ひとりの頃は辛かった。
仕事を終えた夜は、
いつも罪の意識にさいなまれ、
眠れず、
飲めぬ大酒を喰らい、
やっと落ちた夢の中でも、
責められた。
ある ...
ガラスの円い橋が架かる
渡らずに50年かかって ゆっくりと溺死して行くとき選別がなされる
炎の花弁が育った
地球に突き刺さる杭であることが出来なかった人たちが次々に焼却炉へと運ばれて ...
そう 例えばワサビ入りのチョコレートみたく
甘いのに
どこかツン と
辛さを持って
マスター、ねぇ、このチョコレートには何が入っているの
甘く 辛く
甘すぎず 辛くない
辛すぎず 甘く ...
牛乳の膜を静かに
針が飛び出しまた潜って
刺繍をクルクル繰り返す
オレンジの軌跡が寄り集まって
丸く浮かぶ
太陽の象徴みたいに
明日になると果汁が染み出し
...
とにかく走り出したら止まらないのだ。
いや途中でけっつまずいたり転んだり道を間違えたり、
そんなことはしょっちゅうなのだが、
とにかく誰にも止められないのだ。
止められるもんなら止めてみぃ。
...
君といると何だか風船を持って歩いているみたいだよ。
だから何?
昨日は君の夢をみたよ。
だから何?
こんな事 人に話すの初めてだよ。
だから何?
これ、良かったら貰 ...
この 空に
風が 溢れかえっている
君よ
希望の 胸に
張り裂ける 叫びを 乗せて
キーボードを たたき続けて
理想の国を
丹念に トレースする
君よ
きっと 春は そ ...
いつもよりほんの少しだけ
笑うことができるのなら
一日がすごく楽しくなれると思う
いつもよりほんの少しだけ
花に気づくことができるのなら
悩んでいることがすごく減ると思う
いつもよ ...
また独りぼっちになってしまった
ただ時だけが漫然と過ぎてゆく
花たちが一斉に咲き
町をにぎわせてくれる
朝、トランペットの音
気持ちのいい朝
いつも寝坊をして
外はほっかほっか
...
おれ戸の辺りに立ってウクレレ弾いてる。
あ、菫じゃん。
おれ雨降ってもウクレレ弾いてる。
ね、菫ちゃん。
折りたたまれてゆく季節は
いつか振り返れば
一瞬なのかもしれない
湧きいずる水におされて
いま
雲母のいちまいが
なめらかに遠ざかる
使いきれなかったノートの白さ
描ききれなか ...
華やぎが 映る
空は 鏡
地の気息 のびて
高曇り
幽玄の 桜花 咲き出でて
この空が 霞む
大きく 咲き出でて
春の 約束は 果たされて
桜花の樹の下で
あなたと ...
1980年12月9日生まれの彼女は
もう一日早く生まれてればジョン・レノンの命日と同じ日だったのにって言う
スカートの裾を春風にはためかせながら
本当はべつに人は死んだら生まれ変わるとか
そん ...
微笑みもらって
微笑みがえし
幸せが
ほら倍にふくらんだよ
僕は窓際のベッドの上にいる
大きな窓からは鈴懸けの木が葉を張り巡らせているのが見える
部屋は六人部屋で僕を含めて二人しか患者はいない
僕は不治の病に冒されている
五月の程良い温度の ...
こんな夜に君は何を想う
僕は君に会う度に好きになっていく
外が死ぬ程しんとしていて
鼻が凍る程冷え込んでいる
その中で星は眩しい程に輝き
数多のドラゴン達や冬の妖精達や様々な種類 ...
液体状の光が漏れていて僕の靴につくとキラキラと輝いていた
どうやら外の世界に触れると液状になるらしい
床に広がった光はゼリーのようにプルンとしていた
僕は光の先へと進んでいった
そこ ...
「アイシテル」
ボクは君に囁く
君はただの人形なのに・・・
ボクと君
いつも一緒だった
これからも
ずっと一緒だと思っていた・・・
時を重ねる度
君は汚れていった・・・ ...
君がゆび
我の背にそう
ゆびさきは
紅蓮の業火に
路をとくまで
君が肌
我にぞ白く
映りなむ
まなこにとどめむ
淡き面差し
さくら待つ
朧にかかる
しらつ ...
いつもキラキラ輝いているあなたの瞳
ほじくりだして
魔法で
ビー玉に変えてしまえたらいいのに
だってあなたは
友達のこと
仕事のこと
趣味のこと
子どもの頃のこと
楽しそうにしゃ ...
きみが
素肌になる音が
にくになると
ふれても
こわれない
きみは
きみは植物になるようだ
ゆびできみをなぞる
ぬれたり
とがったり
あわだったり
ちかくてとおくを
ふたりで ...
ぼやけた頭
静かな水面にさざなみがたつ
昨日の俺は冴えてなかった
今日の俺は流れて消えた
明日の俺は歌うだろう
立ち止まり見上げる星空
目を凝らせばあの子の笑顔
...
急に なんだか 君の顔が見たくなって
もう 長いこと開けていなかった 箱 の中の写真達から 君 を捜す
一番 笑顔なのがいい
こっちの方が 笑っているかもしれない
急に なんだか ...
乗り馴れない自転車を漕いで 漕いで
ああ この街って本当に猥雑
それを呼吸のように受けいる人
ぴりぴり緊張を走らせて通りすがりたい人
様々とは知っていますが
私はもちろん後者です
...
気づいたら一日が終わっている人のために
安心して眠れるやきそば
栄養補給をおこたっているならこれを食べよう
栄養がとれるやきそば
床屋に行くのもめんどくさいと言うけれど
髪を伸ばさなければい ...
{ルビ蝋燭=ろうそく}にも手錠にも興味なんて無い
そんな物に頼らなくたって支配出来るもの
貴方 痛い事は嫌いでしょう?
あたしも痛がる貴方なんて厭よ
身体の痛みなんて誰にでも与えられる ...
みにくいアヒルの子生まれたよ
それはそれはみにくくて
誰とも似ていなくて
みっともなかったけど
みにくいアヒルの子
ママからも
兄弟からも
蔑まれ
疎まれた
...
こんな風にしか育たなくてごめんね。
もっと、可愛らしい気の利いた子になればよかったのにね。
でも、こんなになっちゃったんだよ。
仕方ないよ。私にはもうどうにもできない。
ごめんなさい。
私は、
あまり時間がないような気がする
若い頃抱いてた
焦るような気持ちでは無く
ただ、出来れば
子供の成人式や結婚式は
見れるといいなあと思う
そんなわけで
まだ小学生の子供に
...
光が射した、その場所に
あなたが、にこっ、と笑ってる
待ち望んでる、その姿
瞼の裏で、模擬練習
あなたを抱く、手がいつも
温かであれ
柔らかくあれ
願いを込めて、また今日も
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「 蠢く土。 」
PULL.
自由詩
9*
07/3/29 12:30
ゴミ〉岩谷宏へのオマージュ
カスラ
自由詩
2*
07/3/29 12:22
And Sweet
瑠音
携帯写真+...
1*
07/3/29 12:15
繍陽
ポッケ
自由詩
5*
07/3/29 12:12
走るオバサン
weed &...
未詩・独白
4*
07/3/29 11:54
【だから何?】
つむじまがり
自由詩
5*
07/3/29 11:33
この野を荘厳し
アハウ
自由詩
3*
07/3/29 11:20
いつもよりほんの少しだけ
ぽえむ君
自由詩
18*
07/3/29 10:59
網目構造
ペポパンプ
自由詩
7*
07/3/29 10:56
ウクレレ菫
A-29
自由詩
1*
07/3/29 10:41
青いピースサイン
佐野権太
自由詩
34*
07/3/29 9:46
桜花の下で
アハウ
自由詩
6*
07/3/29 9:38
1980年12月9日生まれの彼女
リヅ
自由詩
5*
07/3/29 8:46
ほほえみ
優飛
自由詩
4*
07/3/29 8:37
病院にて
はじめ
自由詩
1*
07/3/29 5:52
神様が舞い降りた夜
〃
自由詩
3*
07/3/29 5:52
壊れた扉から
〃
自由詩
2*
07/3/29 5:51
人形
霜月 ゆうゆ...
自由詩
5
07/3/29 4:19
春の寂光
沙門
短歌
3
07/3/29 3:31
キラキラ
壺内モモ子
自由詩
5*
07/3/29 3:28
植物愛
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
07/3/29 3:24
夜風吹く
山崎 風雅
自由詩
5
07/3/29 2:39
フォトグラフ
ヒロセ
自由詩
2
07/3/29 2:35
丘を登る歌に急かされて私は喧騒さえ後ろ手にする
藤原有絵
自由詩
4
07/3/29 2:13
やきそば
粉末
自由詩
3
07/3/29 1:28
ドS
蒼依
自由詩
1*
07/3/29 1:02
みにくいアヒルの子
なかがわひろ...
自由詩
0*
07/3/29 0:48
濁りの中で、金魚は跳ねる。
むくげ
携帯写真+...
2
07/3/29 0:38
孫と地球と命の話
mac
自由詩
1*
07/3/29 0:37
抱く
佐山鈴音
自由詩
8*
07/3/29 0:28
5694
5695
5696
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5698
5699
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5720
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5726
5727
5728
5729
5730
5731
5732
5733
5734
加筆訂正:
青炎の花
/
服部 剛
[07/3/29 10:34]
終連書き直しました。
青炎の花
/
服部 剛
[07/3/29 10:28]
一部書き直しました。
石
/
服部 剛
[07/3/29 10:24]
書き直しました
9.16sec.