断言しておけば
とてつもなく格好悪いんだ
おれたち
ぶかぶかの
三年前の服を着て
審美眼なんてものを
とっくの昔にわすれてしまった
それでも新年を
どこで迎えるかというのは大切で

...
 人は傷つきやすく寂しい流れ雲
 目的地への旅は続く
 あなたの涙あたたかく
 コンクリートは冷たい感触
 胸にも刺さる
 いったい俺達の熱い雪をも溶かす想い
 どこで報われるのか
 生 ...
はじまった
新しい日に
幸 多からんことを

おわり は
はじまり へ。

これからの 3 6 5 日に
幸 多からんことを
 万華鏡 手にとりて
 万華鏡 覗きし{ルビ快楽=けらく}
 
 低き満月 血の香り
 赤き万華鏡に 見えしもの
 
 遠雷のくらき咆哮
 蒼き万華鏡に 見えしもの
 
 接吻の憂鬱 ...
暦と呼ぶ刃物で
区切られていく時間
人はやはり
階段でなければ上れない

翼にあこがれるのは
ないものねだり
僕たちはこの与えられた
二本の足で歩かなければならない

登り方は ...
彼は鉛色の鞄
白いカンパスに
12色のアクリル絵の具
一本の筆で
いつも
橋の上で絵を描いていた


『葬式写真描き』


ソコは私の昼寝スポットで
よく鉢合わせをした
たか ...
もう 幾分もなく
3 6 5 日目の
今日 が 終わる

死のう と 思っていたんだ
でも
キミを 思い出していた
キミを 思った
キミを 思って
詩を うたっていた
キミを ...
大晦日の夜
なんだかいつも
私は泣いている

けんかをして
怒られて
機嫌が悪くて

私はいつも泣いている


なんで毎年そうなのか
考えてみたらきっと

忘れ去られる今年 ...
擬態の年を
擬態のままで葬って
一年一度のすす払い
年越しそばを頂いて
後は新年おめでとう

冷たいくても美味しいね
おそばの汁はなにが好き
なんでも好いから暖かく
冷たい風に負けな ...
人を蹴落としてまで天国に縋り付いた奴等が
今度はヘラヘラ笑いながら
「こっちに来いよ」
何て言いやがる

しんがり
ケツ持ち
誰がやるってんだ
背中を見せたら終わりだぜ
人に手を預け ...
壊れない
壊れそうに見えても
壊れない

描き続ける
もっと楽しい明日

あの緑の向こうに
見たこともない私がいるはず

壊れたって
また作りなおせばいいさ
いつもの夜と同じだけれど
今夜はどこか違う
いつもの星が違って見える
いつも風音が違って聞こえる

時は新しい年を越えてゆく

時は時の山を登り
その頂から
新しい時を見下ろす
...
チョコをちょこっと
チョコチョコ食べたら
ちょこっとチョコが
ちょこまかと
ちょこちょこどっかに
転がってお猪口の口に
ちょこんと座って
こちょこちょするから
チョコをちょこっと
ち ...
蛙の子もう産まれるかひよひよと温かきそのゼリーの中に


雑音は頭の中で処分するあの夏の夜のamバンド


ただ一枚掲示板には忘れ物官製葉書の持ち主求む


夕闇の重たき雲に白鳥の群 ...
今年最後の夕陽が沈んだ
いつもなら静かになるこの町も
夜になるにつれて盛りを増してくる

私は炬燵で紅白を見ながら
年越しそばを食べている
もうすぐ除夜の鐘が鳴る

今年の ...
今日ミ○ドに行ったらサンタさんがぐったりした顔でコーヒーをすすってたので、
「お疲れ様でした」
って声かけたら、
「お前んち行ったのにおらんかった。なにしとったんや」
とふてくされた顔 ...
信頼を損ねぬように
しなくては
ならないと思いました。
ごめんなさい。

苦しかったのです。
不安で不安で
心配で心配で
許して下さい。

私が悪いのです。
もっともっと
愛し ...
久しぶりにこの地に雪が降った
雪の降る朝の空は冷たい味がする

日の光が淡い空の向こうから染み込んでくる
沢山着込んでしまいたくなくて
わざと足を冷やしながら
そろそろと雪をまとう

...
1月
行ってしまいました
2月
逃げてしまいました
3月
去ってしまいました
4月
兄が大学生になりました
5月
ゴールデンウィークに喧嘩しました
一生赦さない程の憎悪と愛で以って ...
規則正しく等間隔に
連なる車

まるで
親子のように
親戚のように
連なっている

本当は
どこかの一族みたいに
見えるけれど

車の中の人々は
お互いを ...
時間は、時計のようにまき戻らないから。

聴いた唄は、流れて行くから。

キスは、一回目が肝心のような。


うん。だから、戻れない道を一歩、歩こうか。

幸せを、触りに行こうか ...
浮き彫りに謡う音はない

いまこの今
自棄も希望もなく
一体どうしたんだ
そんな声が聞こえど
血は凍り付く
冷たくて
冷たい
何度でも
突き放しては
誰も
気にもしない ...
『Mi-26(人工衛星)』

 マゼラン星雲で起きた知的生命体の滅亡を十三年前に観測した人工衛星Mi―26は、もともとわれわれの星へアンテナを向けていた軍事衛星です。
この人工衛星に据え付け ...
来年も
ふたりは
ここにいるのだろうか
こんなに
おだやかな夕暮れを

落ちてゆく太陽を
川面に映る木立の影を
ふたりは
並んで見るのだろうか

ふたりには
きっと何かが欠けて ...
たとえば空が
海から生まれたものだとしたら
鳥はおよぐものたちで
魚は羽ばたくものたちです


たとえば光が旅人ならば
わたしたちも、風
無理のない
ながれ



 吹雪 ...
  今日は、今年最後の日

  1年という単位で区切ると、本当にいろんなことがあった

  笑って、怒って、泣いて

  そうだった、あの時はこうだった、なんて

  忘れないと思 ...
言ってはいけないことに
なりつつある言葉があって
もしくは
彼らには意味を理解できない言葉であると
言いなおしたほうがいいかもしれないが
その言葉について
僕は、毎日、考えている、と
...
 燃料係の私は、シャベル一杯に盛った 
  古すぎた印鑑を釜の中に放り込み、
   列車は走り続けた。煙は花びら舞うように、
    かかる風景を山間を 町を 空を
   紅く染めた―そこから ...
静かに
指をあてた


静かとは
ゆらぎ


静かとは



静かに
そう言う
あなたが

薄暗くて
もう
見えない
毎年、大掃除をするたびに
部屋が窮屈になっていく
捨てるつもりでいた物が
捨てられない物に変わるから
高校時代に詩を書き溜めたノートは速攻で捨てたけど
久しく読んでいなかった本とかエロ本とか ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Countdown Party構造自由詩207/1/1 1:26
新年から迷走山崎 風雅自由詩8*07/1/1 1:24
はじまり のうた李伍 翔自由詩107/1/1 1:09
万華鏡藍静自由詩23+*07/1/1 0:33
切り取られる、暦という名でたりぽん(大...自由詩11*07/1/1 0:01
葬式写真描き蒸発王自由詩3*06/12/31 23:39
おわりの うた李伍 翔自由詩106/12/31 23:02
・忘却・はち自由詩106/12/31 22:53
大晦日あおば自由詩7*06/12/31 22:31
天国のドアにて虹村 凌自由詩4*06/12/31 22:19
ここではないどこか(3)weed &...携帯写真+...2*06/12/31 21:53
年を越えるぽえむ君自由詩8*06/12/31 21:30
超チョコ試作品1号kei99自由詩006/12/31 21:28
春夏秋冬06ノボル短歌2*06/12/31 21:11
晦日1486 1...自由詩6*06/12/31 21:09
サンタさんだるそうでしたとうどうせい...自由詩14*06/12/31 20:37
もっともっとペポパンプ自由詩4*06/12/31 20:23
ねこにんげん(7)暗闇れもん自由詩3*06/12/31 19:46
僕のための概要2006年バージョン士狼(銀)自由詩7*06/12/31 19:26
連なる車なかがわひろ...自由詩4*06/12/31 19:17
始まりに向けて、終わりの挨拶。狠志自由詩106/12/31 19:16
dial0キメラ自由詩306/12/31 18:52
神はいいます、人の心には光があるとイダヅカマコ...自由詩3*06/12/31 17:51
さよならの木uminek...未詩・独白8*06/12/31 17:10
たとえばなし千波 一也自由詩15*06/12/31 16:21
今年最後の日逢坂桜散文(批評...3*06/12/31 16:00
アレン・ギンズバークとクリスマス、そして僕のこと芳賀梨花子自由詩3*06/12/31 14:43
「S・L」プテラノドン自由詩3*06/12/31 14:02
佐藤伊織自由詩4*06/12/31 13:44
大掃除新守山ダダマ自由詩806/12/31 13:42

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