかすかに透きとおっているので
向こうの景色がいつも滲んでいるのでした

朝霧を 食み食み
押し殺されたような時間を過ごし
まれに降る雨のために山裾で低い警笛を鳴らしたり
青い ...
最近口うるさくなってきた


前からずっとうるさい


つまらないギャグを連発の


無口で謎だらけの


しゃべらないけど騒がしい
フェレットの紅と
亀のもじもと ...
口の周り
ベタベタにして
ナポリタンを食う

あんたねー
子供じゃないんだから

カウンターで
タバコの煙を鼻から出す
ママはうれしげ
揺れるベッドから理性が零れ落ちた
神性を目指した船の軌道が僅かに逸れたが
荒れたシーツの波は誠実な舵を狂わせる
足早に落ちてくる星 激しく吹く風
互いの舌の先から 獰猛な動物が飛び出して
互 ...
ころころと手の中転がる丸い玉
紫 群青 紅 桃色 
光輝きころりんこ
瞳の輝き映し出し
きらりららるらりらら
想い 思い出 淡い恋
紡ぎだしてくゆらるるり
子供達は玉創り
心のどこかに ...
わたしのなかの 慣用句を
洗いだして おりますが
千手千眼な かみさまに
新しい角度からみる などと
豪語したのは まちがいでした
もっと細くしなくちゃ

あなたとのペアブレスが入らない




片想いだけど

そんなこと考えながら
います
何も無い毎日
肩の力を抜いて
気楽に行こう
人は愛を請う

上げられるものは
全て与える
貴方と共にいられる事は
喜びだから

泣いて泣いて
笑って笑って
飲んで飲んで
友人 ...
ミチ
ススム


私と
一緒に


ミチ、好きだよ
ざぁざぁ。

でも私の心は雨じゃないです。

でもいっそ雨に打たれたいの、ね。

ざぁざぁ。

ざぁ ザー …


嗚呼 溢れ出そう
全部ながしてくれるんですか ...
赤い信号灯の錯乱
ふらふら頭のすぐそばで変わり逝く
いとましく尖った雑踏に
いり込む隣接にとり乱す
なみだし儚い花びらが電脳をつき抜け
何時間オレは彷徨っていたんだろう

足下か ...
場末の小さな店を出ると
もう真夜中のはずなのに
不思議とあたりは白っぽく明るい
街灯もひとつもともっていない
しかし明るいとはいえ太陽がないので
なんだか昼間とはちがった
さびしい明るさだ ...
希望の光が溢れていても
It's not salvational for the blind

希望の歌が流れていても
It's not salvational for the deaf

...
湯せんにかけて
やはらかくなった冬の月に
銀河のアラザンをちらし
薔薇色の粉砂糖をまぶし

僕がひとかじり
君がひとかじり

 微炭酸の夢が
 恋人たちの舌の上を
 ゆるりゆるりと ...
雨の日のために誰かが涙を流さなければならないのだと、ある人は言った。

柔らかなラジオノイズのような雑音が脳内を満たしていく
薄い瞼ごしに 朝の微かに湿った空気が眼球をそっと刺した

...
言葉にならないことが多くて困るんだよ
だってキミを思うと何も言えなくなるし
ましてやキミの前なんて立ったらどうよ
棒のようになっちゃう自分が楽々に想像

言葉にせずに伝えられないものかしらね ...
青空や涙や鉄や靴
そのようなものと
血が繋がっている子


白昼のなかに
いつかのおまえは佇む
姿かたちはみえないのに
挨拶する声が聴こえる


十二月の終わり
終業式を終えた ...
音も無く
特別な体温は過ぎ
今は、ここは
「ふゆ、」
という
息と


(さよなら、)
という
息と





ただの息
と化す。
...
夢と心を
夕空に放ち
林檎を かじる

しゃりっと
音を出す度に
淡くなる空

雲のドミノ
神が倒さない

ミルキーロード
気流が駆け抜ける

鳥のダンスに拍手を送る
夕 ...
 公衆便所の7階から飛び降りるとき
 どっこいしょと
 言ったか言わないかで揉めているのだ
(百万人に一人の確率で)
 雷雲が発生し
 キンモクセイがアッパーカッ ...
こんなに
風の強い日でも

こんなに
暖かな日差し

だから
辛くなんかない

君は
元気ですか
破廉恥な睡眠魔
ちくちくと刺してきやがる
瞳を閉じれば
あんたの世界
仲間が増えたと
喜んでるんだろう

世界の鬱を食い尽くした顔で
レジのお姉さんが挨拶してくる
「 ...
沼にヘラブナがいるのだ
帰って来るなり兄は言った
それから棒切れのようなものに
糸と針がついただけの貧しい釣竿を手にし
友達と少し遠い所にある沼に出かけた

数時間後、兄だけが帰っ ...
降りそそぐものは、波です

満ちてゆく潮風に
しおれることも
ときには
開花


白銀は、あこがれですか
うらがわですか

ゆるやかになきます
あの、下弦



背中を ...
冗談を言い合って

ケンカして

怒って拗ねて

ちょっと冷たくしたってさ

結局君が大好きで

離れたくないんだよ

なんだかんだ言って君が私の1番なの

いまもこれから ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
『アイデンティティ』しろいぬ自由詩2*06/12/27 23:00
闇の中茉莉香自由詩4*06/12/27 22:56
吾輩は犬である。宙空 心自由詩3*06/12/27 22:55
あたしの体はごまたれ自由詩13*06/12/27 22:55
時というものはぽえむ君自由詩1206/12/27 21:58
まぼろしのけもの嘉村奈緒自由詩12*06/12/27 21:54
・家族・はち自由詩406/12/27 21:47
スパゲティナポリタンdots自由詩406/12/27 21:26
yukimu...自由詩11*06/12/27 21:23
ガラス玉茉莉香自由詩7*06/12/27 21:21
そろもん(平身低頭の話)みつべえ自由詩106/12/27 21:03
・手首・はち自由詩406/12/27 20:10
生きていてごらんペポパンプ自由詩3*06/12/27 20:08
・ミチ・はち自由詩106/12/27 19:36
札幌は雨です。あさみ自由詩606/12/27 19:18
日光宝石キメラ自由詩506/12/27 19:00
明るい真夜中塔野夏子自由詩11*06/12/27 18:39
五体満足1486 1...自由詩1*06/12/27 18:36
微炭酸の夢三州生桑自由詩706/12/27 18:31
雨の日の為にUtakat...自由詩506/12/27 18:24
伝えたいことがある、でもvi未詩・独白0*06/12/27 18:06
想い出から和泉 輪自由詩10*06/12/27 17:57
息の降る、A道化自由詩1606/12/27 17:50
18歳モラトリアムゆうさく自由詩6*06/12/27 17:48
中腰アシカショーカンチェルス...自由詩406/12/27 17:31
日差しweed &...携帯写真+...1*06/12/27 16:45
世は満腹なかがわひろ...自由詩2*06/12/27 16:14
ヘラブナたもつ自由詩1106/12/27 15:33
二十三夜千波 一也自由詩14*06/12/27 15:17
No.1朱華自由詩1*06/12/27 15:03

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