青空の色を教えて欲しい
熱帯の色を教えて欲しい
と女は言う
なんだかこの世の終わりから2番目のような
質問をしてくるので
わたしは無口になった
海へ行ってサングラスかけて
焼 ...
こぼれた言葉に
君の歪んだ表情
直後の痛みに
何故か安心
歪んだ笑顔は
傷付いた君の
精一杯の強がり
傷付けた僕は
無表 ...
こんなにぼんやりした
漆黒の夕方は
なんだかとても淋しくて
ただの
友達のはずの君に
優しい笑顔で
抱き締められたくなるのです
弟の所有する剃刀は艶かしく
夜毎風呂場で光っている
あなたが好んで着た服と お気に入りの携帯
それに似た 弟の剃刀
赤と銀の大胆で男性的なデザインを持つ
弟の剃刀 ...
覆い隠せないものを
覆い隠すように
白い雲が青い空に
かぶさってら
まるで
神様とのデートを
邪魔してるようさ
僕らはいつまでたっても
天空へは辿り ...
そっと
やさしく置きなさい
そんなに乱暴に
大きな音をたてたら
びっくりするでしょう
{引用=だって
やさしくしようとしたら
すごく腕が疲れるの
すぐ手を放すほうが
楽だから}
...
逢いたくて ただ待ち続ける
{ルビ七夜=ななよ}の月 もうすぐアナタに逢える
たった一夜{ルビ一夜=ひとよ}のため 幾夜を越えて
想い続ける 月と共に
月が欠けても 月が満ちても
アナタ ...
せつない夜は
何して過ごす
ことば遊びの
ことば紡いで
とろとろ落ちる
時間を織ろうか
それとも
赤い月から滴る
ゆらいだ糸で
あの人に裂かれた
心を繕うか
...
今日わたしは
はじめて
自分の声を
発したようである
意味はまだない
欠陥である
血管が
血が流れる管
だとしたら
そこがふさがったら
たいへんである
詩どころか
...
剥き出しの詩が走り出した
語りたい事もわからずに、失踪の予感だけは十分に
彼女の声が届き始めた
わけもわからず泣きたくなる
そんな日はあの鉄塔に昇ろう
名前を探す ...
たくさんの切り取られたハイビスカスを敷いてわたしは眠っているけれども
ハイビスカスの香りがわからないのできっと覚醒しているのでしょう
指先が何をつまんだのか
海の端、その波
泡だっ ...
続きだけの道を歩く 方角は二十七個ある
なだらかな草原の坂 みんな自由になった
緑の夕日を待つだけ 幻燈機に集う少年達
何も見えないままだ 足音が聞こえてくる
大人はいなくなった 一つ ...
「ほんといい人だね」の言葉
何も感じなかった
ただ喜んでいた
今までは
気付いてしまった
永遠にわからなければよかった
こんなに悲しいことはない
...
見慣れた夏が来て
また、あの少年が
車に轢かれて死んだ
死に続ける者も
生き続ける者も
同じグラウンドのうえで
確かな約束を探していた
かつて
連れて行って欲しい
と願った場所は
...
あ
何かが弾けた
あ
何かが消えた
あ
何かが生れた
あ
何かが飛んだ
あ
何かが始まる
あ
何かが終わる
始まりは終わり終 ...
灼熱の時間が過ぎ去り
辺りの温度が急速に奪われてゆく
乾燥した大気
ひび割れ、叫びたがる地盤の上に
降り積もった砂
はためく裂布
朽ちた枝に結ばれて
...
相変わらず愛だの恋だのは人気者で
夏ともなると入道雲や青空が歌いだす
どの番組も同じに見えてしまう
入り込んでしまえば
違いは歴然なのだろうけれど
ほらまた
蝉が時雨と共に夏の奏鳴曲を ...
そこにあった
小さな温かなもの
確かにここに存在した
いつのまにか
幸せを勘違いしていて
私の目はくもりかけていた
世界が発 ...
電話番号占いって知ってる?
って唐突の質問
教えてよっていえば
じゃあここに番号入れてと
携帯を差し出すあなた
結果はどう?って訊いたら
明日運命のひとから電話があります、だって。
...
旅だとか
なんだとか
の前で
ぼくは無性にくすぐったくなる
ここは星がきれいだ
ただ、それだけでよかった
くちにする言葉なんて
くだらないことばかりで
ハンドルを切り損ねた ...
きらきら
水の粒が
きらきら
きらきら
光の粒が
きらきら
きらきら
お互い
そうじゃないと
わかってしまった
だから
きらきらに
閉じ込めて
きらきら
もう何も言わないで
きらきら
見つめて ...
ひろって 交番に
届けてくれた お礼にと
そのひとは せつなく
あまい 夏の思い出の
残り香を わけてくれた
君の夏の中に
向日葵は咲いた
去年よりも太い茎で
大きな花を咲かせて
はっきりとした向日葵は
これからしおれてゆくだろう
けれども君はそれを
悲しんではいけない
それが自然なのだか ...
涼しくなった夜を迎えたら
わたしはもう 必要ないの
暑かったから 一緒にいられたの
強すぎる 日差し
ゆらゆら揺れる 街の熱
冷めない 熱帯夜
何も ...
格子縞の海を
旅してる
あなたの自転車が
さみしい弧を
描いているのだろう
音がする
鉄柵のむこうから
声のようにかすれては
消えゆくものの
西へ向かう空
魂に似た囁きの
...
泣いてるよ
思いっきり
心から泣いてるよ
枯れた花を拾うあの子も
心では泣いてるのかな
心からきれいって思えば
どんなにしおれた花でもきれいなんだって
心から生きる花を
はちは見捨てな ...
瞼の向こうはいつも雨…だから「ひとみ」のナミダ誰にも見えない。
別れ際に用意したナミダは嘘っぽくならなくて少しホンキ。
磨りガラスにナミ ...
涙するほど悩んでる人は
小さな願いをずっと抱えて
生きている。
強がって見せて
全て自分のせいにして
生きている。
キミだけには笑顔をあげたいから。
また、一粒 涙をこぼす
こぼすたびに
わたしの心が汚れてゆく
この涙は
自分のために堕ちてゆき
床をぬらすだけの
水にすぎない
誰かのために
ながした涙は
...
お菓子の家に住みたいと思ったことがある奴はいるか?
そんなカツオが見そうな夢を見たことがある奴は手を挙げろ
おいお前! お前まさか今でもそんな夢見てはいないだろうな?
そんな夢はすぐにアリに食わ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
A.M. 口
ヨルノテガム
自由詩
4
07/8/30 1:57
歪んだ僕
蓮未
自由詩
0
07/8/30 1:34
漆黒の夕方は
愛心
携帯写真+...
8*
07/8/30 1:18
悩ましき剃刀
琴雪はつね
自由詩
2
07/8/30 0:43
■■■ strange summer ■■■
じゃんじゃっ...
自由詩
2
07/8/30 0:25
筋肉
ポッケ
未詩・独白
0+*
07/8/30 0:21
逢月 AITSUKI
度会沙生
自由詩
1
07/8/29 23:56
独り遊び
渡 ひろこ
自由詩
7*
07/8/29 23:56
けっかん
小川 葉
未詩・独白
3
07/8/29 23:51
風になる
木
自由詩
0*
07/8/29 23:47
ハイビスカス・ドリーム/
友里納
自由詩
1
07/8/29 23:25
粗末な笛
月見里司
自由詩
2
07/8/29 23:21
言葉足らず
ユウ
自由詩
0
07/8/29 23:16
甲子園で連れ去って
Tsu-Yo
自由詩
3*
07/8/29 23:15
始まりの終わりの始まり
紫音
自由詩
2*
07/8/29 22:58
昏海の畔
由希
自由詩
0
07/8/29 22:47
葉考
木屋 亞万
未詩・独白
1*
07/8/29 22:06
包まれて
一ノ瀬凛
自由詩
1
07/8/29 22:01
魔法じゃなくて
たりぽん(大...
自由詩
11*
07/8/29 21:51
空気
わら
自由詩
12*
07/8/29 21:40
きらきら
風音
携帯写真+...
5*
07/8/29 21:16
そろもん(遺失物の話)
みつべえ
自由詩
2
07/8/29 20:53
君の夏の中に
ぽえむ君
自由詩
13*
07/8/29 20:09
夏の関係
森下 流華
自由詩
3*
07/8/29 19:36
染まる
小川 葉
自由詩
2
07/8/29 19:02
お花畑にはち
cass
自由詩
1*
07/8/29 18:37
「 瞼の向こうはいつも雨。 」
PULL.
短歌
5*
07/8/29 18:34
ナミダノ行方
來稚
自由詩
2*
07/8/29 18:25
やさしい涙を流したい
池中茉莉花
自由詩
5*
07/8/29 17:53
何が何でもロックンロール
新守山ダダマ
自由詩
1
07/8/29 17:22
5306
5307
5308
5309
5310
5311
5312
5313
5314
5315
5316
5317
5318
5319
5320
5321
5322
5323
5324
5325
5326
5327
5328
5329
5330
5331
5332
5333
5334
5335
5336
5337
5338
5339
5340
5341
5342
5343
5344
5345
5346
加筆訂正:
敗北者のうた
/
松本 卓也
[07/8/30 0:08]
色々変更。
リインカーネーション
/
松本 卓也
[07/8/29 23:08]
最後の部分だけ変えてみる。
やさしい涙を流したい
/
池中茉莉花
[07/8/29 19:01]
タイトルを変更しました。
9.04sec.