明けの瞬間には眩しく開かれていた空を
規律と道徳の名を戴いた機械の翼が切断して
開拓という爆撃を開始する
一昨日や昨日と変わらぬ素晴らしい統率
一糸乱れぬ編隊の航行は白 ...
夜をかさねた底で
かすかに聴こえてくるのは
淡くほどける
ひとしずくの
きらめくゆらぎ
一定のリズムを打つ心拍
冷酷に刻まれる一秒
整然とした規則の中で
とぎすまされた ...
電灯に照らされている僕
雲が月との間を遮る
君と僕を遠ざけるかのように
今日は空が暗い
何故こんなにも遠く感じるのだろう
ついこの間は近く感じられたのに
雲の向こうは輝いているといい
...
優しい言葉も
今では
嘘のようで
その唇から零れる
声は前のような
温もりを
纏っていない
溝を再び埋めたくて
埋めたくて
ねぇ、僕達は
もう戻れないの、
離れて行か ...
今日は綺麗な日
鳥だって飛ぶのを止めて見惚れてしまう
見たこともない何重もの輪が溢れて
君も僕も体が白く包まれていく途中
そんな事だって過去になるけど
明日までの距離はもう ...
キコ キコ キコ
刃物
キコ キコ キコ
刃物は裸にされ
燻し銀の鈍く照り返って
キコ キコ キコ
刃物は研ぎ澄まされている
流しの蛍光灯の
白々しい明るさ
ザク ザ ...
お前たちは人間だ
動物達から突きつけられた言葉が
訊いている
年金問題に揺れ
教育に揺れ
事件に揺れて
私たち人間は今
どこへ行こうとしているのだろうか
たなびく雲の隙間から
海と空が混ざり合い 互いの青を否定する
鳥 が見上げる空は
ここより高く
墜ちる事を考えないからきっと飛んで居られる
私 の見上げる空は
どこまで ...
集めている
草花の歌声を
鳥の時を
空気の鼓動を
水の根を
空の恋を
魚の道のりを
暗やみの夢を
ひたすら
見つけては
集めている
...
最近何をやってもパっとしないので、詩でも書いてみようと思っても浮かばない。
仕方ないので何か散文を書こうとメモ帳を広げても5分ぐらいで飽きて消す。
小説を書こうと意気込んでみてもプロット段階の途中 ...
ハンガーが足りないため
シャツとセーターを7枚着込む
窮屈な身体をもたれ自室の戸を開け
間取りを読み
鏡だけの部屋で鏡が
なぜ
縦にあと3センチ長くないのかを
考える
...
071226
死にたくないなと思っていたら
頃合いなので
これから死にますと言われて
はいそうですかと答えた
(配送ですかとは言えないので) ...
タクシーをつかまえて
光の街を走って行く
対向車のライトも
ぼやけて通り過ぎる
車の
屋根に
窓に
雨粒の落ちる音が
軽はずみに続く
水しぶき跳ね上がる音に
ひとりごとのような
...
銀色の星屑が
流れて消えた夜には
夏の砂漠を支配する怪物が
砂嵐の中、姿を見せる
誰にも言わず
何も言わず
旅人は砂漠へ向かう
...
冬休み野外で遊ぶ子はいない
競い合い広がり見せるイルミネーション
すっかりと忘れていたいクリスマス
君と待ち合わせた路面電車の駅の出口、
電信柱に凭れて煙草を吸っていた。自分のかいたものを読みながら
なんてつまらないんだろうって思いながら。
見上げると乾いた冬の青い空で、水 ...
来春、君と結婚したい男が私にごめん、と言う。
すまない、と繰りかえして言う言葉が頬を滑らかに這う。
ずっと不思議に思っていた。私が、どうして君と繋がり合えなかったのか。
胸を打つ ...
可愛い人がいる。
「一緒に寝ないんですか」七月にそう私が聞いて、並河さんは
「うん 寝ないよ」そう答えて、奥の布団で眠った、夏。
九月、眠っている私の頭を撫でて、並河さんが ...
雲は
空のことが好きなのだ
ある晴れた日
どこからともなく
雲はやってきて
やがて空のすべてを覆いつくし
ひとりじめにした
そして泣いた
泣いて泣いて
涙がかれたら
雲はあ ...
叶わぬ恋と 知りつつも
おさまらぬ
この 想い
さくらの花びらのよう
ゆくあてもなく ただ 空を舞いましょう
美しく ひらひらと
舞い落ちればよいのですが
やがては ...
こんこんと湧き出る泉は
年月を重ねて
太陽の光と 月影を吸い込みながら
その身のうちに波動を蓄える
人里はなれた場所で
人に知られることもなく
自然の息吹を その身のうちに宿し続ける
...
楽しいクリスマスになりましたでしょうか?
ステキな時間を過ごせてましたら幸いです
私が2歳か3歳のときに
父がサンタクロースの格好をして
プレゼントを渡しに来てくれたことがあります
...
不眠不休の、ガソリンスタンド。
給油口にホースを突っ込んだまま、
メーターの数字を眺めているなんて
痛々しいから止めろと、冬の、寒気の
吐く息の、明滅する飛行機の明かりはともかく、
自動販売 ...
なりゆきを知っておいてもらいたくて
君に伝えるよ
不特定多数の君に宛てて
ある程度事が進んでから説明するのはすごく面倒なことで
やっぱり一人か二人か
そのくらいの人数でも良いから逐一情況を知 ...
薄暗い辺りにひとり
寂しさに浸りながら
窓際に体を預けて
想いの途切れた一瞬に
光がまつげを掠めたから
思わず顔をあげたんだ
そこに映る光景は僕を
余すことなく飲み込んで
透明 ...
数字の機械化カラー
うすまるいたまご
星光る夜
あんちょこ どんちょうの隅
かしこまったタクト君
ふられふれれふらら
とけはじめたオイルに
つんとつまれたベイビー
しくじりぎみの ...
片方の手が火に花になり
もう片方の手が眠らず見ていた
寝床は静かだった
寝床は緑だった
熱の羽が取れ脚が取れ
ひたいとまぶたに降りつもり
また羽が生え脚が生え
手のは ...
ぼくがいなくなっても
さみしくないように
きみのまくらもとに
ちいさなかみさまを
おいておくよ
あるばんにだれにも
はなせないことがあったら
ちいさなこえで
ちいさなかみさ ...
ある事柄ついて自分はどう思うか、そして、「こんなことを考えたのだけれど、ほかの人はどう思います?」という感じで進行してもらえればと思っています。
個人的な喧嘩には興味ないので、したいのだったらスレ作 ...
ぼくらの足裏には磁石があって
方位を引きずりながら暮らしている
北とか東とか南とか西とか
ちゃらちゃらと引きずりながら暮らしている
引きずった後にはたくさんの花をこぼしている
それを美しいと ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
青空警報
鎖骨
自由詩
1*
07/12/26 20:10
1/fのゆらぎ
渡 ひろこ
自由詩
24*
07/12/26 20:02
星のない空
優羽
自由詩
6*
07/12/26 18:56
好きって気持ち
AKiHiC...
自由詩
1
07/12/26 18:00
「旧日」
菊尾
自由詩
1*
07/12/26 17:46
ダイニングキッチン
アハウ
自由詩
2
07/12/26 16:08
動物達からのメッセージ
doon
自由詩
0
07/12/26 16:01
いつか見た空
川口 掌
自由詩
3*
07/12/26 15:52
集めている
小原あき
自由詩
20*
07/12/26 15:25
チラシの裏
風見鶏
散文(批評...
0*
07/12/26 11:46
解放されたからだ
佐々木妖精
自由詩
8*
07/12/26 10:57
宅配便
あおば
自由詩
2*
07/12/26 10:39
タクシーをつかまえて
よしおかさく...
自由詩
1*
07/12/26 9:43
銀色の星
ピート
自由詩
1
07/12/26 8:23
冬休み
夏川ゆう
俳句
1
07/12/26 8:16
祝詞、君の
鴫澤初音
未詩・独白
0
07/12/26 1:55
君と時効
〃
未詩・独白
1
07/12/26 1:52
アンラッキー・ファイト
〃
未詩・独白
1
07/12/26 1:52
雲が泣く
小川 葉
自由詩
11
07/12/26 0:39
さくらの花
玲瓏
自由詩
0
07/12/26 0:19
泉
スサノヲ
自由詩
2*
07/12/26 0:08
Merry Christmasでした
北大路京介
自由詩
5*
07/12/26 0:06
[:self
プテラノドン
自由詩
5*
07/12/25 23:48
君に伝える
九谷夏紀
自由詩
1
07/12/25 23:29
サプライズギフト
見崎 光
携帯写真+...
7*
07/12/25 23:25
テ・カラー
砂木
自由詩
6*
07/12/25 23:03
ノート(転輪)
木立 悟
自由詩
1
07/12/25 22:32
ちいさなかみさま
松本 涼
自由詩
11
07/12/25 22:23
【議論】詩ゃべり場【口論】
過去ログ倉庫
07/12/25 22:19
詩人
tonpek...
自由詩
6*
07/12/25 22:11
5166
5167
5168
5169
5170
5171
5172
5173
5174
5175
5176
5177
5178
5179
5180
5181
5182
5183
5184
5185
5186
5187
5188
5189
5190
5191
5192
5193
5194
5195
5196
5197
5198
5199
5200
5201
5202
5203
5204
5205
5206
加筆訂正:
ちいさなかみさま
/
松本 涼
[07/12/26 5:59]
ちょっとなおしました
X'mas
/
しろう
[07/12/25 22:52]
ちこっと推敲。
7.78sec.